FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 日銀会合の結果が出ます。10月は本日で終わり

2023-10-31 08:05:13 | 日記

おはようございます。10月31日火曜日です。広島は晴れ、今日も過ごしやすい天候になりそうです。ご近所さんの軒下に、干し柿がつるされています。最近は、スーパーでも干し柿用渋柿を販売しており、しかし、価格は高い。甘い柿と変わりません。この渋柿を買って帰り、自分で皮をむき、ビニール紐を使用して吊るしているようです。もう少しすると、出来上がった干し柿をひも付きのまま販売されると思われます。例年、一吊り10個の干し柿は1000円程度で販売されている様子。

秋は本当に多くの果物が収穫されます。なし、リンゴ、ブドウ、柿、みかん、柑橘類も種類が多いですね。、、。いろいろ味わいたいと思います。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株価は3市場ともに反発上昇しています。

これまでに下げていましたから、自律的な反発もあったと思われます。

CMEN225は30560で引けています。日経平均の昨日大引けは30696円。少し下げて引けています。

利回りは、4.8920%まで再度上昇してきています。この利回り上昇をものともせず、米国株式市場は上昇したことになります。

 

この利回り上昇で、ドルが買われるかと思いきや、昨夜、またまた日銀が今回の会合で物価動向の上ブレ修正とYCCの修正の動き、利回りの変動幅を拡大するのではないか、という報道が出て、ドル売り円買いが出て、148.805円まで急落。その後反発して、引け値は、149.041円となっています。

日銀筋からのリークかもしれません。それならそのように報道してほしいものです。

日銀会合の第1日目にこのような報道が出てくるのは、初めてではなく、前回7月の会合の時にも第1日目に出て、、その日の相場は円買いが進み、翌日会合結果が出て、前日安値は更新するものの反発して、その後は上昇トレンドを形成しています。

今回は、FOMCと一日ずれているため、日銀会合だけでは動き辛く、FOMC結果を待つのではないかと思われます。

 

報道によると、今回の日銀会合では、利回り変動幅を1.5%付近まで引き上げ、ボトムとして1.0%を考えてくるのではないかという観測も出てきています。

こうなると、インパクトは強く、円買いが進行するのではないかと思われます。

たしかに、このような修正に動いてくると、円買いが進む可能性もあり、為替市場への影響は大きいかもしれません。

と同時に、利回り上昇は、住宅ローンなどの利回りを上昇させるため、借入資金運用者にはマイナスに働く恐れも出てきます。政府にとっても、国債発行利回りが上昇するため、マイナス面として、資金調達に支障が出てくる恐れもあります。

 

本日明日の段階では、日銀マターで相場は動き、本邦時間で2日未明3時にFOMC結果が出ますから、ここでは、「現状維持」と推察されており、これだけではなく、年内再利上げという項目にも注目する必要はありそうで、こうなった場合、ドル円相場がどう動いてくるか、を慎重に判断する必要があると思われます。

 

日銀の「マイナス金利」という状況が、今回の会合で「解除」されるということではないようです。運用の冥利で、変動幅を1.5%付近まで容認する、というものになるらしい。そして今回は、ボトムを1%に設定するかもしれないようです。

いままでに言われつくされていますが、これは実質的な利上げ、ということになります。

 

このような小手先なことを行うのは、明らかに、為替相場での円安傾向に対応するためと思われても仕方のないこと。しかし、為替対策は日銀の業務ではなく、財務省の仕事。「口先介入」だけでは円安傾向を止めることはできない、できても一時的なもので、効果も弱い、と判断し、政府は日銀に対応を求めたかもしれません。

 

先週、財務相が「為替についてはコメントしない」と発言していますが、日銀の政策変更へ向けた動きを期待して、会合結果が出るまでの時間稼ぎをしたのではないかと推察されます。

今月、政府が為替介入したかどうか、本日出てくる政府報告で判明するようです。

 

昨日のローソク足も、強めの陰線となっています。

これを打ち消すようなドル買い円売り材料が出てくるか、チェックになりますが、難しいのではないでしょうか。

 

