FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX わからない時、困ったときは基本に戻ろう。

2021-08-31 08:43:27 | 日記

おはようございます。8月31日火曜日です。本日で8月も終わりです。天候は酷暑となり、中盤からは台風などの影響からか、雨勝ちとなり、局地的大雨が降り、災害が発生。しかし、気温は下がり、過ごしやすくなっていました。終盤に差し掛かると、また残暑が厳しくなり、気候を巡る感覚が少し狂ってきているような、、、。カレンダーの交代で、もう一度感覚をリセットしていこうと思っています。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価はまちまちの動きとなっています。

株式市場の流れは総じて先週金曜日の動きを引き継いでいるように思われます。利上げはまだ遠いと理解したことで、金融株は売られたといいます。10年物国債の利回りは低下傾向になってきています。これがいつ、どのような内容を伴って上昇に転じてくるか、です。

今は、テーパリング開始の時期がいろいろと語られるようになってきています。11月FOMCだとか12月FOMCだとか、、、。これを決めるのは今週金曜日の8月分雇用統計結果かもしれません。

予想では、先月よりも改善するとなっています。今は賃金の伸びに注目が集まっているようです。求人しても、応募が少なく、企業側は必要な労働者を確保できてきない中で、賃金の上昇率が大きくなってきています。これをインフレ傾向と重ねて心配するアナリストや経済学者の発言が増加してきています。

合衆国25州では、6月の段階で、失業手当の追加支給分は終わっているようです。残りは半分ですが、これらも9月中には終わります。これで労働者が職場に復帰してくるかどうか、というところになりますが、残念ながら、この予想は外れそうです。すなわち、コロナ前の就労状態には戻らないだろうということをFRBも意識してきているようで、他のアナリストも、そのような分析をしている方が増えてきています。

FRBは、コロナ前とコロナ後で基準とするレベルが変動したというように考えているようです。ですから、コロナ前の就労状況と比較するのは適切ではないという理解になってきているようです。

国債については、安定資産として、まだ需要があるようで、これからFRBが買い上げている国債の量が減ってくるわけですから、その分、市中へ流れる量が増え、これを米国金融機関など機関投資家が買ってくると思われます。この傾向は債券価格は上昇し、利回りは低下してくるというように考えられます。

利回りが上昇してくる環境としては、景気が回復し、資金需要が増加してくる場合、これは良い金利の上昇といわれます。金利が上昇しても、経済活動は活況を増してくるといいます。

もう一つは、インフレが進行し、これにつれて金利を上昇させなければならない場合、これは悪い金利の上昇といわれています。物価が上昇し、これが消費を抑制させ、景気は停滞してきます。

今は双方の声が出てきています。インフレは抑制できるというFRB、いずれ手が付けられなくなると警告するハーバード大サマーズ教授が代表格か。

ドル円ですが、本日ここまでの動きで、昨日高値を更新してきています。110.00円を突破できるか、そしてそれを終値でも維持できるか、というところに注目しています。上昇していく場合の上値は、110.2円台かもしれません。

下振れ場合は、109.70円を割り込むかどうかをチェック。こちらも、昨日安値を割り込むかどうかで、今後の相場の見方が少しですが変化してきそうです。

109.70円には買いがありますが、ここを割り込んでくるようだと、ここにセットされているストップロス売りを巻き込んで、さらに下降していくことも想定されます。今度は、109.500円付近が目標となってくる可能性があります。この付近では買い方が動いてくるような情報があります。

いろいろな見方で相場を考えることはできますが、これだというものがない場合は、考えても考えてもまとまり切れません。そのような場合は、基本に立ち返り、検討していくことにしています。

本日の日通し高値が109.982円まで来たことで、これで、27日高値と30日安値でフィボを考えると、半値戻し到達のようです。ここも判断の分岐点になります。もし、これから下降していくようだと、109.614円付近、あるいはもう少し深い押しが出てきて、109.40円付近まで行くのかもしれません。

逆に、さらに反発できるようなら、前述のように、110円台を回復し、110.10円、110.20円と値を戻していくようになると想定中。

利回りが低下中の今、ドルの買い戻しが出てくるか、あるいは円売りが出てくるか、チェックです。

「株を買うから資金を貸してくれ」という機関投資家が出てくるか、、、。この動きが出てくれば、ドルの買い戻しが加速してくると想定中。これから、上か下かを心配する時間が少し続きそうです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」は「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、109.934円超、「売り」は、109.934円以下、「買い」は、109.803円以下の場合となっています。

