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たびびとの写真帳
*小さな旅の思い出写真集*
旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。
役目を終えた装飾花
2019年06月30日
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写真
日当たりのよい場所で早くから咲いていたこの額紫陽花の内側の花はすべて咲き終わった。
受粉のために昆虫を呼ぶ役目を担っていた装飾花は裏返しになって垂れ下がっている。
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ネムノキ(合歓木)の花
2019年06月28日
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写真
「ネムノキ」(合歓木):マメ科ネムノキ属の落葉高木。日当たりのよい場所に生育する。開花期6月中旬~7月頃。雄シベが長い花は化粧用の刷毛に似ていて甘い香りがする。「オジギソウ」の葉は触るとすぐ閉じるが、ネムノキの葉は触っても閉じず夜にゆっくり閉じる。その様子から木が眠るようだということで「眠りの木」からやがて「ねむの木」へと変わっていった。
千葉市内を流れる都川の岸辺に一本ネムノキがあり、毎年梅雨の季節には散歩にでかけて撮影している。
象潟(きさかた)や 雨に西施が ねぶの花 松尾芭蕉(「奥の細道」の中の一句)
(象潟の景色は美しい。雨に濡れた合歓の花は中国春秋時代の美女西施のようだ。)
*「象潟」(秋田県の景勝地で国の天然記念物・特別名勝に指定されている。)
*花言葉 「やすらぎ」「ときめき」「歓喜」 *7月15日 7月21日の誕生花
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大賀ハスが見頃です。
2019年06月27日
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写真
2019.6.26 午前5:30ごろ撮影
千葉市中央区の千葉公園の大賀ハスが見頃になっている。大賀ハスは午前4時ごろから咲き始め午後には花びらを閉じる。これを三日間繰り返し、四日目には花びらが落ちる。次々とつぼみが大きくふくらみ咲き続ける。明日は熱帯低気圧が発達しながら関東方面に進む予報でざんねんだが、まだまだつぼみはたくさんあるので、これからしばらくは見頃が続くだろう。
早朝に逆光で撮影すると花びらが透き通ってとても美しい。
大きなハスの葉の上でミシシッピアカミミガメの子亀が休んでいた
。
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バッタとのひととき
2019年06月26日
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写真
紫陽花の散策路で雨蛙を探し続けていたがどうしても見つからない。
そういえば今年はまだ雨蛙を一度も見たことがないような気がする。
あきらめようと思った時、すぐ脇の紫陽花にバッタがとまっているのが目に入った。
はじめはじっとカメラ目線だったが・・・
バッタはなんだかてれくさそうに視線をそらして思い切り背伸びして上の花へ移動を始めた。
その後もバッタを追いかけて何度もシャッターを切り続けた。
逃げたりもしないでかなりの時間よくつきあってくれたと思う。
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珍しい花ーII
2019年06月25日
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写真
「マートル」別名「ギンバイカ(銀梅花)」:花の名もまったく聞いたことがなく見るのも初めて、という珍しい花との出会い。自宅から近くいつもの散歩コースになっている「千葉市都市緑化植物園」内の気がつきにくい場所で偶然に見つけた。毎週のように通っているのにどうしてこれまで一度も気付かなかったのだろう。ちょうど開花期にたまたま散歩をしなかった、としか考えられない。
地中海沿岸・西アジア原産で葉は肉料理の臭み消し、酒の香料、またポプリとしても使われるという。葉の用途も珍しい。
小さな丸い蕾がかわいらしく、花は径3cmほどでたくさんの長い雄しべが目立っている。
また一つ、この植物園にカメラ散歩で出かける楽しみが増えたことになる。
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珍しい花ーI
2019年06月24日
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写真
2019.6.23 千葉市都市緑化植物園にて
(*案内掲示)「フェイジョア」別名「パイナップルグァバ」:ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル南部に分布する。
夏に咲く花は深紅の多数の雄しべが目立っている。花弁は外側は真っ白で内側は写真のように赤紫色になっている。
果実は卵状の楕円形で、中味はゼリー状で甘みが強く香りも高い。イチゴとパイナップルを混ぜたような味がする。
芽吹いたばかりの葉、つぼみ、開いてまだ間もない花
ネット検索してみると、ニュージーランドでは50年ほど前から果樹として栽培されて広く愛され、ヨーグルト・アイスクリーム・お茶の原料としてごく普通に利用されているという。外国ではオーストラリア、アメリカ、イスラエルにも伝わっているが、日本では食用としても園芸用としてもまだほとんど普及せず、この花はあまり見かけない珍しい花といえるのではないかと思う。
幸いこの花は毎年この植物園内で見ることができるが、「甘味が強く香りも高い」果実をぜひ一度味わってみたいと思う。
