前回お話ししました日本の歴史や文化を学ぶ会は、長く参加していたもので、定期開催される勉強会や集まりの一つです。同じく長年継続してきたもので、今後続ける意味があるかどうか悩みましたが、去年の12月退会した勉強会があります。もっとも続けようとする他の会でも、このコロナ禍で会自体が現在お休みとなっているものもあります。
わが社で私は会長職となって、一年九ヵ月が経ちました。会長に退いても毎日出社していました。ただし以前より遅く出社し早く退社して、会社に滞在している時間は5~6時間ほどでした。後継の社長と二人だけで話し合いをする時間を毎日設けてきました。しかし二週間前から、会社に行かない日を週1~2日つくり、社長と話すことも週2日間だけとしました。
社長のバトンを渡してからも、一年九ヵ月の間は現社長と私は伴走する形をとってきましたが、今回その状態から一歩退きました。社長のリーダーシップを邪魔しない必要性を感じたからです。後継社長にとって最も気を使う存在は会長になった私です。全社員参加の週一回の昼礼も、今週を最後として、今後出席しないことを決めました。
長年継続してきた勉強会を見直したり、会社で行う仕事を整備したり、これは自分の生き方を少し変えることに他なりません。私の居場所としては、会社、自宅、それ以外(外での会合)と、以前と変わりありませんが、会社に行かなくなった分、時間的拘束が少なくなったのは事実です。反面、外部の人との交流(社会性)が希薄になるのは避けたいと思っていました。
そのような中、山の友人からある会に誘われました。彼とは大学時代同期の山登り仲間で、自宅が互いに近く、社会人になってからも交流は途切れることはありませんでした。彼自身もその会のメンバーではないけれど、親しい人に誘われ、ゲストとして一ヵ月前から週一回の早朝会に参加していました。
長い付き合いの友人からの誘いなので、どのような会なのか詮索せず、またその会に私のことを知っている人もいるとのことなので承諾しました。その会は『葛飾区倫理法人会』でした。倫理法人会は一般社団法人であり、会員数は全国で6万8千社、経営者の自己改革を目指し企業を活性化する目的で、今から70年以上前に創設されたようです。
葛飾倫理法人会の会場は私の家からも近く、開催は毎週木曜日の朝6時30分からです。初めてその会に参加し、私を知っている方にお逢いしました。江戸川区で昔スクラップ業を営んでいた会社の役員の人で、私は初対面でしたが、スクラップを扱っていた私の父の時代を良く知っている方でした。山の友人は、しばらくゲストで参加してみるとのことです。
そのような会に参加した矢先、また別の知人からのセミナーの誘いがありました。同じく日本の歴史や文化を学ぶ会に参加されていて、私より二つ年上の方からの話しです。経営者対象の勉強会だそうで、詳しく内容を伺わないまま、開催日の夜は空いていましたので申し込みました。
後日その知人から案内が送られてきて、『千代田区倫理法人会』主催の経営講演会でした。偶然にも同じく倫理法人会で、その知人は既に会員になっています。千代田区倫理法人会では早朝の定例会とは別に、外部の人達も自由に参加できる、倫理に基づく経営講演会を年に何回か企画しているようでした。
この会に参加する前日、日経新聞に広告があり、私は著者を知っていたのでその本をAmazonで注文しました。著者の彼は、高校の時の同期です。公認会計士となり、多くの税理士や社会保険労務士や行政書士を抱える、総合コンサルタントグループ会社のトップです。“中小企業の「事業継承」はじめに読む本”のタイトルと彼の名前が目に入ったので、買い求めていたところです。
話しは戻り、当日千代田区倫理法人会に参加し通された席に着いていました。前の方からゲストに名刺を持って挨拶している人物がいます。マスクをしていますのではっきり判りませんが、見覚えのある顔です。その人物が前に来たので、「もしかして藤間⁉ 私梶です」と私。「え、え、梶!」と彼。「藤間の本を注文したとろ、ここで逢うとは実に奇遇!」と私。彼とは20年ぶりの再会でした。 ~次回に続く~
