たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*
旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

カメラ散歩・・・この白い実は?

2021年11月25日 | 写真



「ナンキンハゼ」:トウダイグサ科シラキ属の落葉高木
原産地は中国・東南アジアで樹高は約15m

秋の紅葉が美しく、街路・公園樹に多用されている。
夏に咲く黄花は枝先に穂状で上に伸び先が垂れ下がる。

花後の実は秋に熟し白い蝋に包まれていて愛らしい!

                                                           (11月23日 撮影)







 めずらしく「誕生花」にはなっていない。

「花ことば」:「真心」「心が通じる」







いつもの散歩道の両脇に数株が並んでいる。
紅葉はもう終わりに近く落ち葉が目立っていた。

見上げると白い実がとても可憐で
動き回りながら何度もシャッターを切り続けた。







紅葉がすっかり散ってしまった木を見上げると
鳩が夢中で白い実をついばんでいた。






「サザンカ」も満開を過ぎ三色の花びらの絨毯も美しい。







「コムラサキ(小紫)」

「クマツヅラ」科「ムラサキシキブ」属の落葉低木で
 木の高さは2mほど。紫色の実も黄葉も美しい。
「ムラサキシキブ」より木も実も小さいので
この名がつけられたという。

 「ムラサキシキブ」と比べると、小さな実が愛らしく
  店では「コムラサキ」のほうが人気が高いといわれる。
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植物園の大木

2021年11月20日 | 植物


 (千葉市都市緑化植物園にて 11月18日撮影)

「モミジバスズカケノキ」:スズカケノキ科スズカケノキ属の落葉高木
 樹高は10~30mで一般には「プラタナス」と呼ばれる樹木の一種。

中近東原産の「スズカケノキ」と北米原産の「アメリカスズカケノキ」の
交配種とされる。雌雄同株で大きな葉は掌状に3~5裂している。
果実は直径3~4cmの球状となり枝先にぶら下がる。

日本で公園や街路樹でよく見かける「プラタナス」はほとんどが
 この「モミジバスズカケノキ」で、「アメリカスズカケノキ」は少ない。







「モミジバスズカケノキ」の別名は「カエデバスズカケノキ」で
「プラタナス」という名は 「スズカケノキ」属の総称といえる。







晩秋の落葉の頃には北風が強くなり、近くの公園から
大きな落ち葉が自宅周辺にもよく飛ばされてくる。






いつもの散歩コースのこの植物園には「ユーカリ」の巨木がある。
「ユーカリ」はフトモモ科ユーカリ属の樹木の総称で
常緑高木の種が多く、500種以上もの種類がある。

「ユーカリ」はオーストラリア原産で森の木の3/4を占めるといわれる。
世界各地に移植栽培されている。成長がとても早いのが特徴で
材木として使われることが多い。樹高は最高30mに達する。







「ユーカリ」といえばすぐにコアラを思い浮かべる。
その葉はコアラの大好物としてよく知られている。

葉から採れる精油は薬用などにも広く使われている。

またオーストラリアでは自然発火による森林火災が多いが
 油分を含むユーカリがその一因になっているといわれる。

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「生きている化石・メタセコイア」

2021年11月13日 | 散歩




黄葉が進み始めた千葉市泉谷公園のメタセコイア


「メタセコイア」:中世代白亜紀以降北半球に分布していた
  スギ科ヒノキ属の落葉高木で、樹高は35m、径3mに達する。
樹形は円錐形で高くそびえ美しい。

「生きている化石」とは、「地質時代」に全盛期で
  現在はその末裔が細々と生き残っている動植物の総称。
「遺存種」  「レリック」  「レリクト」  とも呼ばれる。

魚類の「シーラカンス」、頭足類の「オウムガイ」
植物では「イチョウ(銀杏)」がその代表例。

「メタセコイア」の日本渡来は1948年(昭和23年)で
ハーバード大学の植物学者から送られた種子が
 1949年に発芽したのが初めてであるといわれている。












 現在では国内各地の公園や植物園などでよく見られる。

千葉市内では「千葉市都市緑化植物園」をはじめ
 緑区「泉谷公園」などの散歩コースでも見られる。

正確に数えてはいないが緑区の泉谷公園内では
相当数のメタセコイアの大木が緑から黄色へと
色づき始めていた。







関東地方の「紅葉便り」では、南部以外は
もう見頃から見納めの時期になっている。

千葉県(房総)ではこれからが紅葉の季節になる。

公園内はまだ緑が多いが、池の中のススキと紅葉が
 とてもきれいで、しばらく写真を撮り続けた。

                                                        ( 11月12日 撮影 )
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深秋の庭園散歩 11/2

2021年11月03日 | 千葉県



DIC川村記念美術館庭園散歩(千葉県佐倉市坂戸)

一昨年秋の台風で大きな被害を受けて以来
全面的な整備が続けられてきた庭園も
いまはすっかりきれいになって
休日などは駐車場はほぼ満車になっています。

昨日久しぶりにでかけて園内を散策しました。
紅葉・黄葉が予想以上に進んでいて
久々に十分秋景色を楽しむことができました。

*庭園奥の大賀ハス池畔の大木の黄葉が美しく
 左端には「ジュウガツザクラ」(十月桜)が咲いています。






深秋を実感させてくれた「ガマズミ」の実と紅葉






園内多くの場所に見られる「ツワブキ」の花

 林道沿いには見事な群生が見られる。葉は常緑。

 *花ことば:「謙譲」「困難に負けない」







秋色に染まった「アメリカハナミズキ」の実と紅葉






「ジュウガツザクラ(十月桜))」

十月ごろから年を越えて春まで咲き続ける可憐な桜
(「冬桜」とも呼ばれる。)






「リンドウ(竜胆)」

散策道や林道沿いのいたるところに咲いています。







木漏れ日の散策道






最後にもう一度、奥の大賀ハス池畔に戻り

見事な黄葉の秋景色をゆっくり楽しみました。

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