野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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ちょっと大きな啄木鳥・・・(森の人気のキツツキ)

2024-05-08 12:03:05 | 野鳥写真

高原の大型のキツツキ・・・(留鳥)

オオアカゲラの画像・・・(高原)

オオアカゲラの画像・・・(山間部の林の中)

亜種オーストンオオアカゲラの画像・・・(おまけ⓵)※奄美自然観察の森 国の天然記念物

亜種エゾオオアカゲラの画像・・・(おまけ②)※春国岱原生野鳥公園 北海道種

 日本には、4亜種(エゾオオアカゲラ、オオアカゲラ、ナミエオオアカゲラ〈本州近畿や中部地方で生息〉、オーストンオオアカゲラ)が 留鳥として周年生息する。

 開発による生息地の破壊などにより生息数が減少しているが、日本では亜種オーストンオオアカゲラが1971年に国の天然記念物として奄美大島群島に生息しているため、1993年に種の保存法の施行により国内希少野生動植物種に指定されている。 

 全長28cm (25-30cm)、翼開長49cm。和名はアカゲラよりも大型であることに由来する。上面は黒い羽毛で覆われ、白い横縞状になる。体側面には黒い縦縞が入る。腹部や尾羽基部の下面(下尾筒)はやや赤味がかかる。虹彩は暗赤色。嘴はやや長い(嘴峰長3.7-4.3cm)。嘴や足の色彩は暗灰色。

 雄の成鳥は頭頂が赤い羽毛で覆われるが、雌の成鳥は頭頂が黒い羽毛で覆われる。※幼鳥は頭頂が暗赤色の羽毛で覆われる。

 枯木の多い落葉広葉樹林や針葉樹林、針広混合林に生息する。群れは形成せず、単独やペアで生活する。繁殖期には縄張りを形成する。

 食性は雑食で、昆虫甲虫類の幼虫)、節足動物、陸棲の貝類、果実、種子などを食べる。樹上で採食を行うが、冬季になると地表で採食を行うこともある。※繁殖には主に昆虫を食べ、雛にも栄養価の高い昆虫を与える。※冬季になると主に果実や種子を食べる。

 アカゲラよりも一回り大きく、何となくドラミングの音も大きく聞こえてくると思われるが、海抜1000m位の山地の林等に生息しており、滅多に平地に降りて来ることはないが、繁殖期には周囲の小高い丘陵などの林でも観察できることがある。※アカゲラと比べると希少性が高いため、キツツキの中では野鳥CMなどに人気が高く、夏場の高原などでは人気の大型のキツツキです。

 亜種オーストンオオアカゲラは腹部や尾羽基部の下面の部分が黒っぽく、他の野鳥にも言えることだが、南の島の野鳥達は全般に個体の色が濃くなるのが特徴です。※載せている画像を比べて貰うと、分かり易いと思います。

 亜種エゾオオアカゲラは腹部や尾羽基部の下面の部分が白っぽく、個体全体も白っぽいのが特徴と言えるが、他の野鳥にもそんな傾向がみられる。※載せている画像を比べて貰うと、分かり易いと思います。

 これから夏鳥や留鳥達の子育てシーンと雛達の巣立ちシーンが撮れる時期になりますので、長野県や新潟県などの高原の林の中では面白い画像が撮影できると思われます。※一年に一度の野鳥達の子育てや巣立ちシーンは思い掛けない貴重な野鳥写真になると思います。

 オオアカゲラもわざわざ遠征や遠出をしなくても奥多摩周辺でも生息しているので、撮れる可能性があると思われるが、全く人目に触れない自然界に生息している野鳥達は警戒心が強く、高原の木道などから撮影できる個体とは多少の違いはあるかも知れません。※人気の長野や新潟県の撮影スポットでは一日中人が木道の上を往来して居たりするため、警戒心も多少は薄れているように思われる。


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