FPVは、109.856円、R1は、110.011円、S1は、109.750円となっています。

間もなく東京タイム開始です。小生は、本日も保有ロングの監視管理が業務となります。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 11時12分です。想定通り動きは良くありません。金曜日の雇用統計を意識していますから仕方のないことと思われます。ならば、ということで、先ほど、109.855円で新たなロングを保有してみました。サイズ小さ目にしています。昨日同様に、スキャルかデイトレの範囲の玉となります。決済めどは110.0円手前付近。

追伸 15時16分です。本日日通し安値が、109.798円まで来て、現在は、109.838円付近。本日安値は、昨日安値に近いところまで行くのではないかと推察中。そうであれば、まだ下突きに来る可能性がありそうです。欧州勢参加後に突きに来る可能性はありそうです。昨日はロンドン勢が取引していませんので、本日、取りに来ると思われます。もし取りに来ない場合は、反発上昇の動きになって来るかと思われますが、それでもまだ上値は重い展開と思われます。

本日は8月末日です。月末調整も出やすく、株価にはその動きが出ていると思われます。為替はどうでしょうか。こちらはどちらかというと株式市場ほどは調整していないと思われます。債券市場はどうでしょうか。まだ10年物国債など長期債は買い仕込みが継続している可能性がありそうです。こちらの面から、利回り動向はまだ反発上昇は難しいのかもしれません。

下値としては109.70円がチェックポイントとなり、上値としては、110.0円がチェックポイントとなりそうです。

ドル円相場が上へ行き始めるのは、明日出てくるISM製造業景況指数結果が良いとなってからかもしれません。予想では、先月結果を下回るものとなるような予想になっています。

こうなると、ISM非製造業景況指数や、雇用統計結果を待ってから動き出すようになるのかもしれません。

昨日安値と本日日通し高値でフィボを考えると、61.8%押しには到達しています。しかし、パターンからは前述のように、もう少し下押ししてくる可能性が高いものとなっています。これからうろうろしながら上昇していくようになると、上値は、109.93円付近までかもしれません。今の相場はぐんぐん動くような相場ではないように思われます。

追伸 15時47分です。株価の調整は本日午前中で終えているのかもしれません。実質9月相場入りです。米国の低金利政策継続で、本邦株式市場にも、その効果が出てきているのかもしれません。そうなると、次は債券市場の持ち高調整済みを待つことになりそう。というよりは、株価上昇で、債券が売られる番を待つということでしょうか。これはもう少し時間がかかりそうな気がしています。

追伸 18時36分です。欧州では、株式市場は堅調に推移中、ダウ平均先物も同様の様子。ということで、ドル円では、円売りが継続中。クロス円でも円売り継続中。ドルストレートでどこまで続くか、というところか。現在値は、109.937円。本日の高値付近までくれば、本日保有したロングは決済する予定。110円台に入るのはやはり難しそう。入れようとすれば入るかもしれませんが、今はそう急ぐ場面でもなさそうです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FX  まずは底値試しからか

2021-08-30 08:55:38 | 日記

おはようございます。8月30日月曜日です。広島は晴れ、今日も暑くなりそうです。地面に落ちた蝉は、この後、アリの餌となります。多くのアリが集まり、自分たちの巣へと持っていくと思われます。妙に「アリとキリギリス」の話を思い出しました。そうしていたら、昔、ウマオイという秋の虫が灯りを消した部屋の中に入ってきて、「チョンギ~~~ス」と鳴いていたことを思い出しました。当地では聞けません。公園の芝生ではバッタの仲間が見られるようになりました。

さて、相場です。先週金曜日のNY市場の動きは、パウエル議長の講演を受けて、株価は3市場ともに反発上昇しています。

パウエル議長の講演では、「ハト派」の内容となり、テーパリング開始は今年末と想定されるようになり、市場関係者の間では、安心感が出てきて、まずは利回りが低下してきたといいます。その結果、10年物債券の価格は上昇という動きに。

株価上昇、債券価格上昇、利回り低下という動きです。これはいずれ修正がかかるとみています。

パウエル講演で安心した投資家は、この後は、今週金曜日の雇用統計を待つようになると思われます。

この雇用統計結果が良いものとなれば、テーパリング開始時期が早まる可能性もあるという観測も出てきています。テーパリング開始時期については、多くは12月FOMCで開始を決めるだろうという見立てになっています。

