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DVD感想―『X‐MEN:ファイナル ディシジョン』

2009年02月20日 | 映画感想

~あらすじ~
シリーズ第3弾にして最終章。
プロフェッサーXの右腕だったジーンの死により、いまだ動揺から立ち直れずにいるX-MEN。そんな中、「ミュータントは病だ」と主張する天才科学者によって、ミュータントの能力を消去し普通の人間にすることのできる新薬が開発される。
ミュータントのまま生きるか、それとも人間になるかという究極の選択に、ミュータント社会は大きく揺れる。


~感想~
つめこみ過ぎの大作。
2時間に押し込むのが無理な物語を強引に100分に押し込んだものだから、ものすごく窮屈な作品に仕上がっている。
敵味方を問わず重要人物たちがばたばたと死んでいく様はまさに最終回。なんにもしていないサイクロップス、もののついでに殺される新キャラたち、やけにブサイクになったなあと思ったらろくにストーリーに絡まないローグ、あっさりやられるマグニートー、ジャガーノートあんまりだよジャガーノート。
2作分はありそうな内容を2時間足らずに縮めたやりすぎ感が、長所であり短所でもあるが、無駄に長い大作映画と比べると、強引にでもまとめたその力はやはり褒めるべきだろう。
シリーズを観てきたファンはもちろん必見。


評価:★★★☆ 7

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