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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

春になったらあの城に

2023-03-20 08:34:13 | 日記
こんにちは(千)です。

段々と暖かくなり、マスク着用が個人の判断にゆだねられるようになりました。桜の開花宣言も先日出され、外に出かける機会も増えていくことでしょう。

そんな中、私は飽きずに城を見に行き続けています。社内でも様々な方に話しているせいか、私が城好きであることが浸透しつつあります。

さて、今回は東京にある城について紹介したいと思います。
「東京の城?江戸城ぐらいしか思いつかん」
と思う方がほとんどかもしれません。
そんなことはありません。
そもそも関東は戦国時代から数々の大名の土地の取り合いになったため、防衛する拠点、攻める拠点として多くの城が築かれました。江戸城や以前ご紹介した小机城がそれに当たります。

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では東京にはどんな城があったか?
その一つ、滝山城について紹介します。
滝山城は東京都八王子市に城で、武蔵国(現在の東京都や埼玉県)の守護大名だった大石氏が築城し、その後小田原を中心にした北条氏の城となりました。
現在は天守などの建物はなく、堀がきれいに遺され、小高い山になっている公園です。



この滝山城の素晴らしいところは、防衛のための仕掛けが多くあるところです。

1つ目は堀。
城の侵入を防ぐために多くの堀があります。
ただの堀ではなくかなり深いのです。
一度は入れば上ることが難しく、守る側は落ちた敵を狙いやすくなります。


2つ目に土塁。
曲輪(くるわ)と呼ばれる防衛地点のふちに土で持ったものが土塁です。
敵からは見づらくなり、守る側は身を隠すことができるため、
一石二鳥の仕組みになります。

最後に巧みな道です。
敵が攻めるために通る道を限定することで、敵を思い通りに動かすことができます。
個人的には、この道こそが滝山城の最大の武器だと思います。
ポイントはいくつかあります。
・道を細くすることで通る人数を減らす
・曲がり角を作り進行速度を遅らせ、曲がり先で一網打尽
・分かれ道を作ることで、敵の分散と本丸への道を分かりにくくする
このように守る側のメリットは大きいです。



これらの巧妙な仕組みで滝山城は武田信玄の進行にも耐えています。
また、この城は石垣が一切ありません。
このような土でできた城が北条氏の城の特徴の一つです。
埼玉の鉢形城、静岡の山中城など多くの城に見られます。
ぜひ調べてみてください。どこも素晴らしい城です。

いろいろ滝山城の魅力をお伝えしましたが、私はこの滝山城が好きで、何度も足を運んでしまいます。
上記の仕組みを見るたびに感心してしまいます。

春には桜が見られます。これからの季節にまた行きたいですね!
それでは。

(千)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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