前回の続きみたいなものです。
風も無く暖かい日がありましたので採集した汽水生、瀬林層の巻貝、カシオペ・オガイイのクリーニングを行いました。
巻貝のクリーニングは珍しい事でブログで公表するのは初めてなんです。
巻貝本体の保存状態が期待した程では無かったんですがどうなる事か?。
前回の続きで母岩に埋もれてる状態からです。
少しずつ削っていたのですがこのまま続けても本体が壊れそうな気がしたので思い切ってタガネで巻貝の先端部に近い所に割れ目を作りそこにタガネを打ち込み・・・・・母岩を分離。
旨く行きました。下の方にはコストキレナが覗いているのが判ります。巻貝の本体がすっかり見える様になりました。が、やはり、化石の保存状態が?でした。
殻は全部残っていて変形が少し見られる程度で保存さえ良ければよい標本です。
本体に余計な石の破片が残っていますが、今回はこれで終わりにしました。
図版のカシオペ・オガイイのページです。
図版の上にクリーニングが終わったカシオぺを載せて見ました。
Cassiope ogaii
瀬林層