著者は主に遺伝学の立場からイネの起源を研究している人。アジア各地のイネや稲作景観をどういう視点で見ているのだろうか。
ブータンでは一つの田で早生から晩生までいろいろなイネが栽培され、稲刈りは熟したイネから順番に1か月もかけてやっていた。
シッキムの棚田を見ていると日本にいるような錯覚を覚える。段々の棚田、よく似た顔つき、常緑照葉樹、畦に植えられた豆。
イネにはモチ米とうるち米がある。タイ . . . 本文を読む
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