20240330田嶋酒造の直売所で購入。
女将さんが細かく説明してくれる。
この蔵は伝統的に山廃で醸造しているという。
(因みに石川の山廃とはイメージが違うらしい。というか、石川の山廃が個性的だという。)
伝統的な酒と、若い杜氏が新たな試みで造る酒と、2つのラインナップ。
フクロウをラベルにしている。山廃は基本だが、純米吟醸はこの「徳」となる。
注ぐ
やや茶色かかった透明。
香りは、フルーティーであるとか吟醸的なものは弱い。むしろ 一瞬くさみもある。
さてどうだろうか?
飲む。
悪くない。
飲み口に一瞬木桶、といってもウィスキー樽のような甘い木の風味を感じる。
これはこれでうまい。
純米吟醸だが、華やかフルーティーではなく、
木桶風味の、落ち着いた感じ。
熟成感もあるのだろうか?
今は2024年だが、2022年醸造のようだ。
石川の酒のように濃醇さはない。だからスッキリしている。ただ新潟や富山の酒のようにスッキリしすぎていないのである程度の濃さはある。
米らしい風味がベースにある。そこに酸味や吟醸香が付加した感じ。