たびびとの写真帳

*小さな旅の思い出写真集*
旅先・散歩中の心に残る写真が中心です。
旅の思い出・滝・風景・花の写真など。

可憐な野草との出会い

2022年05月19日 | 植物・花

 

「スイカズラ」 の花

2022/5/18  (千葉県立青葉の森公園にて)

 

「スイカズラ」: 別名「金銀花」 

スイカズラ科の常緑つる植物で、日本、中国、朝鮮半島、台湾などに分布

はじめは白い花が次第に黄色に変色し、白花と黄花が混じって咲く。

甘い蜜を出し、よい香りを発散することから

花の周りにはいつも多くの昆虫が集まる。

 

*「スイカズラ」 という植物名は知ってはいても花は見たことがなくて

実際に自分の眼で見たのはこれが初めてでした!

近寄ってじっと見つめるとなんとも言えないよい香りがして

二色の花の色あいがとてもきれいに目に映ります。

 

公園内の散歩道の脇にたくさん咲いています。

毎年この時期にはこの花を見にでかけたいと思っています。

 

 

 

 

 

「幸せの黄色いクローバー」 と 「コマツヨイグサ(小待宵草)」

 

*「幸せの黄色いクローバー」 とは

マメ科シャジクソウ属の一年草で草丈は10~30cmほど(欧州原産)

 

「幸せの黄色いクローバー」:別名「トリフォリウム」「カンペストレ」

葉は良く見ると普通のクローバーと同じ形

可憐な黄色い花は径1cm足らずで黄色いじゅうたんのよう!

手間いらずの「グラウンドカバー」として重宝されているという。

花期は 4月~10月 (写真上下2枚)

 

 

 

 

 

「コマツヨイグサ(小待宵草)」:北米原産。日本では本州~琉球列島に分布

アカバナ科コマツヨイグサ属の多年草

 

普通の「待宵草」と比べるととても小さな可憐な姿で

花の大きさは径わずか 1~1.5cm ほど。

黄色の花は二枚目の写真で見るようにしおれると黄赤色に変色する。

花期は 4~7月

 

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朝の雨に濡れる「黄菖蒲」

2022年05月14日 | 植物・花

 

 

「キショウブ」(黄菖蒲)  (2022/5/13 「青葉の森」公園にて)

 

 

アヤメ科アイリス属の多年草で、ギリシャ語 Iris は 「虹」 の意味

開花期は 5月上旬から下旬頃まで

池畔や湿地に成育し、花色は黄色

葉は細長く縦に筋がある。別名「イエローアイリス」

西アジア、ヨーロッパ原産で日本には明治時代に渡来

 

5/22早朝、青葉の森公園内「青葉ヶ池」畔にさしかかると

池に流れ込む渓流で湿地となっている「渓流園」には

たくさんの「黄菖蒲」の花が咲き揃っていました。

 

雨滴の重さでうなだれる新緑の枝葉越しに

群生地のきれいな黄色の花がひときわ眼に鮮やかで

 ゆっくり時間をかけて撮影を楽しむことができました。

 

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「青葉の森」早朝散歩ーIII

2022年05月12日 | 散歩

 

「トベラ」 の花   2022年5月11日 撮影 

 

千葉市中央区「県立青葉の森公園」早朝カメラ散歩の続編です。

「なんじゃもんじゃ」の純白の花もすっかり散って新緑となり

早春の花は菜の花以外はほとんど目に入らなくなってきました。

 

 道脇には 「トベラ」 の白い花が咲き始めています。

この花木は葉が 「シャクナゲ」 の葉に似ているため

シャクナゲ」 の一種かと思い込んでいました。

 

*「トベラ」 : トベラ科 トベラ属の常緑低木で高さは3m前後

花期は5月中旬~6月上旬頃で海岸近くに生育する。

花は良い香りがする。

 

 

 

「行列」  三木俊治 (上下2枚)

 

広大な青葉の森公園西口に広がる「彫刻の広場」では

多くの彫刻作品が眼を楽しませてくれます。

 

 

 

 

今回は一つ一つの作品をゆっくり観賞しながら散策しました。

前の記事にいくつかの彫刻作品を載せていますが

そのほかにもたくさんの作品を楽しむことができます。

 

 

 