今週はISM関連指標も出てきます。一つ一つの指標を確認しながら、相場は上下し、雇用統計を待つようになると思われます。

今朝7時過ぎに、本日日通し安値109.759円を付けています。これで、3MINを形成してきました。こうなると、本日の動きとしては、上へ行こうとするかもしれませんが、まだ上値は重く、下値突きをしながら、底値の堅さを確認しに来ると思われます。

チャートを観ると、4時間足の120HMAが相場を下支えしているような感があります。この時間軸で一目均衡表を見ると、18時頃に雲のねじれが生じています。欧州勢参加後に何か動きが出てくるのかもしれません。上へ抜けるのか、それともここでまた押し返されるのか、、、。

日足で見ると、一目均衡表の雲は、本日から7営業日の間、110.1円台で薄くなっています。ここを狙えば、雲の突破はできそうです。この意味からも、雇用統計が注目されます。

4時間足では、現在レートは109.856円付近ですが、これは雲の中に入っています。下限は、109.779円、上限は、109.957円。これも薄いところと思われ、本日の雲は、これからさらに薄くなってきます。

日足で相場を見ると、うろうろしているようですが、まだ崩れていないように思われます。

このような状況を見ると、金曜日の下押しは限定的なもので、押し目という警戒感もあるかもしれません。そうなると買い方が動きやすくなり、相場を引き上げる動きとなってくることも予想されそうです。しかし、前述のように、上値は重くなると想定していますので、ぐいぐいと上へ行くような相場ではないと思われます。

ここまでの動きを値幅で見ると、まだ下降値幅の方が大きい状態です。この状況から、反発するか、というように感じ始めるためには、109.937円を上抜いていく必要があります。4時間足の一目、雲上限がこの付近にあります。4時間足の20EMAは、109.940円付近、これも上値抵抗として機能しそうです。

4時間足で相場を見ると、8月11日から始まった下降は、8月16日に安値109.133円を付けて終わり、その後は、8月19日高値110.228円を付けてから下降し、8月24日安値109.412円まで押し、ここから8月27日高値110.267円を付け、今朝の安値109.759円でひとまず下押しを終えたか、押し目を作ったか、という判断も出てきそうです。これが下降入りしたとなるのは、8月24日安値を割り込んでからとなります。ここを割り込んでくると、8月16日安値を目標として動いてくるようになると思われます。

今のところは、押し目からの反発開始をまず考えますが、8月24日安値と27日高値でフィボを考えると、まだ半値押し程度です。61.8%押しまで到達していません。「もうか、それとも、まだか」を考えるところと思われます。109.69円付近までの下押しはあるかもしれない、などと思いながらチャートを観ているところです。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」は「買い」、「ひまわり」も「買い」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、110.054円超、「売り」は、110.054円以下、「買い」は、109.810円以下の場合となっています。

FPVは、109.962円、R1は、110.146円、S1は、109.657円となっています。

間もなく、東京タイム開始です。株価指数先物は、27850円付近で取引中。200円程度先週末から上昇しているようです。株価は堅調に推移するか。

ドル円は、、、、。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 11時39分です。日経平均は上げ幅を縮小して前引け。月末ですから、利益確定売りが出たものと思われます。改めて買いが入ってくるのは来週以降からか、、。

ドル円は、下値が、109.702円まで来ました。まだ上値の重い展開と思われますが、109.720円で新たなロングを持っています。これはデイトレあるいはスキャル用の玉としています。早めの決済を計画中。決済めどは109.85円付近か。もし、この玉をスイングさせるとすると、110.13円付近が限度か、、と、、、思われます。

追伸 14時41分です。想定通り、上値は重い、、、。まだ安値突きに来そうなパターンではあります。下値突きに来るのは15時以降になるか。現時点でユーロを中心にしてドル・円を考えると、ドルは売られて円が買われている様子。この傾向がもうしばらく続くとなると、下値としては109.67円付近まで行くのかもしれません。今週前半は下げ傾向となり、週後半から反発傾向になる可能性もありそう。

時折、反発開始というようなシグナルが出てきますが、買い材料がありませんので、すぐ上値を押さえられて、消えてしまいます。そのような微妙なレベルということか、、。

追伸 16時28分です。本日保有したロングを先ほど、109.837円で決済しました。16時から欧州勢は買い上がってきましたので、まだ上へ行くのかもしれませんが、ほぼ6時寄付き値付近まで値を戻しましたので、決済した次第。リスクを取れれば、保有継続となりますが、別のロングも保有していますので、身軽になりました。欧州勢は、本日日通し高値を更新することはなく、これから下振れしてくることもあるかもしれません。チャートを観ると、現在レートの少し上にある、4時間足の一目雲が薄くなり、間もなくねじれたところになってきます。上抜けできるか、それとも押し戻されるか、という分岐点か。

