CGCとサントリーの共同開発のビールだ。
北陸で言うとアルビスで買える。
外国産、国産を含めて４種類の麦芽を使用しているとの事。
CGCプライベートブランドと言うと過去にはジェントというシリーズがある。
風味はモルツやプレモルをイメージする華やかな風味。
ただ、グルタミン感が少し感じられる。
雑味や角はなく、スルッとした食感なので、やはりプレモルに近い系統に思える。
アルプラザ金沢で購入。
濃い目の琥珀。純露の濃い方の色。
香りは地ビールっぽい。
飲む。ウェッティーで、アサヒのビールに近いリンゴ感のある熟した風味を予感させる。
濃い。絵の具的な濃さ。
飲むほどに鉄っぽい味が出てきて、うまいビールのようだ。
どんたくアスティで購入。
製造は石川でお馴染みの、わくわく手づくりファーム川北。
ラベルのデザインは、昭和の3D的。ワイヤーフレーム的であるし、ピカソ的でもある。
遂にここまで来たかという感想。
注ぐ。明るい黄色の缶の色調と裏腹に濃い茶色。
なぜなら焙煎モルト香るブラウンエールだからだ。
最近のブルワーは、ちょっと工夫して造ったビールに色々蘊蓄をコメントして売っている。石川でもあったのだ。
香りはカラメルの甘味のある香り。
飲むと、懸念していた、焦げ臭さはほぼない。
というか、苦味のある焦げはないが、ある程度の焦げっぽい風味がある。苦味ではなく。
焙煎由来の高音の香りがある。
飲み進めると、後味にほどよいカラメル+苦味が(つまり、やや弱い)感じられる。
ラベルをよく見ると、「バベる！自力でビルを建てる男」の著者で、東京・三田で「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」をつくる建築家・岡啓輔さんとのコラボビールとのこと。
アルプラザ金沢で購入。
新製品のようだ。イオンのトップバリューブランド的なものだろう。
ジャンル的にはビール。
製造は海外だ。海外というと韓国辺りだろうと思いきや、オランダである。
しかしオランダとビールのイメージは安易に結びつかない。
キャッチフレーズは「飲みやすいピルスナータイプ」」とのこと。
注ぐと、
色合いは薄い琥珀に見える。しかし、一般的なピルスナーと変わらない。
香りは生臭さがある。タンパク質の風味。しかしある意味クラフト感のある風味。
ホップの風味はほぼ無い。
飲む。
ややヨーロッパの風味が感じられる。←チビチビ飲むと、だ。
グッと飲むと豆腐的な風味。
これは、多分、タンパク質を主体とした、味、風味なのかもしれない。
オランダではこんな味が好まれるのだろうか。
まわりまわって日本風、いや日本のビールでなく、和食の風味にたどり着くのか。
もう少し冷やすと味わいが替わるかもしれないし、
ちょっと応援しないと終売してしまうかもしれない。
まずくはない。
オランダ産と言いながら、豆腐などの和食にマッチする今までにないビール。
一番搾りのフレッシュさは弱く、まろやか。
濃くて、雑味はない。
酸味もない。
一番搾りより落ち着いている。
熟成した感じ。
