無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

ヲタクに恋は難しい

2020-02-13 | 2020映画評


「ヲタクに恋は難しい」 福田雄一監督 ☓☓

 ゲームオタクの男性と幼馴染の「ゲーム腐女子」が普通の恋をしようと挑戦するコミック原作のコメディです。
 中途採用の成海(高畑充希)は職場で幼馴染の宏嵩(山崎賢人)と再会します。二人は実はお互いに意識しているのですが、恋よりアニメやゲームの世界の方が大切なのかふんぎりがつかずもやもやとした関係が続くのでした。そんなときに成海はイケメン上司(斎藤工)に仕事で抜擢されるのでした。
 
 ヲタクネタ満載で脇役の佐藤二朗や賀来賢人などが笑わせてはくれますが、主役の山崎がいまひとつ魅力がなく高畑一人孤軍奮闘していましたが、歌とダンスも印象に残るフレーズとか振付とかがまったくなく世界に入り込むことができませんでした。ヲタク用語の勉強にはなりましたが、それだけでした。

 タバコは、居酒屋で主役二人がちょっと一杯するときにいきなり「タバコ吸っていいですか?」とたずね「だめです!」と答えたのに「吸います!」とタバコを吸い始める場面、そして職場の喫煙所がなんと「リフレッシュルーム」だなんて信じられません。「ちょっとタバコ買ってくる。」などタバコネタが多くさりげないタバコ宣伝映画でした。未成年者が対象の作品で喫煙シーンが多いのはいかがなものでしょうか。居酒屋は禁煙、というルールは映画界には存在しないようです。これではタバコフリーオリンピックは無理。

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