わが社で私は会長職となって、一年九ヵ月が経ちました。会長に退いても毎日出社していました。ただし以前より遅く出社し早く退社して、会社に滞在している時間は5~6時間ほどでした。後継の社長と二人だけで話し合いをする時間を毎日設けてきました。しかし二週間前から、会社に行かない日を週1~2日つくり、社長と話すことも週2日間だけとしました。
社長のバトンを渡してからも、一年九ヵ月の間は現社長と私は伴走する形をとってきましたが、今回その状態から一歩退きました。社長のリーダーシップを邪魔しない必要性を感じたからです。後継社長にとって最も気を使う存在は会長になった私です。全社員参加の週一回の昼礼も、今週を最後として、今後出席しないことを決めました。
長年継続してきた勉強会を見直したり、会社で行う仕事を整備したり、これは自分の生き方を少し変えることに他なりません。私の居場所としては、会社、自宅、それ以外(外での会合)と、以前と変わりありませんが、会社に行かなくなった分、時間的拘束が少なくなったのは事実です。反面、外部の人との交流(社会性)が希薄になるのは避けたいと思っていました。
そのような中、山の友人からある会に誘われました。彼とは大学時代同期の山登り仲間で、自宅が互いに近く、社会人になってからも交流は途切れることはありませんでした。彼自身もその会のメンバーではないけれど、親しい人に誘われ、ゲストとして一ヵ月前から週一回の早朝会に参加していました。
長い付き合いの友人からの誘いなので、どのような会なのか詮索せず、またその会に私のことを知っている人もいるとのことなので承諾しました。その会は『葛飾区倫理法人会』でした。倫理法人会は一般社団法人であり、会員数は全国で6万8千社、経営者の自己改革を目指し企業を活性化する目的で、今から70年以上前に創設されたようです。
葛飾倫理法人会の会場は私の家からも近く、開催は毎週木曜日の朝6時30分からです。初めてその会に参加し、私を知っている方にお逢いしました。江戸川区で昔スクラップ業を営んでいた会社の役員の人で、私は初対面でしたが、スクラップを扱っていた私の父の時代を良く知っている方でした。山の友人は、しばらくゲストで参加してみるとのことです。
そのような会に参加した矢先、また別の知人からのセミナーの誘いがありました。同じく日本の歴史や文化を学ぶ会に参加されていて、私より二つ年上の方からの話しです。経営者対象の勉強会だそうで、詳しく内容を伺わないまま、開催日の夜は空いていましたので申し込みました。
後日その知人から案内が送られてきて、『千代田区倫理法人会』主催の経営講演会でした。偶然にも同じく倫理法人会で、その知人は既に会員になっています。千代田区倫理法人会では早朝の定例会とは別に、外部の人達も自由に参加できる、倫理に基づく経営講演会を年に何回か企画しているようでした。
この会に参加する前日、日経新聞に広告があり、私は著者を知っていたのでその本をAmazonで注文しました。著者の彼は、高校の時の同期です。公認会計士となり、多くの税理士や社会保険労務士や行政書士を抱える、総合コンサルタントグループ会社のトップです。“中小企業の「事業継承」はじめに読む本”のタイトルと彼の名前が目に入ったので、買い求めていたところです。
話しは戻り、当日千代田区倫理法人会に参加し通された席に着いていました。前の方からゲストに名刺を持って挨拶している人物がいます。マスクをしていますのではっきり判りませんが、見覚えのある顔です。その人物が前に来たので、「もしかして藤間⁉ 私梶です」と私。「え、え、梶!」と彼。「藤間の本を注文したとろ、ここで逢うとは実に奇遇!」と私。彼とは20年ぶりの再会でした。 ~次回に続く~