追伸 19時12分です。本日は英国が休場ですので、欧州市場もあまり動かず、という状況のようです。EU離脱でロンドンの金融での地位は落ちるという見立てがありましたが、本日の欧州タイムでの動きを見ると、ロンドン勢不在により、ドル円相場は方向感が出てこないようです。

このような動きは時間調整の動きと類似しています。もしそうだとすると、この時間調整後、相場は動き出すことになります。その時の動きは、、、上か、、、、それとも、、、下か、、、。

1時間足でも、ささやかながら、買いシグナルが出てき始めています。まだ、弱いですけど、、。こうなると、押し目は買いか、、。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FX 今週の言い訳 パウエル議長講演

2021-08-28 09:56:37 | 日記

おはようございます。8月28日土曜日です。広島は晴れ、蒸し暑いですね。また盛夏に戻ったようです。残暑厳しく、気温も30度を超えるようになり、さらに、これからまたしばらく雨にもお目にかかれないようです。こんな時は菜園仕事ができそうですが、晴れ間が続くとなると、ほかにもいろいろな用事がでてきて、スケジュールを立てても、これも少し狂い気味です。日々、少しずつスケジュールを修正しながら予定の行事をこなしているところです。

さて、今週の言い訳です。

昨夜、ジャクソンホール会合でのパウエル議長講演があり、「テーパリング開始は年内もあり得る、利上げについては、急がない。」としています。この講演内容は、事前にマスコミ各社や関係者には配布されていたようです。パウエル議長のビデオ講演が始まる23時までは公表しないという、縛り付きのようですが、23時になると、公表内容すべてが一気に解放され、ドル円や利回りは下がっていき、株価は上昇していくという流れになりました。

パウエル議長講演の詳細は、マスコミや金融会社の情報で確認願います。

小生は、「利上げは急がない」、ということから株が買われることは理解できますが、テーパリングの開始時期の点で、利回りが動いたということについては、うまく理解できていません。

これを理解するということよりも、利回りが動いたのは、「利上げは急がない」という文言であり、株式市場は、安心して株を買い動いた、そして、テーパリングの開始時期については、それが始まるまでは、もう少し時間がある、現在の債券市場への影響は軽微、9月と12月MSQのタイミングで、大きく持ち高調整を行うことで対応可能、としたかもしれませんが、それでも、株が買われると債券は売られますから、利回りは上昇してくるはずですが、そうはならず、逆に下げ傾向になってきているようです。

クロス円の状況を見ると、円は下げ傾向になっているようです。ドルも同様のようです。

「利上げは急がない」ということから、一時、ドルが売られ、円が買われたという流れもあったかもしれません。

今回のパウエル講演を受けて、「ひとまず」ということの動きか。こう考えれば、ドル円の動きも限定的だったとも考えられます。少なくても、かつての「バーナンキショック」のような状態にはならなかったと思われます。

そうなると、株式と債券、そして利回りは、来週以降「あるべき姿」へ向かって上下するのかもしれません。

利上げ時期は示唆もありませんでしたが、今後の経済指標次第というところになりそうです。

近々では、来週になると、ISM関連指標や雇用統計が出てきます。こうなると、来週の相場も動き辛いところがあると思われます。

週間で見ると、利回りは上昇して引けています。こちらの方は、年末高へ向けてのポジションはまだ構築中のようで、大きく崩れそうには思われません。そうなると、いずれドルの買い戻しが生じ、クロス円だけではなくドルストレートでも円安傾向になると思われますけど、どうでしょうか。

本日以降、いろいろなアナリストたちの論評を伺ってみたいと思います。

本日は、暑いけど、これから菜園へ出向き、土を掘り返して、日射による土中の害虫の駆除を行う予定です。そして石灰を散布して土壌改良を来ない、しばらく放置し、その後、肥料を混入していくつもりです。秋冬野菜の植え付けももうすぐです。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FX 日中は一休み

2021-08-27 08:55:25 | 日記

おはようございます。8月27日金曜日です。広島は今朝も曇り。早朝、散歩に出かけようとしていたところでにわか雨が降ってきました。この雨が止んだのを確認して散歩に出かけたため、今朝は行動リズムが通常とは異なっています。ルーティーンになっていませんので、少し気分が変な感じです。早いうちに修正したいと思っています。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は3市場ともに下げています。