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雨の日の散歩
2019年06月22日
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写真
雨の日の散歩は小さな防水機能つきカメラを持ってでかけることが多い。
滴がいっぱいついている花を見つけて気軽にマクロモードで撮影するのが楽しい。
「ビヨウヤナギ」(未央柳・美容柳):雨がとてもよく似合う花だといつも思う。
長い雄シベには滴がたくさんついていて、何度もシャッターを切りたくなる。
よく似た花「キンシバイ」(金糸梅)は雄シベが短いのですぐに見分けがつく。
「ヤマアジサイ」(山紫陽花)の一種。白い装飾花が先端から徐々に赤く染まっていく。
きれいに二色に咲き分けた「ゲンペイシモツケ」(源平下野)の花がしっとりと雨に濡れていた。
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大賀ハス開花(千葉市)
2019年06月19日
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写真
2019.6.19 午前6時前に撮影(千葉公園にて)
千葉公園の大賀ハスが咲き始めています。今朝の咲き具合はおよそ一分咲きくらいで開花した花の数が数えられる程度ですが、花もつぼみも初々しく朝日を浴びて輝いていました。
「大賀ハス」:1951年(昭和26年)の春、故大賀一郎博士らの調査チームにより千葉市内検見川の東京大学農学部農場内泥炭層地下青泥層から発掘された約2000年前と推定される3粒の古代ハスの種子のうち1粒が翌年7月18日に2000年の眠りから覚めて見事な大輪の花を咲かせ、以来千葉公園内ハス池から国内はもちろん世界各地250ヶ所以上に分植されて広く愛され続けている。
1993年(平成5年)8月5日、千葉市が政令指定都市となったことを記念して「大賀ハス」が「千葉市の花」に指定された。
昨日午後からのにわか雨の湿気が残り、ハスの葉や花びらが朝日を浴びて水滴が光っていた。
毎年恒例の「大賀ハスまつり」開催中です。特にこれから7月中旬ごろまでは多くの人が訪れ賑わうでしょう。
JR千葉駅からは徒歩15分。JR千葉駅前からモノレールを利用し次の「千葉公園駅」で降りればすぐ目の前です。
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思い出の写真「雪 国」
2019年06月18日
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写真
「雪 国」
(
厳冬の五箇山菅沼にて 2017.2.15 撮影) 印画紙A3サイズ
フィルムカメラからデジタル一眼レフカメラに替えたのはほんの十数年前のことだが、今ではもうダンボール箱に詰まっているネガフィルムを取り出すことはまったくない。ネガフィルムをデジタル化する必要もなくなり、昔の写真は時折アルバムを見ることで済んでいる。
一方およそ十年来の大事なデジタルデータは大容量の外付けHDに保存していて、必要に応じてパソコンに呼び出して眺めたり、デジタルアルバムや写真ブログを開いたりしている。趣味の写真仲間で写真展を計画した時などには特に長い時間をかけて数枚の写真を選び出す。やはり滝・渓流、自然風景の写真がいちばん多い。スキーによく出かけたので雪景色写真も多く含まれている。データ処理も実に便利になってきて、十数年前のことを思えばごく普通にパソコンやスマホを使っている今の情況がとても信じられない。今回は毎年恒例の多人数による一人一点の各種作品展用に、一昨年厳冬期の世界文化遺産白川郷・五箇山への旅の思い出写真を一枚選び出して出展することにした。
**この額装写真は「DIC川村記念美術館友の会作品展(2019.6.11~6.16)」ギャラリー内で撮影したものです。
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「ゲンペイシモツケ」の花
2019年06月15日
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写真
2019.6.10 千葉県佐倉市坂戸 DIC川村記念美術館庭園にて
「ゲンペイシモツケ」(=源平シモツケ):バラ科シモツケ属の落葉低木で樹高は80~100cm。花期は5~8月。花の色は白とピンク(赤)が混じっている。「シモツケ」の名は、下野の国(現在の栃木県)で初めて見つけられたことに由来する。「源平シモツケ」とはおもしろい名だが、実ははるか昔の源平合戦での源氏と平氏(平家)のシンボルカラーに由来している。源氏の旗は白、平氏の旗は赤だったが、紅白の花が入り混じっていることからこの種のシモツケが「源平シモツケ」と名づけられたという。
「源平シモツケ」はよく見かける赤一色のシモツケと白一色の「シロバナシモツケ」の交配園芸種で
丈夫で育てやすいことから庭園用にもよく使われている。
一枚目の写真では白い花と赤い花がちょうど半分ずつくらいに咲き分けている。二枚目の写真をよく見ると一輪の花の花びらが白とピンクに咲き分けている。三枚目の写真では白花の中にただ一輪だけピンクの花が咲いている。上から順に見ているとまさに源平合戦を思わせるかのようで、見事な咲き分けに感心する。たくさんの可憐な5弁花はシベが長くつぼみもかわいらしい。
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スイレン池にて
2019年06月14日
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写真
2019.6.10 千葉県佐倉市佐倉城址公園にて
佐倉城址公園内の姥が池はいまスイレンが広い水面いっぱいに咲き揃っている。
アカミミガメ(赤耳亀)の子亀がスイレンの花をじっとみつめているように見えた。
