今日5月16日は、元禄2年3月27日(新暦1689年5月16日)
松尾芭蕉が『奥の細道』の旅へ旅立った日に因んで
日本旅のペンクラブが1988年に制定した『旅の日』だそうです。
慌ただしい現代生活の中で「旅の心」を大切にし
「旅のあり方」を考え直そうという趣旨で制定されたようです。
『奥の細道』は、45歳の松尾芭蕉が門人の河合曽良を伴って
約150日かけて奥州・北陸道(600里-2400km)を巡った紀行文で
有名な「月日は百代の過客にして、行き交ふ年も また旅人なり」から始まり
多数の俳句が詠み込まれている、日本古典文学の傑作と言われています。
ここ数年はコロナ禍で旅行ブームは下火でしたが
今年は年初から日本中いたるところに観光客が殺到して
いろいろ問題になっているようで‥
≪旅は道連れ、世は情け≫とか‥和やかに参りましょう。