見出しの画像は、ヘテロセラス・SPです。
ヘテロセラスとモウトニセラスの違い。
ヘテロセラスは、シャフトの途中、住房部を過ぎたあたりからJカーブになって少しづつ細くなり先端部は巻き上げています。
ヘテロの先端部
モウトニセラス
モウトニセラスは、カーブ等は無く先端も巻いていません。
肋に付いてはヘテロセラスと殆ど同じで変わりは見られません。
どちらも大型異常巻き種なので採集時に完全体が採集できれば問題は無いのですが部分の採集となると同定が難しくなります。
シャフトのみの場合、特徴のある部分で判別が容易の場合は良いのですが短いシャフトのみの同定はやめた方が良さそうです。
モウトニセラスの先端部
モウトニセラスの先端に近い所
ヘテロセラスの先端に近い所のシャフト
次は、先端部に近い所の異常巻きアンモナイトですがヘテロセラスの先端に様な気がしますが?モウトニセラスの可能性も?この位の先端のカーブではどちらとも判別できません。
露頭での採集時ですが異常巻きアンモナイトのシャフト部分で「ヘテロセラス」が採集できたとと喜んではいられません。
短いシャフトでは、同定はできないのですから。
Heteroceratidae
Crioceratidae
石堂層
第13回 バレミアン期の化石展示会は、週間天気予報によりますと好天になる予報です。
予報が当たれば開催致します。
屋外の展示会なので当日が雨の場合は中止です。予備日に移行します。
時には必要ですが雨は嫌いです。
バレミアン期の化石