私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

2月の畑 (三寒四温)

2021年02月22日 | Weblog

 2月もあと一週間いや5日を残すのみになりました。一昨日と昨日は(21日と22日)4月後半を思はせる、気温20℃を超える春日でした。がその1日前の19日には、最低気温がマイナスで外の水道の蛇口が凍ており、暖かい日と寒い日が交互にやってくるようになりました。その暖かい日を選んで畑の草取り、収穫あとの整理をしてきました。秋には畑一杯だった野菜も大半の野菜は収穫を終え、畑の3分に2は空畑になっています。収穫した野菜の今季の特徴は、孫達数カ所に二回り、所によっては3回送った事です。それが出来た健康がありがたいと思っています。

 その21日22日の2日をかけて空いた畑をきれいに耕うんしました。(写真下)3月に入ると種まきが始まりますから・・・。ちょっと疲れましたが、無理をしないで早めにきりあげました。そして感じたことは、自分の足で歩ける余生を送るには、畑は労働という面があります。しかし精神的な喜びが2面も3面ありますから、オーキング(運動)とバランスを取ることが課題のようです。

                                

                                 
               金盞花がボツボツ咲き始めました。

                                 
               カリフラワーは終わって、側枝がでるブロッコリーを収穫しています。

                              
            つまみ菜です。野菜が少なくなるこの時期に採れるよう毎年作ります。1~2日置きに収穫できます。

 早朝に歩き始めて2日目の23日の出来事です雪が降ったり凍てついた真冬は、日中の都合の良い時間に歩いていましたが、畑に出るようになって、以前の日程に戻した訳です。我が家を中心に、大半を広い道路についた歩道で一週約1,7キロぐらいを歩く訳です。5時起床明るくなりかけた6時10分ごろ歩きはじめて、我が家に200mたらずの処で一人のお年寄りとすり替わりました。
 歩く時には、どんな人と出会っても黙って頭を下げることにしていますが、その人とは目線が合いました。そして一歩近づかれて「いちのみやはどちらですか?」・・・と、一瞬戸惑いましたが、先ず”この人は帰るところが解らない人”と判断しました。普段家の中で過ごす服装(上衣が無い)そして足元がスリッパだったからです。我が家が歩いて2~3分の処でしたから家へさそいました。体の向きを変えようと腕を掴んだら「寒い」と一言、一瞬私の上着を着てもらおうか?と思いましたが、近いから辛抱してもらい・・・但し歩く時間は倍以上かかったと思います。家に着いたら先ず腰を下ろして、畑用の防寒着を着てもらいました。お嫁さんが起きていましたから、息子に言って対処してもらい、お嫁さんが暖かいお茶とバナナをだしました。パトカーも案外早くきてくれました。
 若い者に任して早々に私は引っ込みましたが、この朝は、気温が4~5℃暖かい朝でした。それでも風速3~4mあって頬や耳は冷たかったです。上衣のない普段着で、足にはにはスリッパの服装では、家を出られたのは前日の午後?とすると、一晩じゅう歩いてみえた顔色ではなかった?など想像しました。然し他人ごとではないと思っています。その人は83歳、私の老の道に何がおきてくるかな?そう覚悟しています。


         


唯一の友 (縁は味なもの)

2021年02月18日 | 老いの道

 前稿の「唯一の友(近況)」の返信が齋藤さんからありました。過去文通は数回あった記憶ですが、こうしてブログで取り上げるのは初めてです。私が手紙を出してから5日目に大きな封筒に予想していなかった「書き物」送られてきました。(写真下の)A4、2枚の近況も頂きましたが、私の手紙に応える形の内容で、要点のみを紹介します。

〇 私は、歩くことを始めたのは一年ちょっとですが、齋藤さんはもう20年ほどなるようです。老人施設入られて9年目になり、新型コ
   ロナが始まると、野外の散歩は禁止になり今は2階のホールを歩いてみえるようです。一週が3分20秒かかるようで、推測では
  約
200Mぐらいになる感じ・・・それを20周されるようです。早朝4時半から・・・。
〇 トイレは、催しがある時(1時間余ぐらいで)年のセイと諦めてみえるようです。時間が短いから大変だと思いますが?小便が出る
  だけ有り難い…と。
まだ失禁など今の処ありませんと。(以前話題に出た時は薬を呑んでみえた)
〇 血圧・不整脈・血中酸素などは問題ないないようです。

 斉藤さんは、腰がちょっと悪くシルバーカーを知り合った頃から押して歩いてみえましたが、以前と殆どお変わりなく元気と云う感
 じを持ちました。
       


             

 写真上 「春一番令和三年二月四日」は、一月一日から一二月三一日までを小文字で書き込んであります。「祝九十三歳」は一歳から九十三歳までの小文字で出来上がっています。斉藤さんの最も得意な分野で・・・書いて送って頂きました。般若心経もほとんど同じで以前と変わらない集中力には感服しています。しばらくは、九〇代を共に行けそうです。

 斉藤さんの今一つの才能は、どんな些細の事でも記録してみえることです。以前から感じていましたが、今回は散歩の記録表を送って頂きました。(写真右)いい友を得ました。

   


唯一の友 (近況)

2021年02月14日 | Weblog

   齋藤さんご無沙汰しました。お元気ですよね・・・そう決めていました。そして、今も早朝のホールを20周してみえることを想像しています。私は、昨年までは早朝暗いうちに出かけて、明るくなる頃に帰る段取りで、20分余距離にして1.7キロ位を歩いていましたが、1月に入ってからは冷え込みが厳しく、雪がちらつくようになって、早朝のオーキングは止めました。そして陽が登って暖かくなる9時ごろから、条件が悪い時は午後から歩くようにしています。時間は、長くして1時間以内、距離は4キロ前後にしています。農閑期で畑にでませんから・・・今のところ?と云った感じです。足の調子もいいです。