そうなると、ドル円相場はこれから130円付近へ向かっていくと考えるのも一理あるとなるかもしれません。

相場は目先的には当然の様に上下しますが、これから相場は、日足で動くようになり、BB-2σ付近を目指して下振れしてくることも想定されます。現在のその位置は、148.424円付近です。昨日安値が148.805円ですから、さらに下振れする可能性はありそうです。

 

昨日、目先相場の転換点、149.321円を割り込みました。次なる下ブレポイントは、17日安値の148.730円、そして、10日安値148.162円を目指すようになるかもしれません。相場転換決定は、3日安値147.244円を割り込んで、ということになります。

 

そんなこんなで、本日の相場も難しいものになりそうです。こんな時は様子見が一番、ということになります。

リスクをとるのは止める、というのが本日最大の判断になるかもしれません。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、149.448円超、「売り」は、149.448円以下、「買い」は、148.923円以下の場合となっています。

FPVは、149.233円、R1は、149.662円、S1は、148.612円となっています。

 

「G指数」は、「少し売られ過ぎ」レベルとなってきました。

現在の相場は、「売り場」の戻しが強くなっていると思われます。そうなると、「吹いたら売り」が出やすくなり、相場は昨日安値へ向けて動いてくるかもしれません。

 

本日の相場は、短期の投機筋が先物主導で上下に振ってくることが想定されます。要注意日です。取引参加する場合、FOMC間近かということもあり、ポジションを長くは持てないと思われます。

本日は月末日。昨日の下げで、相当の持ち高調整は進んだと思われます。利確のショートカバーもあったと思われます。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 12時51分です。少し前に日銀会合結果が出ました。サプライズなし。円の失望売りが出て、150.102円付近まで上昇しましたが、伸びきれていない様子。

円売りは継続しそう、と考えるのが一般的かもしれませんが、日銀への失望による円売りより、日本売りでの円買いが出てくる恐れがあるかもしれません。円安追撃は要注意の段階に入ったかもしれません。

10月26日高値と30日安値でフィボを考えると、61.8%戻しは通過しています。戻しとしては十分かもしれません。下押しが始まると、昨日安値を更新してくる押しが出てくると推察中。

これから、15時30分からの日銀総裁の記者会見を待つようになると思われます。

財務省筋がこれからどう動いてくるか、です。「介入、止む無し」かもしれません。

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FX 今週は重要イベント目白押しです。

2023-10-30 07:14:14 | 日記

おはようございます。10月30日月曜日です。広島は晴れ、今週は天気もよさそうです。こうなると、、、釣行予定も立てやすくなってきます。愛犬・オリとの散歩コースでは、柑橘類が緑から黄色く色づき、収穫時になっているものを見つけることができます。しかし、間引き作業をされていないようで、樹がつけている実は小ぶりです。

柿を植えている方を見つけましたが、話を伺うと、渋柿のようで、ドライアイスや焼酎で渋抜きをするか、干し柿にするようです。植えてから収穫できるまでの期間では、「桃栗三年柿八年」という言葉があります。

今、拙宅庭に、イチジクの樹を植えようかと考えています。この実が好きなんです。植えてから3年もすると実がなってくるようです。

 

さて、相場です。先週金曜日の米国での株式市場では、3市場でマチマチとなっています。これには、利回り動向以外に、企業決算状況も影響しているようで、大手企業の決算が悪いとなったダウ平均は売られ、決算が良かったナスダックは買われた、という状況のようです。

このような状況から、CMEN225も売られており、金曜日引け値は、30620となっています。日経平均は、金曜日大引けより大きく下げて寄り付くかもしれません。反発できるかどうか、、、。

ここで反発できれば、この影響はドル円の方向にも出て、ドル買い円安傾向になる可能性もあります。しかし、戻りは限定的かもしれません。

先週の利回りは、4.8450%で引けています。これがどのように動いてくるかチェックします。

今週は日米ともに大手企業決算が出てきます。本邦企業では、決算内容は良いだろうと推察されているようです。

 

そして、今週は、中央銀行週間になりますから、どのような政策が打ち出されてくるかで、相場は動きそうです。

ああだこうだと、考えても、無駄な気がしますので、結果発表を待ちたいと思っています。

 

このような状況から、今週は、スキャルトレードに徹するつもりですが、取引を行わないという選択肢もあります。

先週金曜日に3MINを形成していましたが、今朝寄付き後早いうちに、これを更新し、新たな3MINを形成してきました。これはオーバーシュートか?