これはアフガン情勢で、首都カブールの空港の外側で、タリバンの襲撃があり死者が出たことや、複数の地区連銀総裁が早期のテーパリングを訴え始め、これらが重なって、様子見気分も出て、市場マインドが下がり、相場が下がったといいます。

ドル円もこの影響を受けて、上値が110.229円まで伸びましたが、その後は、調整気味となっています。

ドル円尾昨日の引け値は110.077円となり、110円台を維持していましたが、本日6時寄付きで、ぐっと下押しして、109.969円まで下押しし、現在は110.044円付近。

目先的な動きでは、売り圧力が出てきていますので、もう一度、109.969円方向へと向かっていきそうな感じです。

本日は、本邦時間23時から、パウエル議長のビデオ講演があり、テーパリングを巡る発言が出てくるか、出てきたらどのような内容なのか、と確認したい市場関係者が多いようです。

前述のように、複数の地区連銀総裁が早期のテーパリング開始を訴え始めており、これと、パウエル発言を重ねて、今後の金融政策の方向を探ろうとしているようですが、今の時期はFOMC前ですので、FRBのルールとして、金融政策に関するものは本日の講演からは出てこないだろうというものが強くなってきています。

それでも気にかかります。こうなると保有ポジションを傾けたくないのが本音。直近3日程度の売買均衡値は、109.887円付近、直近12時間のものは、110.077円付近です。これは本日FPV付近となります。この付近で本日はうろうろするつもりでしょうか。

本日は、パウエル議長発言待ちとなると思われ、相場の動きは小動きと思われます。このような日は様子見が一番ですが、短期の投機筋が相場を動かしてくることも考えられますので、この動きには乗らないように留意したいと思っているところです。多少は動いていても、いずれ6時寄付き値付近に戻ってくるパターンもありか、などとも想定中。

昨日高値が110.229円となりましたので、これで新たに3MAXを形成してきています。

山を付けた翌日の傾向は、「下降」ですが、方向が明確になるのは、パウエル議長の講演後になると思われます。

本日は金曜日でもありますから、持ち高調整も出てきますので、下げ傾向になると思われます。

この週末のアフガン情勢に大きな変化がないことや、利回り状況が上昇してくると、株価もドル円も上昇してくることが想定できるかもしれません。

昨夜出た米国債7年物の入札結果、利回りは1.155%となり、先月の1.050%から上昇してきています。この結果は、昨夜のドル円相場を下支えしていると思われます。長期債の利回りはこれから上昇傾向となってくる可能性がありそうです。

5分足チャートで、各種MAが狭い範囲に収束しつつあります。相場が動き始める前のパターンになってきたと思われます。

4時間足で考えると、まだ上昇傾向を維持していると思われます。

本日の動きでは、昨日安値を突きに来るかもしれません。そこで下値支持できるかどうかをチェックする日になるかもしれません。

方向感はないのかもしれません。

本日のシグナルは、「コスモス」は「売り」、「桜」も「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、110.153円超、「売り」は、110.153円以下、「買い」は、110.002円以下の場合となっています。

FPVは、110.077円、R1は、110.229円、S1は、109.926円となっています。R1は昨日高値、S1は昨日安値となっています。本日はこの範囲の動きか。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時32分です。アフガン情勢で、カブール空港の周辺で起きた爆発や襲撃は、タリバンではなくISの仕業のようです。犯行声明を出したようです。被害者の中にはタリバンの兵士もいるようです。これまでのISに対する米軍攻撃への敵討ちだとか。ISのテロリストがアフガンに入っていたんですね。アフガン情勢の構図が複雑化しそう。

追伸 17時ちょうどです。欧州勢が取引参加してからドル円は上昇し、110.120円日通し高値を付けています。現在値は、110.102円付近。ここから上では、少し頭が重くなってくるのかもしれません。

今夜23時のオプションNYカットですが、110.00円にあるようです。23時といえば、パウエル議長のビデオ講演が始まる時間です。最近の地区連銀総裁の発言を前当りとすると、パウエル議長の講演内容は、本当りとなることも考えられますが、そこまでうまくいくかどうか、、、。