子亀たちは軽いのでよく葉の上に上がり甲羅干しなどして休んでいる。
子亀にはスイレンの花はどんなふうに見えているのだろう?この池には在来種よりもはるかにミシシッピアカミミガメが多い。写真でわかるように耳の位置に赤い筋があるのですぐに判別できる。この池でのアカミミガメの繁殖はよく知られているが、これまでは許容範囲とされ駆逐などの対策はとられていないと聞いたことがある。城址公園を散歩する人たちもここで亀たちを眺めるのを楽しみにしている。
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やさしい色合い
2019年06月13日
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写真
いつの間にか梅雨期に入りアジサイの花も淡いブルーやピンクに色づき始めている。
この頃の色合いがいちばん目にやさしい。
ガクアジサイの花はまだすべてつぼみでも周りの装飾花がほんのすこし色づき始めた。
日当たりのよい場所と日陰では微妙な色合いの変化が見られて楽しい。
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シラサギの子育て
2019年06月12日
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写真
2019.6.9 撮影
シラサギはダイサギ、チュウサギ、コサギの三種類に分けられる。見分け方はとても難しい。何年か前に詳しく調べたことがあったがとても覚えきれない。おおまかにはコサギが体がいちばんこじんまりとしている。チュウサギとダイサギはあまり大きさが違わないこともあるが、ともにコサギよりも一見して体が大きい。特にはっきりと記憶する必要もないが、ボケ予防にあれこれ調べると楽しい。ひとつはっきり覚えているのは、シラサギは一年中くちばしが黒い。ダイサギとチュウサギのくちばしは真夏には黒くなるが冬場前後には黄色くなり見分けが特に面倒になる。
無理して覚えるとすれば、ダイサギはくちばしの目元が緑色っぽくなっているのに対してチュウサギは目元まで黄色になっているところが違う。上下三枚の写真の大きなひな鳥にエサを与えている親鳥を虫眼鏡でよく見ると、どちらも親鳥のくちばしの目元は緑色がかっている。ほぼ間違いなく両方ともダイサギであると思う。
一枚目から三枚目の写真はまったく同じ場所を撮っている。ここには三つの巣が見えて親鳥もひな鳥もすべて黄色いくちばしをしている。おそらくここにいるのはぜんぶダイサギだと思う。
この一番下のほかの場所のシラサギの巣にはまだ卵からかえったばかりのような小さな小さなひな鳥が二羽首を伸ばしている。上の葉の繁みの中から親鳥(母鳥)が細くて黒いくちばしをひな鳥に向かって伸ばしている。体もなんとなく小さそうに見える。コサギには一つおもしろい特徴があって、くちばしも脚も一年中黒いが足の先だけは黄色い。この写真では足の先は隠れて見えないが、おそらくコサギの巣ではないかと思う。
(*上に記したことはかなり古ぼけた頭であれこれ考えてのことなので正確でないこともあるかもしれません。)
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ゴイサギの子育て
2019年06月11日
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写真
2019.6.9 撮影
ゴイサギはシラサギやアオサギとともに同じ場所に集まって巣をかける。このような集団繁殖地は「コロニー」と呼ばれ、ここ千城台野鳥観察園内の「おむすび山」はまさにそのコロニーになっている。写真のようにゴイサギの巣と右端のアオサギの巣はすぐ近くにある。ゴイサギの成鳥は左上に一羽と中ほどの葉の繁みに半分隠れた別の巣の中に頭だけが見えている。
ゴイサギの成鳥は頭と背は目立つ青色で胸から腹にかけては白色になっていて見つけやすい。左上の親鳥には頭に白い「冠毛」が生えているが、これは調べてみると繁殖期だけに見られるという。ゴイサギのひな鳥は親鳥とはまったく違う色合いで、全身が褐色で覆われ小さな白いまだら模様がある。
ゴイサギのひな鳥は昨年までにも何度か観察したことがあるが、すこし大きくなると極めて動きが活発になり、写真のように一羽だけで巣から飛び出して見ていてはらはらするほど極めて大胆に動き回る。アオサギやシラサギのひな鳥はかなり大きくなっても巣の中で大きく羽ばたき練習するくらいで、このように完全に巣から離れて危なっかしく動くのは見たことがない。
この巣の中のアオサギのひな鳥は体はもう親鳥と変わらないほど大きく成長してはいるが、時々羽ばたきすることはあっても親鳥がエサを運んでくるまで巣の中から出ることはない。
すぐ上にゴイサギの巣がある。ずっと見ていても親鳥は動かないので、ここではおそらく親鳥がまだ卵あるいは幼いひな鳥を抱えているのかもしれない。
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アオサギの子育て
2019年06月10日
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写真
2019.6.9 撮影
千葉市若葉区千城台野鳥観察園では、アオサギ、シラサギ、ゴイサギたちの子育てがいま真っ最中。早朝からにぎやかな鳴き声が辺りに響き渡っています。調整池付近の道路からは適度に離れた水辺に「おむすび山」と呼ばれるこんもりとした森があり、数え切れないほどの多くの巣が見られます。多くのひな鳥はもうかなり大きく育っていて、親鳥も背伸びしながらエサを与えています。
今日はまず最初に「アオサギの子育て」記録写真を投稿します。
いくらエサを与えても満足せず鳴き続ける育ち盛りのひな鳥をじっと見守る母鳥
大きくなったひな鳥はもう羽ばたきの練習を始めています。
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