たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*
旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

 「シマサルスベリ 」 の紅葉

2022年11月26日 | 植物・花

 

 千葉市若葉区多部田町 市営霊園 「平和公園」 にて

(11月24日撮影)

 

「シマサルスベリ (島百日紅)」 : ミソハギ科サルスベリ属

落葉高木で樹高は 15m~20m

沖縄、台湾、中国、フィリピンに分布する。

花期は6~8月。白、ピンク、紫色の小花を房状につける。

木の幹は 平滑で、普通の「サルスベリ」 の木肌によく似ている。

 

同属の 「ヤクシマサルスベリ (屋久島百日紅) 」 は

屋久島 と 種子島、奄美大島で見られる 固有変種で花は白花。

 

 

 

 

実はこの樹木を紅葉の時期に見たのはこの日が初めてでした!

枝先には茶色の小さな種子がたくさんついていました。

 

 

 

 

平和公園には墓参や春の見事な桜並木を見に出かけていますが

これからはこの季節にも忘れず散歩に出かけて

きれいな秋空を背景にして

紅葉撮影も楽しみたいと思っています。

 

 

 

また来年の夏にも、「シマサルスベリ」の満開の花を楽しみにして

ぜひ出かけたいと思います!

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錦秋の散歩道

2022年11月21日 | 植物・花

 

2022. 11. 18  千葉市緑区「泉谷公園」にて

 

「メタセコイア」( 「生きた化石」 ): ヒノキ科(スギ科)メタセコイア属

全国各地の公園や並木などで見られる「化石植物(一属一種)」

 樹高は25~30 m、直径は約1.5m。秋には葉が黄褐色に色づく。

   花期は 2~3月で「雌雄同株」。生命力強く病気にかかりにくい。

 

1939年 関西地方で三木茂氏によって第三世紀地層から

「植物遺体」(化石の一種)が発見されて「メタセコイア」と命名され

1941年には 正式に学会で発表された。

 

日本では、 2016年に福島県広野町の中世期白亜紀地層から

 発見された化石が国内最古のメタセコイアの化石とされている。

 

【参考】: 「生きた化石」 とは、太古の地質時代に生きていた

   祖先種の形状を色濃く残している生物を指す。

 

[例」 メタセコイア ・ イチョウ ・ ソテツ ・ ゼニゴケ ・ ウミユリ

 シーラカンス ・ ゴキブリ ・ カブトガニ など。

 

 

 

1950年に三木茂氏が結成 した「メタセコイア保存会」 により

国内の研究機関や自治体の植物園などに配布されて広まり

現在では国内の多くの場所で見られるようになってきた。

 

 

 

錦秋の日差しを浴びる 「メタセコイア」 と 「イロハモミジ」

(日陰では緑色の葉も残っています。)

 

【参考】: 「メタセコイア」 は千葉市中央区「都市緑化植物園」内でも

             多数見られます。まだ落ち葉は少なく、しばらくは見ごろです。

 

 

 

公園内の池でのんびりする [親子亀」 と 「カモ」 を入れて撮影。

 

 

 

竹林前の 「ウワミズザクラ」 の若木の彩りもきれいで一枚。

 

 「ウワミズクラ (上溝桜)」 : (バラ科サクラ属の落葉高木)

    4~5月に白いブラシのような花をたくさん咲かせる。

   同じ「サクラ属」の仲間でも、花の色と形は異なるが

    紅葉は 「上溝桜」 も 「桜」 も色合いがよく似ていて美しい。

 

 

 

 「サザンカ(山茶花)」は五分咲きでもうすぐ見頃です。

 優しい色合いに見とれて縦・横二枚撮影しておきました。

 

 

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深まる秋

2022年11月16日 | 散歩

 

2022. 11. 11  いつもの散歩コースにて

 

10月22日更新記事 *「キタキチョウ」と萩の花* の中で書きましたが

真夏に運転免許を返納したため、それ以来近いところは自転車で

自転車で無理な所はバスや電車を利用して出かけています。

 

今回は千葉市中央区の自宅からバスでJR千葉駅へ向かい

JR千葉駅からJR鎌取駅まで電車を利用し、駅の南口側に広がる

千葉市緑区の自然豊かな公園も多い「おゆみ野」地区散策でした。

早めに色づいた木々の彩りや落ち葉の美しさに眼を奪われ

時々立ち止まってはカメラを構えるのんびり散歩でした。

 

 

 

樹林に囲まれた小さな池の脇道に入ると

対岸のアオサギの姿が目にとまり立ち止まりました。

 

アオサギはじっと水面を見つめて獲物を探しているようでした。

水面には対岸の色づき始めた秋彩が写りこんで美しく

池の中で育ったたくましい 「セイタカアワダチソウ」 も入れて

この位置でそっとカメラを構えて一枚撮影し

アオサギの動きをじっと観察していました。

 

 

 

 

アオサギ が獲物を見つけたのか長い首をぐっと伸ばした瞬間に

シャッターを切った一枚です。

素早く飛び立ち水中の獲物を捕らえてほしい!!