経済情勢をめぐる発言が大半と思われ、金融瀬宇作は出てこないだろうと思われます。そうなると、インフレ傾向については、2%超えは容認することになっていますから、残りは雇用についてということになります。最近、コロナ前の雇用状態には戻らないだろうという情報が飛び交っているようで、雇用を考えるとき、基準となるものが変化したという認識になっているようです。これはパウエル議長が前回FOMC後の記者会見だったかで発言していること。失業給付が9月までは手厚くなっていますので、これが終了した後の雇用データがどのように変化してくるのかチェックは必要と思われます。昨日出た新規失業保険申請件数は予想を上回るものとなっていました。最近、失業が増加する理由として、コロナの再拡大蔓延による工場やサービス業での雇用者の解雇、そして、半導体不足により自動車生産ラインの停止による労働者の解雇などがあげられますが、これらは、従来の不況による労働者の解雇というものとは一線を画すもので、これらは、雇用データからは除外しても良いのかもしれません。データの内容からは、従来とは異質なものが入ってきているわけで、データの連続性という観点からは、統計的な信頼度は下がっていると思われます。

現在、17時14分です。上値が110.144円まで伸びてきました。現在値は、110.132円付近。今のところ欧州勢は買戻しに出てきているようです。

昨日高値を更新してくるようだと、110.50円付近まで、あるいは更なる上を目指すようになるかもしれません。日足で考えれば、110.800円を伺う動きになってきそうですが、、。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FX 最大のリスクを取って吸血する蚊

2021-08-26 09:02:19 | 日記

おはようございます。8月26日木曜日です。広島は曇り、最近はこんな感じの天気ばかりです。蒸し暑い、、、。秋の虫の合唱も盛んになってきました。蝉の鳴き声は、黄金山の方に集中して来たようです。配偶蝉探しも最後の追い込みに入ったのかもしれません。秋の虫が鳴くのも、雄同士の縄張り争いと雌獲得への取り組みだとか。人間には心地よい、風情のある鳴き声であっても、虫たちにとっては、ひょっとして命がけ? 

菜園の手入れをしていると、やぶ蚊が飛んできて小生の血を吸っていきます。何匹かは殺生しますが、何匹かは吸血成功で飛び立っていきます。これこそ命を失うかもしれないという最大のリスクを取っての行動。血を吸い、生き延びれば、子孫をより多く誕生させることができます。血を吸わなくても子孫は残すことができるようですが、その場合、誕生する子孫の数は少ないようです。この行動は遺伝子となって受け継がれているようです。

自分にとっての最大のリスクとは、、、。

さて、相場です。昨夜のNY市場では、株価は3市場ともに上昇して引けたようです。昨夜、米国議会で、予算案が下院と通過したようで、これを好感したものと思われます。残るのはインフラ投資法案ですが、こちらも9月27日までの通過に向けて取り組むようです。

CMEN225は、27795円付近で取引されています。この付近からの取引になるのかもしれません。

ドル円ですが、昨夜110円台の取引に入ってきました。上値が110.124円まで伸びてきています。現在値は、110.01円。110円台を維持できるかどうかチェックになります。

昨日マークしていた23日高値の110.146円位は届きませんでしたが近いところまで来ています。

こうなると、「もうか、それとも、まだか」ということを考えるようになりますね。

しかし、3MAXも形成していないし、「ゴン太指数(価格レベル指数)」でも、「買われ過ぎ」どころか「少し買われ過ぎ」にもなっていない状況。この状況では、まだ上昇することがあると考えるのが適切という判断にはなってきます。

110円台では、夏相場では、山を形成する可能性があることは了知のこと。と考えれば、110.10円付近でのロングの決済もあり、というように考えるのがベターとなりそうです。

今朝6時前後の相場の動きでは、昨日の寄付き前後のような、急な押し込みや反発は起きていません。若干の下押しとそれを元に戻そうとする動きはありましたが、比較的、落ち着いた「引け」と「寄り付き」となっていると思われます。

あるFEで考えると、昨日高値でFE61.8に到達しています。このFEで動いているのかどうかは追跡チェックが必要です。同じFEでもFE100となると、110.520円というレベルが出てきます。

他の高値安値で考えると当然のことながら別のレベルが出てきます。これも追跡していくことになります。

本日の東京タイムで、昨日高値を更新してくるかどうかチェックしていきます。更新してくるようだと、次なる目標は、8月19日高値110.228円になると思われます。

しかし、現下のチャートからは、下押し圧力が出てきていることがわかります。どこまで下押ししてくるか、です。昨日の安値までは大きな値幅がありますので、少し大きめの下押しになる可能性もありそうです。これには要注意です。