  以前 斉藤さんと夜のトイレに多く起きる話を聞きましたが、私も関心を持っています。が 今のところ原則夜中2~3時に1回です。但し 夕食の時に汁ものを多く戴くと3回ぐらいという時がありますから気を付けています。但し水分補給も必要ですから、トイレに起きた時は、水を一口飲むようにしています。おかげと夜は良く眠れることができて健康の第一条件にしています。これが続くことを願っています。

   こんな感じで過ごしていた9日(土)夜8時夕食の時でした。胸(心臓)あたりに普段と違った違和感を感じました。苦しいとか?痛いとか?と云うものでなく?ちょっと変と云う感じです。が、結果食事の”4ぶんの1”程度を食べることを止めて・・・血圧を測りました。157/85普段とは違って高い数字ですが、間を置いて2回測ると下がっている。脈拍を計りましたら・・・はっきりと不整脈出ていました。初めて体験する症状です。
 「このまま寝れば治まるかも知れない?」 「深夜に救急車を呼ばねばならないかも?」迷い・・・若い者に相談しました。お嫁さん「不整脈が出ていますね」息子「心配なら救急診察に連れていくよ」結果拠点病院の救急診察を受けることしました。その診断結果です。

〇 不整脈があるが、今すぐ治療するレベルでない。
〇 血中酸素濃度OK
〇 心臓の動きOK
〇 現在持っている薬は飲み続ける。(血圧と血液さらさらの薬)
〇 不整脈は、本人は何時もと違うので少ししんどいが、心配しないこと。胸の痛みがあれば直ぐ伝えること。

 その夜は、 一応安心して良く眠れました。これで普通ですとお医者さんにはかかりませんが、朝起きると一枚の紙が置いてありました。近所に最近開院した循環器内科のお医者さんがあり、2日間休日があり3日先の12日診察の予約をとっておきました。一緒に行きます。のメモが置いてありました。若い者の判断で・・・従う事にしました。

 12日の初診察・間をおいての24時間心電図・27日の心臓エコー検査を受けまた。その診断結果です。

  • 12日診察、不整脈兆候が見られ、抗不整脈作用錠(ビソプロロールフマル酸塩錠)0.5錠朝食後・15日分を頂きました。13日から6回服用しましたが、初日から不整脈の兆候はなくなり気分は良くなりましたが、15日朝の脈拍が49と40台に落ちたのは、過去初めてです。朝だけ除脈が4日続いて、午後からの脈拍は正常でしたが、19日に薬を飲むことを止めたところ、翌日20日午後から普段の50~60代に戻りました。
  • 17日の診察、心電図の波形も規則正しく描かれており不整脈ではない、ごく一部乱れがあったのは1%以下で全く問題はありません。 
  • エコーでも、心臓の収縮、弛緩、心拍出量など心臓の動き、ポンプとしての作用に問題ありません。

   今回は、抗不整脈作用錠の服用によって不整脈が止まった事、お医者さんの診断説明が、図面や映像を使って解りやすく丁寧に話して頂いたことです。納得できました。息子夫婦がそばについていてくれて、後から要旨を書いてもってきてくれました。私も耳が遠くなり全く老人になってしまったようです。この2月から94歳の道を歩くことになります。そして1月は上記の事であっと云う間に済んでしまった感じです。そして「背伸びして右手を伸ばすと、百歳に手が届くー」思いが一瞬去来しました。しかし「余命は神のみぞ知る」という思いです。長生きが目標でなく、自分の足で歩ける老後を目標にします。

  斉藤さんは、確か5月が誕生日で95歳になられる先輩です。郷土は京都府でも日本海側で、息子さんが愛知県で活躍して見える関係で今は老人施設に・・・全くの奇遇ですね。バスや電車を乗り継いで月一回はお会いに行っていましたが、コロナウイルスでここ一年お会いしていません。自由に面会できる日が来たら是非お会いしたいですね。その時はもう息子に連れて行ってもらいます。

 新型ココナウイルスで「緊急事態宣言」が一ヶ月延長されました。今度は、ワクチン接種も現実的になってきて、コロナウイルスが絶対収束する見通しで解除しなければならないと思っています。さて何時になるかな?。


2月の畑 (種を・・・)

2021年02月09日 | 野菜つくり

 1月の中旬下旬は、初めて経験した不整脈であっと云う間に過ぎてしまいました。前稿でそれに触れていますが、近所の循環器内科の診察も最終27日に受け、結果は前回受けた拠点病院の病状判断と同じでしたが、参考になるアドバイスを頂きました。いずれ投稿したいと思っていますが、実は、2ケ月余前から両手の薬指に痛みを感じるようになりました。生活するには苦にならない感じですが、痛みは続いており、いずれ整形外科の診察は受けなければならないと思っています。90代に入ると小さな問題?ですが、色々出てきます。すんなりといかないのは、ある意味当然かもしれません。

 2月に入りました。93歳と何ヵ月と・・・94歳の道を歩くことになりました。まだ 農閑期ですが、暖かい日は畑に出るようになりました。作業は、草取りがおもです。草も地上の草丈は小さいですが、地中の根っこは、地上の3倍は張っています。3~4月暖かくなったら一挙に繁茂する段取りです。収穫の済んだ畑は、順次耕していきます。種蒔き・・・夏の果菜類の植え付けを念頭に置いて・・・。無理をしない段取り?私の今の課題?だと思っています。

                               

 種は、原則京都のタキイ種苗で買っています。ごく一部は(2~3種類)夏の果菜類苗は、近所の種屋さんで買っています。今年も元気でやれそうです。