FXと四国遍路とワンコと菜園の物語 

一般大衆投資家が、時々四国遍路に出発、FX取引を行う様子をメモ。合せて、愛犬君の近況や、菜園などのことも掲載

FX 154円台に乗る ジャスミンの花咲く

2024-04-16 07:47:30 | 日記

おはようございます。4月16日火曜日です。広島は曇り、天候は下り坂です。雨が降れば、残っていた桜の花も散り、次の花へと季節を移すようになると思われます。今は2,3日先の天候を考えながら、菜園への野菜の植え付けを検討中です。今日明日で一雨あれば、これを恵みの雨とし、そののちの晴れの時期に植え付け実施、という段取りです。

いつもの散歩コースで、ジャスミンの花が咲いてきました。

 

さて、相場です。昨日の米国市場では、株式市場は少し大きめの下げています。昨夜出た小売売上高は予想を上回るものとなり、これで、利回りは上昇。ここへ、中東情勢の緊迫が加わり、株式市場の下げは加速したようです。CMEN225も下がり、38700付近で取引を終えています。昨日せっかく上昇したのに、本日また、下押しされるようになると思われますが、これが現在の株式市場の実力なのかもしれません。

昨夜はGSの決算も出ています。こちらは堅調な内容になったようですが、市場はこれを織り込まなかったようです。

 

現在の利回りは、4.6050%付近。債券は売られ、昨夜の利回り上昇で、ドル円は、154.445円まで上昇し、6時引け値は、154.261円。

利回りをもとにドル円相場を考えると、158.0円付近になると思われます。ここまで行くのか?とは思いませんが、155.0円近くまで、もう少しは上昇するのではないかと推察しているところです。

最新の為替情報では、上値が156.00円に上昇してきています。

 

しかし、155円近くまで上昇してくると、さすがに「介入」も以前より強く想定されるようになります。

ここまで政府は介入を控えてきていますが、これには介入資金調達方法がネックになってきていることがあるかもしれません。

政府は、外為特会の外貨資産を使用することを検討中のようですが、この特会資産は、ほとんどが米国債ですが、これを売却することで資金を作ろうとしていると思われます。米国債を売却してドル現金化を図り、このドルを売って円買いを行うようになると思われます。

ドル現金の預金は少ないと思われ、介入資金調達の柔軟性は前回よりも少し弱いようです。これが政府による介入がなかなか出てこない要因ではないかともいわれています。

 

岸田首相もすでに帰国していますから、介入のための状況は整っていると思われますが、しかし、残念なこともあります。

ここで米国債を売却すると、米国債の価格が下がり、米国利回り上昇に拍車を付けることとなり、日米の金利差が拡大していきます。こうなると、「介入」で、ドル円を押し下げても、ドル買いに拍車がかかることも想定され、ドル買戻しの逆襲に遭遇するようになると推察されます。予想以上の介入資金が必要になる可能性もあり、うかつには手が出せない状況にあると考えられます

ヘッジファンドや投機筋は、小さめですが、155.0円にストップロス買いをセットしたようで、さらなる上昇に備えているようです。今週は155.0円をオプションNYカットとする日が複数あります。

ヘッジファンドや投機筋は、「介入」を警戒しながらもさらに上昇をもくろんでいると思われます。ドル買いには強気で臨んでくると思われます。

この警戒の動きは、急な下振れとなって表れると思われます。「介入」を彷彿とさせる動きを投機筋は採ると思われますが、下押しは、短い時間での出来事となり、その後、元の上昇トレンドに回帰するのではないかと推察しているところです。

 

「もうか、それとも、まだか」をかなり強く意識させる段階になってきたと思われます。

しかし、ここからすぐに相場が転換するという状況はないと思われ、何度も上下しながら方向を探ると思われます。

154円台の取引では、「吹いたら売り」を基本において、相場を考えて行こうと思っています。

 

今週は17日水曜日にはベージュブックが出てきます。各地区連銀が経済情勢をどのように考えているか確認できます。

18日木曜日には、景気先行指標が出てきます。

ここへ加えて、企業決算が出てきます。

中東情勢の緊迫度がどうなるかも、株式市場や為替市場には重要な要素になると思われます。

今週はまだ利回り高止まりとなってドル円も天井圏でうろうろするのかもしれません。

 

出てくる指標などの結果を受けて、利回りが動き、その動きにつれたドル円の動きになると思われます。

昨夜出た小売売上高が上昇した背景には、オンライン通販の伸びがあるようです。小売売上高が伸びると、個人消費は堅調と推察され、GDPを上昇させる要因になると思われます。

景気は良い、となれば、利回りはまだ上昇傾向となり、FRBが考えている利下げシナリオも影響を受け、年内利下げも早くて9月が最初で、残りは年内1回になる、というような市場関係者の声も出てきています。

昨夜出たNY連銀総裁の発言では、年内利下げはまだ可能性はあるとしています。某地区連銀総裁は、年内利下げは不要かもしれない、などと発言。FRB内でまだまだ物議を交わしそうな環境と思われます。パウエル議長の2回目の判断ミスになりそうな気もしますが。

 

本日の健太君の判定は、「買い」は、154.353円、「売り」は、154.353円以下、「買い」は、153.61円以下の場合となっています。

FPVは、153.889円、R1は、154.814円、S1は、153.333円となっています。

「G指数」は、「買われすぎ」レベルに入ってきたと思われます。

 

間もなく東京タイム開始です。本日もよろしくお願いします。合掌

 

追伸 8時29分です。日銀関係のことですが、今後は近い将来的には、利上げに動くようになると思われますが、これが今すんなりとできない事情もあるようです。

日銀は緩和的金融政策をもうしばらく継続するとしています。これは、企業に対して、「低金利のうちに資金を調達し、設備投資などを行え」というものの可能性もありそうです。この3月4月で物価高へ賃金上昇が伴ってきたことの確認ができたようです。こうなると、いよいよ利上げということがささやかれてきますが、今すぐ利上げすると企業などの資金繰りが悪くなるということも根底にはあるようです。時間軸効果を使って、ということのようです。

 

本日のここまでの動きでは、まだ政府筋からの「介入」は出ていませんが、その前段「口先介入」も出ていません。

市場は154.20円付近で様子を見ながら、ポジション取りをしてきそうです。そして、「介入はない」と判断したとき、相場は急反発してくるかもしれません。

日銀が保有資産の縮小に動いてくると、まずは国債の買い入れをストップし、その次には、売却を行うようになると思われます。保有する日本国債の売却は、価格の低下、そして利回りの上昇を伴います。こうなることを今は避けていると思われます。

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