直近12時間での売買均衡値は、110.006円付近です。現在値は、109.983円ですから、まだ値を戻してくる可能性はありそうです。

30分足と1時間足の20EMAにも着目しています。現在の位置は、30分足で109.985円付近、1時間足のもので、109.934円付近です。この付近までとなるのか、それともさらに下押しして5分足800SMA、109.812円付近まで行くのか、、、。ここまでくると4時間足の20EMA、109.830円と近くなってきます。他の時間軸での800SMAの位置にも注意しておきたいと思っています。

昨日安値は寄付き時につけた、109.496円です。昨日の安値と高値でフィボを考えると、半値押しになると、109.810円付近、61.8%押しとなると、109.735円付近となります。もし押しが浅くなれば、38.2%押し、109.88円付近までなのかもしれません。

そして、各時間軸のBB-2σの位置にも留意していきます。

このように書いている最中にも、さらに下押し圧力が出てきており、目先的には、「戻り売り」のシグナルが出てきています。

明日、パウエル議長の「ビデオ講演」があるようです。今朝までの報道では、金融政策について触れないだろうというものが専らとなっています。

本日のシグナルは、「コスモス」は「買い」、「桜」は「売り」、「ひまわり」も「売り」となっています。

健太君の判定は、「買い」は、110.062円超、「売り」は、110.062円以下、「買い」は、109.748円以下の場合となっています。

FPVは、109.873円、R1は、110.250円、S1は、109.622円となっています。

9時になりました。東京タイム開始です。小生は、保有ロングの監視管理が業務となります。本日もよろしくお願いします。合掌

追伸 9時29分です。昨夜あった米国債7年物の入札では、利回りは0.831%となり先月よりも上昇してきています。この結果を受けて、債券に売りの流れが出てきているようです。米国以外の各国では、株価堅調推移や米国債券の利回り上昇を受けて、10年物国債の利回り上昇傾向になってきているようです。

現在のドル円は、110.039円。少し上値が重くなってきている感があります。110.124円を明確に超え、110.228円突きに来れるかチェック。

追伸 14時12分です。動きが少ないのは想定の範囲内。ここまでの上値下値は、110.113円と109.926円です。上下値幅は、0.187円、そのうち上昇値幅が0.158円と大きくなっています。現在値は、109.981円。株価の動向も日経平均は、小幅な動き。明日のパウエル議長講演待ちでしょうか。他に何か原因があるのでしょうか。

ドル円は、日足ではまだ上昇傾向を維持しているようです。ただ、微妙な位置関係にあるような気もします。ここは気長に動かない相場に付き合います。ロング保有継続中。

為替情報によると、110.20円までは売り注文が中心のようですが、110.20円にストップロス買いが入っているようですから、ここを狙ってくることも想定されます。無事上抜けできれば、110.30円や110.50円を伺うようになると思われます。下の方のストップロス売りは、サイズ小さ目ながら109.70円にあるかも、、。

気がかりは、本日のNYカットです。為替情報では、109.00円となっています。何か強めの売り材料が出てこない限り、ここまで来ることは想定できませんが、どこかまでは下ブレさせてくるつもりかもしれません。要は、まだ下へ引き付けておきたい訳か。

直近12時間の売買均衡値は、109.999円付近。

追伸 16時05分です。上値が伸びて、110.158円まで来ています。現在値は、110.142円付近。これから欧州勢がどのようなシナリオで動いてくるか、稼ぎ方を考えています。近いのは、110.20円のストップロス買い狙いで動いてくること。しかし、それまでに売り方の抵抗に遭遇し、楽には上へ行けないと思われます。それを嫌うと、下ブレさせてきて、110.0円狙いできて、110円台を維持できるかどうかチェックすると思われます。ここが硬いとなれば、再度反発させてきて、今度は、110.20円狙いを明確にして反発してくると想定していま素。その場合、上値としては、110.40~60円付近と想定中。さてどうなりますか。ここから17時までとその後の18時までの動きをチェックしていきます。

東京の機関投資家が相場を持ち上げ、それを受けて欧州勢が下振れしてくるというパターンも良く出てくるものですから注意は欠かせません。

現在のチャネルラインは、上辺が、24日高値と25日高値を結ぶ右肩上がりのラインとなっており、下辺は、24日安値を通過する、上辺に平行なラインになっていると思われます。現在の上辺の位置は、110.22円付近と思われます。

