ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

サントリープレミアム・モルツ初仕込 ダイヤモンド麦芽

2021-01-24 18:51:13 | ビール

知らない間に発売していた。プレモルの、初仕込で、さらにダイヤモンド麦芽を使用しているということだろう。

解説をみると、ザ・プレミアム・モルツにかかせない希少なダイヤモンド麦芽を空輸し、一部加えて仕込んだ特別なプレモルとある。

細かい突っ込みをすると、プレモルに欠かせないダイヤモンド麦芽ということは、プレモルには常に使用されているということだろう。それなのに、わざわざ空輸してしかも一部だけ使用したと、特別感を出している。通常のプレモルには結局のところダイヤモンド麦芽は使っていたのか使ってなかったのか?

ともかく、

香りも色もノーマルプレモルと変わらない感じ。

ノーマルと比べ後味の渋味度合いがやや強いか。

ノーマルのまろやかより、やや個性が際立つ。硬質感というのか、渋味、苦味が際立つプレモルのまろやかさを、全方位エッジを立てた感じか。


獅子の里純米吟醸酒未来

2021-01-23 18:18:21 | 日本酒

金沢の田鶴酒店で購入。因みにこの店では福井の黒龍も豊富に扱っている。

酒未来とは銘柄かとおもったら、酒米の品種らしい。父系:美山錦、母系:玉苗(山田錦×金紋錦)

香りはちょっと濃いめの米の香り。

飲む。微発泡。

フルーティーとまではいかないし、吟醸香というまでもいかないが、そう感じさせる。

米の風味が主体か。重みがありやや濃厚ではあるが、日本酒っぽさがないから飲みやすい。

米っぽいと言う点ではある種の香川の酒系、高知の酒系かもしれないが、重いながらもスッキリとしている。

後味がいいではないか。後半から主張し出して余韻までがさっぱりとした味。

濃いだけに、食事に負けないだろう。

石川県らしくブリの刺身と合わせる。ブリは油の風味が強いが、それに負けない。特に後味はしっかりと酒の風味を残せる。

バローでのどぐろの刺身が売っていた。のどぐろの刺身は白身っぽく見えるが身はしっかりしていて鯛ほどではないが歯応えがある。それでいて油がしっかりとある。水っぽくはない。そして(たまたまこの刺身だけかもしれないが)魚っぽいワイルドな風味。それと合わせると、それでも負けない。そしてやはり余韻がいい。

20210129追記。

遊穂と比べると、遊穂が淡麗で苦味が強い印象。つまり、獅子の里は濃い目、重めで、苦味はない。愛媛の石鎚あたりの酒に近いのだろうかと思う。石川の酒では、今のところこれがベストか。

20210201追記。

食事とのマッチングだが、キャベツの昆布あえと、これがマッチする。発見だ。お互い邪魔をせず、そもそもペアであるべきかのように感じる。酒の風味邪魔せず、キャベツ昆布の味も邪魔せず。しかし、それぞれの味が目立つわけではなく。両者会わせた味。これほどマッチするものはない。酒が濃い目なので酒が勝ちそうに思いきや、苦味の少ないので酒の方は主張せず、料理とマッチするのか。特に昆布の旨味がマッチさせ相加作用となったのか。


麦彩ホワイト

2021-01-23 17:40:17 | ビール以外

オレンジオイルとコリアンダーが醸し出すフルーティーな味わい。

ということで期待できる。

注ぐと濁っている。

香りは柑橘系の香り。

飲むとそこまでフルーティーという感じではなさそうだ。いや、食事と合わせず単独でなら感じさせるかもしれない。

おそらくエグ味的な風味がベースにあり、周辺に柑橘系の風味が付いている。後味は柑橘の風味が余韻となる。

エグ味と書いたが、悪い意味ではなく、これが丁度全体のバランスを整えていると言える。

麦彩のシリーズではこれが一番だろう。


麦彩

2021-01-22 21:20:17 | ビール以外

「むぎいろ」と読む。

スーパーマーケットのバローのプライベート商品だ。

ベルギー産ファインモルト100%使用とあるがリキュール(発泡性) だ。

原産国は意外にもベトナム。岐阜県の中部流通が輸入している。

ノーマルのビールよりほんのわずかだけ濃い感じがする。

香りはホップのキュッと感があるが 

フルーティーさも感じる。

飲む。もう酔っているから判別しがたいが 

倉庫の味だ。

フィンガーシュガー風味。ウェットな甘味。

ある瞬間には異国情緒感を感じられそうだ。