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DVD感想―『チーム・バチスタの栄光』

2009年02月10日 | 映画感想

~あらすじ~
海堂尊の同名ベストセラー小説を映画化。
東城大学病院では、高難度のバチスタ手術を専門とする7人体制の"チーム・バチスタ"を結成し、以来26回のオペを全て成功させるという驚異的な記録を打ち出していた。
だが突如として、3例立て続けに術中死が発生してしまう。そして、心療内科医の田口がその内部調査を任される羽目になるのだが…。


~感想~
ファンが怒るのも無理はない。
田口が性別すら変わっているのは、原作どおりにしたらおっさんぞろいになってしまい客が呼べないからしかたないにしても、原作にはないソフトボールやらライブやらに尺を取り、しかもそれがわりと重要な位置を占めているのには苦言をていしたくなるだろう。
だが映画化したら阿部寛がやるんだろうと思っていた白鳥を、本当に阿部寛がやっているのはやはり見ものだし、どう見ても『トリック』の上田教授と同一人物なのはなぜか安心感を覚えてしまう。
また小説で読むよりも映像化されたほうが白鳥というキャラは強烈だと感じた。嵐の館の嵐山さんは白鳥役にはバナナマンの日村がはまり役だと言っていたが本当にそう思う。どうにか実現できないだろうか。
原作至上主義でなければ普通に見られる映画化作品ではあるが、想像を上回ることはない、思ったとおりの映像化にとどまった。
それにしてもココリコの田中はいい役者だなあ。


評価:★★☆ 5

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