ドル円は110.1円台の取引になってきています。これまで何度も押し戻されたところです。注意は怠れません。リスクが取れない場合は、このレベルでは決済となります。リスクが取れればロング保有継続で、110.20円ストップロス狙い、そして、110.228円狙いのクリアを狙います。そこまで辛抱・我慢ができれば、110.50円前後での決済が見えてきそうです。相場がそのように動いてくれるかどうかによりますけど、、、。

追伸 19時11分です。現在値は、110.115円付近。うろうろしています。今夜は米国債7年物の入札が行われます。最近の利回り傾向としては、短期物が少し下がり気味となり、長期債は上がり気味となっています。今夜の応札状況にもよるかもしれませんが、利回りの上昇傾向を意識して、ドル売り円買いの動きを控えている感もあります。

そして、今夜は定例の新規失業保険申請件数などが出てきます。

欧州では、20時30分に、前回ECBの議事要旨が公開されます。多分、現在の欧州市場関係者は、これを待っているのだと思われます。最近、ECB副総裁が、上昇傾向について発言しています。これを市場とのコミの一環ととらえると、今夜公開される内容も良いものになると想定してよいのかもしれません。ポジティブサプライズにならないように、早めに、それとなく情報を流したのかもしれません。これは、FOMCでもよく採用される手法です。例えば、雇用統計などのデータは、公表3日程度前にはFRBに届けられているようです。これを踏まえて、微妙な言い回しでFOMCメンバーの誰かが発言してきています。

FRBやECBは、発表で相場が極端に動かないように、事前に、それとはなく、微妙な言い回しになりますが、間接的に内容に触れるようなことを、関係者の誰かが口にすることがあるようです。

20時30分まであと1時間ほどです。

追伸 20時38分です。議事要旨が出たのを受けてか、ドル円が反発してきました。この後は、21時30分の米国経済指標を待ちます。それまで110円台をキープできるか。

追伸 21時52分です。米国経済指標が出ましたが、その内容は、予想よりも少し悪いというものが大方のようです。そのため指標が出た直後は下押しして一時110円を割り込みましたが、その後反発傾向になってきています。現在値は、110.177円。これは今夜出てくる7年物国債の入札で、長期国債の利回り上昇が意識されているためではないかと思われます。

少し前に、セントルイス連銀総裁のブラードさんが、金融緩和を開始し、22年1Qまでに終了するという「タカ派」発言をしたようです。これも材料になったのかもしれません。長期債利回りも上昇してきたようです。

現状のような環境では、本日23時NYカットでは、109.00円まで押してくるのは無理かと思われます。

では明日のNYカットはどのようになっているのか、というと、明日27日分のNYカットはセットはないようです。今、確認できるのは、30日、111.50円と110.50円、31日分が、109.00円となっています。109.00円があるということは、まだ下押しが出てくるということか、、、。

21時30分以降の動きから、各時間軸のBBが拡大傾向になってきたようです。本日日通し高値の更新が起きるかもしれません。そうなると、19日高値110.228円を上抜くようになり、110.50円から110.90円を伺う雰囲気になってくるかもしれません。

日足で見ると、110.240円付近に少し強めの抵抗があるようです。ここを超えられるか、、チェック。

追伸 22時36分です。23時NYカット関連ですが、本日NYカットは何度も書いていますが、109.00円です。売り方買い方双方がいるわけですが、買い方は利益が出ています。これを決済すると、ドル円相場は下がってくることが想定されます。間もなくこの時間を迎えます。相場の動きはここを通過してからが本番となるのかもしれません。

それと、今夜は7年物国債の入札があります。この取引状況によって、国債全体の動きとして長期債の利回りが上昇してくることも想定されています。

このような状況下で、ドル円相場がどう動いてくるか、、、利回り上昇につれて、ドル買い円売り傾向になってくると考えていますが、、、。

というようなところですが、本日はここまで。本日も訪問いただきありがとうございました。おやすみなさい。合掌

合掌後の追伸 23時05分です。オプション売買では、決済しないという権利もあるようです。損をしている売り方は権利を放棄できるようだし、相場がまだ上昇するとなれば、買い方はそのままロングポジを保有し続けることもできます。そうなると、これからまだドル円では、先高観がありますから、オプションがらみのロングの決済は出て来なくなっているとも思われます。 

日足で、一目・雲が薄くなってきています。来週中にはねじれも出てきそうです。本日日通し高値が110.229円まで来ています。110.228円は超えてきていますが、まだ微々たるもの。完全に抜けるかどうか、、、。上値が重いとなると、本日FPV付近までの下押しが出てくるかもしれません。以上

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする