ビールを飲むぞ

酒の感想ばかり

城端ビール「輝ウィート7」

2021-04-25 18:35:46 | ビール

濃いめの琥珀色で濁り。

香りは、ホップらしい柑橘系の風味。時間が立つほど渋みも濃くなる印象。

飲む。飲み口は薬っぽくラムネっぽいホップの柑橘の風味。ただし嫌な味ではない。

途中はやはりIPAらしくホップの柑橘が立ち上がる。その柑橘は結構苦味を感じる。しかし醤油っぽいと言うまでは行かず、グレープフルーツ寄りだ。つまり柑橘系を維持している。

これもIPAなのだ。

はかまエールは焙煎風の風味があったがこちらはない。こちらは柑橘でしかもグレープフルーツ的な苦味が印象的。


城端ビール「はかまエール」

2021-04-25 16:43:34 | ビール

城端ビールは富山にある。南砺市城端町の町おこしで創業とのこと。

直売していないかと思ってナビにセットして向かったが、看板はあるもののどう見ても販売している様子ではない。ネットで調べると、2010年に移転してオープンしていることがわかった。行ってみると、パブが併設された店だった。パブがメインで販売が併設?いかにも製造所の中にあると言う雰囲気で気軽さがあっていい。夫婦でカウンターに立つ。

2011年のビアフェスで、記憶にあるのは、(その時点ですでに開業10年たっていたようだが)鈑金屋の息子さんが工場の横でビールを作ることになった。といった話。確かに移転後の今の製造所の向かいには、城端板金の看板が見える。マスターの顔もなんとなく覚えがある。隣りにいた女性は奥さんだろうか?当時はいたのかわからないが。色々と懐かしくなる。青いビールがあったように記憶しているが思い違いかもしれない。

このはかまエールは創業時からの定番商品とのこと。

IPAタイプとなる。

注ぐ。かなり濃い目の茶色。濁りもある。

クラフトビールらしい香り。香ばしい焦げが薄くあり、酸味のある香り。

飲む。香りの通り、クラフトビールらしい味。

ホップの風味がよく感じられる。渋みもある。

渋みの塊があって、それがほどかれていくかのようなワクワク感がある。

濃いめのためか、ホップが刺激的なためか、この濃い目の味付けの鶏軟骨の唐揚げに合う。黒ラベルだと相性が合わず、唐揚げの良さが出ないのだ。

20220910追記。

金沢のどんたく西南部店で購入。

今回は缶タイプ。

HPを見ると瓶はなく缶ばかりだったので、缶に全部包装変更したのかもしれない。

味は恐らく瓶と変わらない。

注ぐと酵母が目に見えて浮いていて濁りタイプ。

味はホップの柑橘風味が強く感じられる。


竹葉純米吟醸

2021-04-21 20:09:21 | 日本酒

石川の宇出津の酒蔵の酒だ。宇出津は石川県でも能登半島の七尾の海を挟んで北側、穴水と珠洲の間にある町だ。詳しくは石川県鳳珠郡能登町宇出津ヘ-36となる。

加賀地方の方が、天狗舞や手取川といった全国的に有名な酒蔵があるが、能登地方は宗玄などあるが、あまり知名度のあるものが少ない。この数馬酒造は竹葉が主要銘柄で、同じ石川県の金沢市の酒屋でも見かけることがない。今回は直売所で購入。ゆっくり見たかったが、せっかちな店員さんだったので、純米吟醸をリクエストしてあっという間に買い上げた。

ホームページを見ると社長は若い人で、酒も保守的なものでなく、現代的な印象だ。ちょっと期待して飲んでみる。

色はやや琥珀かかった無色透明に近い。

香りは、これはいい。学生の頃純米大吟醸を初めて飲んだときのような吟醸香。具体的には少し酸味のある、甘い果実臭。リンゴ酸は強くない。

甘い。蜜のような甘みに変わる。しかも濃いめの甘みだ。

後味は少し辛味を感じる。苦味も若干あるが、不快なものではない。ドライとのことだが、甘みのせいかドライという程ではない。とはいえ、ベッタリとした甘みがあとを引くわけではないので、ドライと言えるのかもしれない。

飲めば飲むほどドライ感というのか、本当に、乾燥した穀物、米飯に対するポン菓子のような食感となる。そして余韻が高知の酒のようなドライな後味。

今までにない味だ。いや飲んだことがある中でも少し個性がある。

うまいのではないだろうか。

甘みを感じるといえば、久米の井>竹葉>鬼夜叉。苦味が隠れているといえば久米の井>鬼夜叉>竹葉。それぞれ方向性は似ているのだが、少しずつ味や印象が変わってくる。奥が深い。分析している間に泥酔してしまいそうだ。

20210606追記

やはり他の銘柄の酒と比べ、味が濃いという特徴がある。


サッポロビアサプライズ「至福の香り」

2021-04-20 21:20:00 | ビール

ファミマ限定で、いつの間にやらビアサプライズシリーズの第8弾。

ただし、同じ名前のものが過去にある。

2種類のホップ、織りなす香りとのこと。

シトラホップとモザイクホップ。

柑橘系のホップの風味がまずやってくる。もう一つのホップの風味はわからない。

麦芽感は殆どない。

中盤以降から後味までに苦味が感じられる。これがもう一つのホップかもしれない。


鬼夜叉純米吟醸

2021-04-18 17:58:16 | 日本酒

金沢の酒のぬまたで購入。

北雪のブランドの一つ。

佐渡の醸造元とのこと、北雪のことは聞いていたが、新潟とは知らなかったし、佐渡とも知らなかった。島となると新潟の酒とは個性が異なるのではないかと思うのだが。

この鬼夜叉は北雪と違い、搾りの過程を、遠心分離でしている。

注ぐ。遠心分離を謳うだけにほぼ無色透明に近い。ほんの僅か緑がかった茶色。多分茶色が薄くなると緑がかって見えるのだろう。

香りは日本酒っぽさはなくフルーティーとも取れる香り。島の酒とは思えないくらいの洗練さを感じる。

口に含むと舌の端に苦味をやや感じながら、甘い。

ベースの味はスッキリしている。高知の酒のように淡麗すぎない。米からくる糖質の甘みだろうか、それがコクを生じる。

そして後味は高知の酒に近いドライ感。

20210606追記。

スッキリしている。濃い酒は疲れるが、こちらは飲みやすい。