現在値は、149.49円付近で、ここで買いで入ると、スプレッドが大きく開いており、149.60円でのポジション取りとなってしまいます。暫くポジション取りには動かず、様子見することとしています。7時過ぎになって、スプレッドが狭くなってくれば、ロングポジを持つかもしれません。

 

FX会社から、149.35~149.45円付近では、買い方が動いてくるような情報が出てきています。

現在値は、149.525円付近。(6時33分現在)

本日PBは149.541円ですから、このレベルでは買っても良いということになりますが、スプレッドが大きく開いていますから、ポジション取りは自重。

 

ここは慌てずにエントリータイミングを計っていきたいと思います。

今朝ここまでの動きと現在値を考えると、現在の相場は、まだ、149.50~150.50円の取引範囲を維持しておきたいのかもしれません。

149.00円へ向かうためには、何か材料が必要な気がしています。

その判断材料は、今週出てくる中央銀行の金融政策かもしれません。

149.50円付近で、金融政策を待つようになれば、結果が出ると、上にも下にも行きやすい、、、。

 

30分足をチェックすると、800SMAが現在149.523円付近を右肩上がりで通過中。このMAが相場に影響するかもしれません。

動きが少ない場合、このMA付近でうろうろするかもしれません。

日足の20MAが現在、149.468円付近を通過中。日足のBBミドルは、149.484円付近。下値支持になるものが存在しています。

 

投機筋も動き辛い環境と思われます。これを考えると、やはり本日は様子見が一番、となってきそうです。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.017円超、「売り」は、150.017円以下、「買い」は、149.541円以下の場合となっています。

FPBは、149.830円、R1は、150.203円、S1は、149.252円となっています。

 

先週金曜日からの動きを考えれば、東京タイムの前半はまだ、上値は重く、下振れしやすいと思われます。「戻り売りと押し目買い」の攻防になるかもしれません。

明日には日銀会合結果が出てきますから、これを待つというものありかと思われます。

 

岸田内閣の支持率が33%程度のようです。人気のない首相であり内閣です。地元広島選挙区一区でも、同じようなものです。とにかく人気がなく、首相個人についても人気(ひとけ)を感じていません。場当たり的政策が多過ぎ、人心は離れていく、、、、。官僚ばかり気にしている様子ありアリ、、、。

今週は、ウクライナ情勢や中東情勢はどのような動きになるでしょうか。地政学リスクも考えざるを得ません。

 

間もなく東京タイム開始です。今週もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 19時09分です。

今夜のオプションNYカットは149.50円にあり、サイズは大きめのようです。相場は上下しますが、149.50円付近で上下するものになるかもしれません。欧州勢が149.279円まで押し込んでおり、NY組がここを割り込むような押し込みをしない場合、相場は150.00円を目指すようになるかもしれません。現在値は149.667円付近。徐々に上を伺うような動きをしてきている感もありますが、ポジション取りはやはり難しいものがあります。

これからは止めに押し目ができれば、買い拾うことも考えますが、早寝の小生には無理かもしれません。

現在は、1時間足の20MAが上値を押さえている感があります。

 

 

 

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FX 今週の言い訳 風雲急を告げるか

2023-10-28 09:56:06 | 日記

おはようございます。10月28日土曜日です。広島は晴れ、当地の本日は快適な晴れになるらしい。しかし、関東地方や東北地方では、まだ不安定な気候になるようです。

昨日は、お昼頃か、当地でも雷鳴があり、一時強く雨も降ってきました。昨日は全国的に天候不安定になり、雹が降ったり、突風が吹き荒れたり、竜巻が発生したりと、少し異常気象になったとか。そのような状況からは、昨日、当地で起きた悪天候は些細なことのように思われますが、急な曇天と雷鳴、そして、一時的とはいえ強めの雨には少々驚きがありました。

 

さて、今週の言い訳です。

週の動向は、始値は、149.938円、高値、150.776円(26日木曜日)、安値、149.321円(24日火曜日)、終値149.624円となりました。週間では、下げ傾向。上昇値幅は、0.83円、 下降値幅は、0.61円、上下値幅は、1.45円となっています。値幅動向からは、買い方優勢傾向がありますが、週間結果は、、、逆に。

 

相場から見れば、151円台へ突入したいような雰囲気もありましたが、本邦政府による「為替介入」の恐れや、中東情勢の不安定状態もあり、10月3日高値150.157円を上抜いた後は、上値の重さもさらに意識され、昨日は週末要素も加わり、ドル売り円買い傾向が進行したように思われます。

10月3日高値150.157円を超えてくれば、次は、昨年10月21日高値151.942円チャレンジとなると想定できますが、相場の大循環ということから考えると、150.157円を超えた場合は、151.942円まで行かなくても、相場の流れが転換するというレベルの問題もありました。

小生はこの傾向で相場を観ていましたから、最近はショートばかり打つようになっていましたね。

 

世情の不安もあるため、今週は、債券需要が出て、債券利回りが若干下がってきたことも売り材料となったようですが、ドル円相場自体の流れということが、昨日は重視された動きかもしれません。

債券市場の動向では、利回りは高止まり感もあり、価格は方向感なくうろうろ状態。

今週の利回りは下げ傾向の流れになっています。ならば、株式市場は上昇しても良いはず、ですが、株式市場は、この一週間は上下しながら、下げ傾向になりました。

ドル円はこの動きにも相関していたかもしれません。

 

ドル円は、天井圏での動きとなり、ここに、「山」を想定させるような動きやレート状況になっていたこともあり、26日高値を「山」として、ドル相場は下降傾向へ移行し始めたかもしれません。

下降が決まるのは、目先的には、10月24日安値149.321円を割り込み、高値を更新できなくなる必要があります。

更に、10月17日安値148.730円や、10日安値148.162円を割り込み、さらに、3日安値147.244円を割り込んで、調整入りが確定すると思われます。

147円台までには、まだ、もう少し値幅があります。

しかし、来週の日銀会合やFOMC結果を受けて、高値や安値を突破してくる恐れは多分にあります。

 

① 日銀もFOMCも「現状維持」を決めた場合、② 日銀が物価動向の上昇修正を行い、YCCの修正も打ち出し、FOMCがまだ「年内もう一回の利上げが必要」とした場合、③ 日銀が「現状維持」でFOMCが「利上げ」を行った場合、などなど、いろいろな条件が重なり合うと、相応の方向へ動くようになると思われます。

①のケースでは、今後の見通しが重要となり、②のケースでは、ドル円の引き合いが生じ、③では、ドル買戻しが再燃し、、、という具合になってきそうです。

 

報道によれば、日銀は今回の会合で、物価動向やYCCの修正などについて議論するようです。実行するかどうかは別問題。

いずれにしても、来週が相場の転換点になる恐れも多分にあります。

来週の週初では、ポジションを持った場合、長くは持てないかもしれません。スキャルが適切と思われます。

昨日安値で3MINを形成していますから、一旦反発してくることもシナリオとしてはありそうです。

戻りがあると、そこは、絶好の売り場になるという考え方もあります。

 

来週の中央銀行会合を通過して、年末へ向けた動きが出てきそうです。

昨日の動きから、来週月曜日の寄付きはGUするかGDするか関心を持っています。この点については、本日明日の時間を活用して考えてみます。

日銀会合は30日31日、FOMCは、31日11月1日となります。

この時期は「休むも相場」の格言がぴったりかもしれません。

 

相場は「継続は力」になると思っています。ノウハウを増やすと、相場の方向や転換点などが見えやすくなると思っています。

昨日のブログに書いたと思いますが、小生は、「FRBが「判断ミス」を現段階もしているのではないか」という疑念を持っています。それは時間経過して、後日になってから判明することですが。

