私の70代

愈々90代に足を踏み入れ、人生の最終ラウンドに入った想いです。野菜作りとパソコンにも向き合っていきます。
 

十五夜

2017年10月06日 | 風景

 9月の中頃になると、十五夜には里芋を掘らなければ・・・、だから十五夜は何時かな?と、今年も思いました。私の所は、十五夜を通称「芋名月」というほど、初採りの里芋をお供えする風習が昔からあります。今から思うと貧しかった子供のころの十五夜のお供えの里芋は、おやつがわりで甘くって美味しく、今もその味が体にじみついています。
 十五夜は、秋の収穫を祝い感謝する行事とされており大昔より続いてましたが、この伝統行事を行う家庭も少なくなったと思います。私と女房がかたくなに行っているという感じです。

 芋を掘って洗う事、女房が煮つけてくれたこと、萩とススキを飾ることは簡単に出来ましたが、写真を撮りに行くことは随分迷いました。自転車であること、夜の行動であること、撮影ポイントが見通しのいい処であることで慎重にならざるを得ません。結果は、近い所で、自動車の少ない安全な道で、明るいうちに出かけて早く帰るを決めて出かけました。5時頃でかけて6時10分頃には無事家に帰っていました。もう来年は家の周りの行動にだけにします。
 撮影には、35分ほどかけ後半は夜景を撮るという感じでしたが、今回は”コツ”を覚えたという思いで、初めて良い月が撮れたと思っています。