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Takachiyo59純米吟醸八反錦壱号

2024-03-29 20:10:11 | 日本酒

酒のたみやで購入。

新潟の高千代酒造の酒。

高千代が代表銘柄であるが、実験的ブランドがこのアルファベット表記のTakachiyo(かな?)

59と書いて極(ごく)と読むようだ。極みの意味もあるのだろうが、精米歩合も59%だ。

限定品とあるが、期間限定でもあるし、特約店限定品でもある。

この袋は優れもので紫外線をカットする素材だそうだ。瓶が無色透明なので、このような袋は効果的だろう。

注ぐ。

色は無色に近い。ただ、ややうっすらと醪の粕が浮いている。無調整生原酒だからだろう。

注いだ時点で、遠くにいてもフルーティーな香りが届く。

近付くと、結構有機酸の香りが強い。そこに薄く木桶風の香り。ただそれは醪の風味だと思われる。

飲む。

微発泡、ではあるが強めの炭酸。

香りの通りフルーティー。

ブドウ寄りのグレープフルーツ的な味。

ただ極はじめの一瞬にリンゴをイメージさせる風味があり、すぐにブドウ・グレープフルーツが盛り上がってくるため紛れる。

それらに比較して弱めの苦味もある。

全体的に、結構濃いのではないだろうか。

新潟の酒には思えないくらいの濃い味。

新潟らしいと言えば、後味が結構スッキリしている。ほぼ余韻がなく、スパっと切れるというわけでもないが、後は引かない。

日本酒というより焼酎に近い雰囲気の瓶とラベル。

20240330追記。

やはり、隙を見せればリンゴ感がやって来る感じ。

梨寄りのリンゴだ。

完全なるリンゴでないのでいいのだが。

醇であるのには違いない。

新玉ねぎのスライスと合う。玉ねぎの刺激感が酒とマッチする。

このようなスパイシーなものと合うかもしれない。

20240406追記。

合鴨の燻製と合わせると、こういった濃い味のつまみには醇さが紛れて飲みやすい。


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