当初のインフレを抑え込む、という意志の強さが全く感じ取れません。今回利上げを選択した場合、「後手に回るFRBの決断」として非難されるかもしれません。サマーズさんが言われるように、「高インフレ傾向に手のつけようがなくなる」恐れがあるかもしれません。

これも、「過去のデータやその時に採用した方針・対策」を時期が異なっても「今回もその方針・対策を実行」するとなれば、新たな何かの要因を見過ごしたこととなり、高インフレを抑え込むことはできないと思われます。

新型コロナの世界蔓延で、人々の行動規範が変化し、資金の流れが変化してきていると思われます。コロナ前の状況に戻ることはもうないかもしれません。

このような変化をどの程度考えるか、無視はできないと思われます。今回のコロナ禍で、政府から多くの支援金や給付金が出ています。このことも熟慮する必要があるかもしれません。

今相場に参加している方たちは、「世界の転換点」の歴史作りにかかわっているかもしれません。

 

今、当地では、陽射しが出てきて、温かくなってきました。これから菜園の手入れに向かう予定です。生育状況は良好です。

今週も訪問いただきありがとうございました。良い週末をお過ごしください。合掌

 

追伸 11時09分です。菜園の作業中に思い出したことを記載します。

これまでに保有していた150円台などで保有していたショートは、さらに、来週へのスイングも考えましたが、来週は新たな展開になると想定し、全建玉149.535円で今朝早朝に決済しています。

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FX 昨日GDPが出て、今夜はPCEか

2023-10-27 07:08:02 | 日記

おはようございます。10月27日金曜日です。広島は晴れ、天候が安定していて、過ごしやすいですね。こうなると、釣行計画も、気分そわそわで、潮見表を眺めつつ、いつにしようか、などとなります。庭の金木犀は、花が散り、香りは失せていきました。花の命は短い、、、。花が終わると、金木犀の伐採に入ります。11月中には実施したいと思っています。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、3市場揃って続落。決算発表を受けてハイテク株を中心に下落したといいます。

GDP結果が出て、景気の良好さが確認されましたが、中東情勢の不安を基に、原油価格が今後上昇してくるのではないかという予想も出て、売り材料になったようです。

昨日の利回り動向は、NYタイムになって下降傾向となり、4.8460%となっています。

昨夜、米国7年物国債の入札があったようで、これが順調に消化でき、これで利回りが低下したようです。

債券が買われる、ということは、その価格では、まだ十分安く魅力がある、先々価格の上昇も期待できる、そして、高い利回りもまだ魅力があり、長期にわたって利益を享受可能、という判断も働いたと思われます。さらに、株が売られる傾向になるということになりますが、、、、。

 

利回りは、5%で蓋をするつもりかもしれません。しかし、現実は、5%を超えてきそうな気がします。

現在出てきつつある経済指標を観ると、まだまだ景気は良く、物価傾向も2%に落ち着くには程遠い状況。

 

FRBはかつて、「物価上昇は一時的なもの」という判断ミスをしていますが、現状での判断も、もしかすると、「判断ミス」をしている最中かもしれません。

経済の常識では、インフレはいずれ落ち着くもの、ということがあるかもしれませんが、金融引き締めが効果がない場合、ほかの手段が必要なのかもしれないし、効果が出てくるまで金融引き締めを継続する必要性がありそうです。

例えば、デジタル市場で、物が素早く動き、物量は大きく、これらの動きに、FRBは機能していないのかもしれません。

統計手法も伝統的なもので、過去を観てこの先を考えるという判断のみで、「今まではそうであった」というものばかり。従来の見方を変化させる、「これからはこう考える」というものが欲しい。

パウエル議長は、インフレを退治できなかった議長として名を遺すかもしれません。

 