こんな時はだれもがそう期待して待つでしょう。

 

その瞬間をしびれがきれるほど待ち続けたものの・・・

とうとうそのチャンスは訪れずアオサギはいつまでも動きません。

 

やがて散歩中の人や子どもたちが次々に集まってきて騒がしくなり

これ以上待つのは無理で、残念ながら撮影はあきらめました!!

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「皆既月食」観測(2022年11月8日)

2022年11月10日 | 日記

 

≪ 国立天文台提供 *11月8日 「月食中の月の位置」図 ≫ 

(*この図面は「東京の空」となっていますが、千葉市とは

それほど違いはないので参考にさせていただきました。)

 

*以下4枚の月食当日の写真は、上の図のだいたいどの位置で

 (何時頃)撮影したものかが、撮影時刻参照でわかりやすくなります。

 

 

( 17時45分 撮影

 

この一枚目は図面の一番下の18:09分の位置よりも下で

月食の始まりよりもかなり早い17時45分に撮影しました。

 

皆既月食観測 2022/11/8 (千葉市中央区 青葉の森公園にて)

 

以前にも皆既月食は観測したことがありますが

カメラを持って撮影に出かけたのは今回が初めてでした。

いつもの散歩コースになっている青葉の森公園には

多くの人があちこちに集まっていました。

 

撮影に適した「彫刻の広場」上方の高台に上がり

まずは一枚目の東の空をゆっくり上っていくきれいな満月を撮影し

*18:09 から始まる「部分(月)食~皆既月食」撮影に備えました。

 

 

(18時26分「部分(月)食」 撮影)

 

この二枚目の写真は、図面の一番下と二番目の月の間で

撮影したものです。

「部分(月)食の始まりは18:09 から」 の予告どおりに

月の左下の方から地球の影が月に映り始めて

月面は次第に三日月のような形に変化していきます。

 

 

(19時21分 「皆既 (月)食の始まり」 撮影)

 

この三枚目の写真は、上の図面の下から三番目の

「皆既月食の始まり(19時16分)」の約5分後に撮影しました。

 

地球の影が月面に映り始めてから一時間を過ぎると

太陽の光は上部のほんの一部を照らすだけとなり

地球の影が月面のほとんどを覆いました。

この間奇妙なことに次第に月面が赤っぽい色に染まり

このとても不思議な色彩は目に鮮やかに映りました!

 

 

( 19時33分 「皆既(月)食」 撮影)

 

この4枚目の写真は、上の図面の下から4番目の

「(皆既月)食の最大」(19時59分)となっている月の

約26分前に撮影した一枚です。

更に皆既月食はこの後も長く続き、

図面で下から5番目の月を見ると

「皆既月食の終わり」 20:42分となっています。

長い時間、不思議な赤銅色の輝きを眺め続けました。

 

* 442年ぶりの 「皆既月食+惑星食( 天王星 )」 *

( 太陽 - 地球 - 月 - 天王星が一列に!

 

(*  442年前は 「皆既月食+惑星食 (土星)」 *)

( 太陽 - 地球 - 月 - 土星が 一列に! )

 

この四枚目の写真で、月の左下にとても小さな白い星☆が見えます!

(*この星が 「天王星」 ではないかと思われます。)

 

20 時41分頃には月の左下に隠れ(*図面下から5枚目の直前)

21時22分頃月の右側に現れる。(*図面下から6枚目の数分後)

 

残念ながらその瞬間を撮影することはできませんでした。

(* 次にこの現象が見られるのは322年後! )

 

きっと日本全国いたるところで大きな歓声が上がり

シャッターを切り続ける音が響いたことでしょう。

 

それにしてもこの日は雲ひとつない好天気に恵まれ

久しぶりに夢中で長時間撮影を続けることができました。

とても楽しく心休まるひとときでした。

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