「葉かげ」  長谷川 昴

 

背景には千葉市街中心部のビルも見えています。

 

 

 

「天女の舞」  北村 西望

 

 

 

「時の流れ・人の歩み」  酒井 良

 

 

 

「森の詩」  大須賀 力

 

 

 

「三つの時代」  小寺真知子

 

 

 

「香 風」  六崎 敏光

 

 

 

「家族の肖像」  鈴木 実

 

 

 

「夏の風」  淀井 敏夫

 

 

 

「とこしえに」  神野 義衛

 

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「青葉の森」早朝散歩-II

2022年05月07日 | 散歩

 

「オオデマリ」 (大手毬)の花

 

レンプクソウ科ガマズミ属の落葉低木

開花期:5月上旬~6月中旬で樹高は3~4m

見頃をすこし過ぎて花びらも散り始めています。

 

 

 

「シラーべルビアナ」(又はシラーペルビアナ)

 

南欧原産のキジカクシ科オオツルボ属の秋植え球根草

 開花期は4~5月。 花の色は青紫と白。

 

 

 

 

「ツルニチニチソウ」(蔓日々草)

 

散歩中の道脇でよく見かけるさわやかな印象の青い花

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の多年草

 

 

 

 

 

広々とした公園西口には大きな花壇がいくつも並んでいます。

「ケシ」の花や「ネモフィラ」の色彩が目に鮮やかに映ります。

ベンチの右奥には彫刻作品が見えます。

 

 

 

「絆」   古川武彦

 

西口正面に広がる「彫刻の広場」には

著名作家による作品が多数展示されています。

 

 

 

 

「元気で」   梅原正夫

 

 

 

「ハンカチノキ」 ミズキ科ハンカチノキ属の落葉高木

中国南西部原産

白いハンカチのように見えるのは「花びら」ではなく「苞」

園内北口の中央博物館前を過ぎてすこし行くと

一株だけハンカチノキが立っています。

 

毎年五月連休の頃に楽しませてくれていた 「ハンカチノキ」

とても残念なことに、数年前の台風直撃によって

多くの枝が折れて枯れてしまう被害を受けました。

 

以前は無数の白い「ハンカチ」が風に揺れていましたが

今でもなかなか回復せず

わずかにほんの数枚しか見る事ができません。

 

 

 

そのほんのわずかな「白いハンカチ」の一枚が

根元に散っていて目に留まり

しゃがみこんで慎重に撮影した一枚です。

 

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「青葉の森」 早朝散歩

2022年05月04日 | 植物・花

 

2022年5月4日 千葉県立青葉の森公園にて

 

さわやかな快晴の朝、いつもの散歩コースにでかけました。

県立中央博物館脇の満開のツツジとクスノキの新緑が眼に鮮やかで

ここで最初にシャッターを切りました。(上下2枚)

 

 

 

 

 

 

 

少し奥へ進み池の周りを一周

風は止み水面にはきれいに新緑が映りこんで

背伸びしながら一枚撮影しました。

 

 

 

 

水中の朽木に亀が這い上がり甲羅干ししています。

 

 

 

更に進んでいくと、薄紫の房花が眼に入り

案内ボードを読んでみると・・・

この花の名は「御柳(ギョリュウ)」

ギョリュウ科ギョリュウ属の落葉小高木で中国原産

 

 

 

 

楊貴妃にも愛された花だと記されています。

日本各地でも見られるということです。

 

 

 

 

更に奥の「わんぱく広場」と名づけられた芝生広場には

子どもたち向けの遊園施設があります。

この広場の彼方に純白の花が咲き揃った木々が見えます。

 

この花木の名は「ヒトツバタゴ」「なんじゃもんじゃの木」

この場所には、数えてみると10株ほどありました。

 

実は以前ここからかなり離れた位置にありましたが

  最近になってこの場所に移植されたということです。

 

 

 

 

花びらは細長く房状になっていて

透き通るようなきれいな白さで目に鮮やか

立ち止まってずっと見つめていたくなるほどです。

 

気温が上がってきたためか満開をわずかに過ぎて

花びらがすこしだけ茶色に変色し始めています。

 

移植されて位置は変わっても、これからも毎年

この時期にこの花を見つめることになるでしょう。

 

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