本邦を観ると、現在は、財政政策と金融政策の貧困が要因となり、ここへ、経済界の後ろ向きの企業運営が重なり、全く必要な効果が出てこないのではないでしょうか。

中国などへ企業が製造活動拠点を移したことから、国内では、技術の空洞化が起き、いまさら帰国させても、国内に技術がなく人材もいないという状況では、日本の国際競争力などは脆弱なもので、ほかの国に太刀打ちできないと思われます。

しかし、このようなことは、製造拠点を中国などへ移転し始めた頃から、言われていたことで、今は、予想が的中したことを認めざるを得ないと思われます。

目先の利益ばかり追求した当時の経済界のリーダーたちの判断は間違いだったということになります。

 

今、岸田首相は、減税とか、給付金などを考えているようですが、防衛費の増加に対しては、増税で対応する考えのようで、どうも財政政策がちぐはぐな気がします。これは政治が間違った対応をし、今後に禍根を残すことになるのではないかと推察できそうです。

政治と経済の貧困のつけが、今後も続きそうです。

 

今夜はPCEが出てきます。予想では前回並み程度のようですが、若干の良し悪しに相場は上下するでしょうか。

昨日高値150.776円をひとまず「山」と考えて、種々検討し、対策を考え、ポジション取りをしていくことにしています。

 

昨夜ECB会合結果が出ています。「現状維持」でした。

来週、日銀会合とFOMCがあります。日銀はまだ「現状維持」と思われ、FOMCも「現状維持」かもしれません。

日銀、FOMCともに「次の一手」の遅れが市場との不協和音を増幅させるかもしれません。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.569円超、「売り」は、150.569円以下、「買い」は、150.107円以下の場合となっています。

FPVは、150.330円、R1は、150.807円、S1は、149.884円となっています。

 

本日の相場では、昨日のレンジ内と考えていますが、高値安値のどちらかを抜けていく可能性もあります。

しかし、来週の日銀やFOMC待ちとなっていると思われ、大きな動きは期待できそうにありません。

「G指数」は全項目「ニュートラル」となっています。

 

昨日、東京タイムで付けた高値を、欧米タイムで更新できていません。これの意味するところは何?

相場の転換は来週かもしれません。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時41分です。本日のオプションNYカットですが、極めて大きいサイスのものが150.00円にあるようです。これを考えると、このNYカットが作用して、上へ行くのを防ぐかもしれません。

少し前に、150.290円まで下押す場面がありましたが、最近の例にもれず、素早く値を戻す動きです。こうでもしないと短期の投機筋は稼げないのかもしれません。自作自演の上下ですから、利益は限定的と思われます。

もしかすると、150.290円は、これからの下値目標になったかもしれません。

 

追伸 15時26分です。ここまでの動きで日通し安値は、150.079円まで届いています。現在値は少し反発して、150.217円付近。

昨日安値をまだ割り込まず、高値も超えていません。昨日のレンジ内で上下しています。

ここまでの上下値幅は、わずか、0.33円です。最近はこのような傾向が強い。値幅から見れば、売り方優勢のようですが。

現在は少し反発傾向になっていますが、この傾向が続くかどうか、、、。

本日の特記事項は、やはり150.00円にある極めて大きいサイズのオプションNYカットになります。

まもなく欧州勢が取引参加してきますから、彼らが下押ししやすいように、「東京事務所」が相場を持ち上げているのかもしれません。下押ししたとき、150.00円を勢いで割り込みに来る恐れもあります。

今夜出てくる経済指標結果では、サプライズが起きない限り、相場はさほど動かないかもしれません。

利回りは現在、4.877%付近。昨日からは下げたままのようで、戻りは鈍いようです。

ショート保有継続中。

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FX 秋晴れ続く、相場は高原状態、プロ野球のドラフト会議の日

2023-10-26 08:06:42 | 日記

おはようございます。10月26日木曜日です。広島は晴れ、朝晩は肌寒さを感じますが、日中は、時に暑いと感じるほど。気温は25度にはもう到達していませんが、湿度が少なく爽やか~~~で、散歩の距離も長くなり、少し汗をかきます。こんな時に、右足の不具合があり、十分に運動できないことが残念なところです。足の具合は、「日にち薬」とはよく言ったもので、確実に痛みの程度が減っています。もう少し、もう少しと、自分に言い聞かせているところです。

