FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 仕手戦になったのか?

2024-04-17 08:22:34 | 日記

おはようございます。4月17日水曜日です。広島は晴れ、昨日の天気予報では、下り坂になるというものでしたが、全く逆で、天気の良い、暑い一日となっています。本日も暖かいというか、暑いというか、ひょっとすると夏日になる可能性もありそうです。こうなると着衣のほうも夏スタイルとなってきます。具体的には、半そで短パンスタイル。今のところは、長袖長ズボンスタイルでの春姿です。しかし、長袖をたくり上げて着ているので、半そででもよいのでは、などと思う始末。小鳥の鳴き声もますます盛んとなり、この世の春を楽しんでいるようです。

弘前の桜の風景を見せていただいたアマゾネスさん、ありがとうございます。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場は、ダウ平均は上昇、ナスダックは下げる、というように小幅まちまちとなったようです。昨夜出た、企業決算や、経済指標結果、そして、パウエル議長発言があって、相場は小幅ながら、強弱まちまちになったと思われます。

CMEN225は、38495で取引を終えています。昨日の日経平均の大引け値付近です。本日はあまり動かないか、半導体関連などの銘柄選定で、少し買戻しが出てくるか、というところかもしれません。

利回りは4.6920%まで一時上昇していますが、現在は、4.6690%付近。2年もの米国債は5%まで上昇したようです。

 

ドル円は、このような情勢を受けて、上昇基調をまだ維持しているようです。

途中、153.9円付近まで急落する場面もありましたが、これは、相場が154.767円まで上昇すると、155円が意識され、155円にバリアー(ノックアウトオプション)が出てきたようで、利確の動きが台頭して相場は急落したのではないかと考えられているようです。

投機筋の動きですから、急落後は、早期に値を戻すようになり、日通し高値を更新し、154.784円まで反発上昇し、その後はもみ合いとなっています。

このような動きの中で、154.710円まで値を戻しても、その後、急落場面がありますが、これも同様の見方になると思われます。こうなると、154.7円台になると、下押し勢力が出てくるかもしれません。

 

しかし、これまでに何度も書いていますが、相場自体まだ下降転換していませんので、下押し場面は「押し目」と捉えられ、買い方が動く絶好の場面になっています。

本日もまだこのような環境にあると思われます。

昨夜のパウエル議長発言で、好調な景気やインフレ状況から、利下げ時期の先送りが示唆されていますから、ドル円相場は、155円台でも止まらず、さらなる上昇があって、156円へ向かいということもあり得るような環境になってきたと思われます。

そして政府による「為替介入」ですが、警戒は怠れませんが、「介入」の効果を巡り、議論していると思われますが、「介入」すれば、相場は5~6円は押し下げられそうですが、その後は、買戻しが始まり、高値を更新してくる、という見立てが強くなっています。

 

こうなっては「介入」しても身も蓋もありませんから、「介入」タイミングを巡っては難しい判断になって来ていると思われます。

IMF高官も、ドル高傾向で、新興国経済で経済引き締め効果が出てきて苦しい難しい情勢になっているという指摘があり、ドル売りの「為替介入」も容認されるという発言が出てきています。

金融政策の相違や景気状態から、ドル一強状態です。この状況に変化がない限り、ドル売り円買いの流れへの転換は起きそうにありません。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、154.735円超、「売り」は、154.735円以下、「買い」は、154.288円以下の場合となっています。

FPVは、154.453円、R1は、155.016円、S1は、154.123円となっています。

「G指数」は、「買われすぎ」レベルとなっています。

しかし、今週本日までの動きでの「G指数」は、高/安比は下げ傾向、安/高比は上げ傾向になっています。この指数状況からは、いつ下げ始めても良い環境になりつつあるように思われるのですが、売り材料がありません。為替情報の上値は、156.80円まで上昇してきています。

 

ここまでの動き同様に、本日の本邦機関投資家は、昨日高値を突き、そして155円チャレンジが出てくると思われます。その時、本邦政府は動いてくるかどうかチェック。

財務省は欧米各国などと為替介入について協議しているといいますが、実行するかどうか、実行しても相応の効果が出るかは疑問。

 

思い出すのは、昔、ジョージ・ソロスが英国中銀を相手にポンド売りを仕掛けた時のこと。この戦いは、英国中銀の負けとなって終わりました。ジョージ・ソロスは英国中銀の政策矛盾をついて売り込んだといいます。

今、日銀政策の矛盾、そして、日米金融政策の相違を突いてくる投機筋が相場をけん引しています。

本邦国家予算は120兆円程度、ヘッジファンドの規模は一つで200兆円規模で国家予算より大きい。このような複数のヘッジファンドが集まって、日銀と張り合えば、資金量から日銀の負けは決定的。推論でも、負けは明白。これじゃ~~負け戦をするようなもの。「為替介入」に動けないのはここにありそう。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

コメント
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