今日は、プロ野球のドラフト会議の日です。ドラ1の選手でも、その後順調に成長していくとは限りません。どのチームにどの選手が入るか楽しみです。

 

さて、相場です。昨夜の米国市場では、株式市場は、一部企業のさえない決算状況や、利回り上昇を嫌って、3市場とも、下げています。その利回りは、4.963%まで上昇しましたが、昨日は5%台には乗っていないようです。

この利回り上昇はドル円の上昇傾向に寄与。ドル円は、6時引け前になって急伸し、10月3日の高値150.157円を上抜き、150.314円まで上昇。引け値は、150.223円。

 

NY組は、引け前になって動いてきたわけですが、この時間になれば、もう本邦政府による「為替介入」はないだろうと考え、動いたのかもしれません。

出し抜かれた形の本邦政府は、失地挽回に動いてくるとすれば、本日午前中ということも想定できますから、本日以降は、「為替介入」への警戒度は上がったと思われます。相場が下げ傾向になっていても、これを追撃して、相場を押し下げに来るかもしれません。要注意です。

実は、円買いの「為替介入」は、相場が上昇中に行っても効果は限定的ですが、下降中であれば、効果は相乗的に大きくなってくるという効果があります。このため、相場が下げ傾向になれば、「介入」に現実味が増して来ます。値の戻りは要注意になります。

6時を過ぎて、取引の中心は、オセアニア市場へ移りましたが、ここでは、やはり売り優勢となっています。150円台を維持できるか、150円を割り込むか、チェック。

8時現在、押し下げは、150.040円までとなっています。ここからどう動いてくるか、、、。

 

チャートパターンからは、まだ、高値突きが想定できるものになっていると思われます。

東京タイムでは押し下げておき、欧米タイムになって、反発上昇させる、という動きをしてくるかもしれません。その材料となるのは、今夜出てくるGDPです。予想では、前回より良い結果になると予想されています。そして、同時に出てくる、コアCPEは、前回より下げると予想されています。本日は定例の新規失業保険申請件数なども出てきますから、動意づく材料は多くあります。

日米金利差が拡大すれば、スワップ金利もさらに大きくなってきます。ショーターにはつらいところ。

 

「G指数」での対応基準日は、10月18日となりますが、この時期は、高値は上昇傾向、安値は一時前日割り込む場面もありますが、上昇傾向にあると判断でき、これを考えると、本日以降、来週初めころまでは、まだ上値を伺う動きが出てくるかもしれません。

懸念材料は、やはり「為替介入」と思われます。

今朝の動きのように、投機筋は、タイミングを計って、また、相場を引き上げに来るかもしれません。

 

しかし、相場の循環から考えると、10月3日高値を超えてきたことから、昨日高値150.314円でも、天井圏の「山」という判断もできますから、「もうか、それとも、まだか」もさらに真剣に考えなければならないと思っています。

これから上値チャレンジが出てきて、昨日高値を更新できるかどうか、チェックになります。東京タイムでも欧米タイムでも更新できないとなると、さらに天井感が高まります。

 

小生のポジションですが、今朝早く、150.311円でショートを増やしています。

また、押し下げがあれば、保険として、ロングを保有し、両建てにする予定。メインはショート、ロングは補佐役です。

 

今夜の指標待ちも、不気味さを感じます。

今夜はECB結果も出てきます。ここは、「据え置き」という予想になっています。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、150.269円超、「売り」は、150.269円以下、「買い」は、150.003円以下の場合となっています。

FPVは、150.106円、R1は、150.431円、S1は、149.899円となっています。

 

取引がいよいよ150円台になってきました。今後の展開を厳しく観ていきたいと思います。

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 11時23分です。上値が伸びて150.437円まで来ています。上伸勢いはまだ衰えていないと思われます。キリ番の150.50円突きが出てくる恐れもありそう。

まもなく前引け時間ですが、要注意時間になったと思われます。相場が急に動意づく恐れがあります。介入警戒はなくなったのか???

 

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