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JSPから発信するビジネスブログ

うすぼんやり

2010-05-31 13:43:26 | 日記
 新横浜のジェイエスピーがある一角は、日曜日になるとまるで違う顔になる。おやじの街の様相を帯びる。ラーメン博物館の前に、JRAの場外馬券場があるのだ。
 駅の周辺から競馬新聞を小脇に抱えた方々の列が続く。横浜アリーナでジャニーズ系のコンサートがある日の夕方などとは、まるで異なる色合いだ。
 私を含め年齢高めのおじさん達は、何ゆえこうも暗いくすんだ色合いの服が好きなのだろう。髪の毛が薄くなったり白髪になったりしてぼんやりしてきているのだから、もっとビシッとバシッと目立つ色合いの服を着て、キリリとしてみても良いではないか。おしゃれなオヤジも増えてきたと言うけれど、場外馬券場に集う方々を見ていると、そんな世界とはかなり距離があるように思う。ま、くすんだ色の服を着ているからおしゃれじゃないという訳ではないし、自分を振り返って、おしゃれが何かを語れる人間でもない。こう言っている自分が、くすんだ服を着ているのだから話にならない。ただただ、日曜日のこの街の色がどうも、うすぼんやりとして華やかでないことが嫌なだけだ。

 そういえば鳩山首相のシャツの評判が悪く、アメリカのメディアに叩かれていたそうな。確かに真似たいというシャツではなかった。だが、うすぼんやり、という色合いではなかった。よその国の人に、自国の首相のセンスを云々されるのはちょっと悔しい。着る物までアメリカ寄りにならなくたっていいさ、と思ったりする。

 ニューヨークで開かれていたNPT再検討会議が先週金曜(28日)に終わった。これから先、こうやって核軍縮していこうね、という行動計画を全会一致で採択し発表した。前回の会議では、みんなが合意できる文書が作れなかったそうだから、これはかなり進歩したと思う。今回もかなりもめたようだが、フィリピン人の議長さんが頑張ったそうだ。9回裏に逆転して行動計画を発表できたらしい。
 このフィリピン人の議長さんを助けたのはエジプトの国連大使さんだ。声を荒げるイランとアメリカ、イスラエルが気に入らない中近東の国々に、まあまあ落ち着いて、と言って回って各国の譲歩を引き出した。
 残念ながら、唯一の被爆国である日本は、北朝鮮の問題で金縛りにあってしまい、世界に向けて、リーダーシップを発揮することはできなかったようだ。世界の多くの国々は、もともと核を持っていた国々が、最近核を持つようになった国々に対し、良いとか悪いとか言うことに多少いらだっている。例えばアメリカに対して、イランと北朝鮮は非難するくせに、イスラエルはいいの?とかなり多くの国々が言いたくて仕方なかろう。ロシアや中国に対し言いたいことがたくさんある国も多かろう。

 NPTに参加している国は北朝鮮を入れて現在約190ヶ国らしい。この国々の中で、核攻撃を受けて一瞬にして自国の2つの都市を消滅させられてしまった国は、たった1国しかない。2つの都市で14万人と7万人が、ただそこで生活していた、という理由だけで、何の予告も無くいきなり、殺された。それなのに、その国は日曜日の新横浜みたいな、うすぼんやりとした色しか会議で示せなかった。

 自分の意見を持つこと。自分の意見を伝えること。私たちが、もっともっと勉強しなければならない重要事項だ。


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メキシコ湾

2010-05-28 09:32:46 | 日記
 アメリカのどこか沿岸で、石油が流出した、というニュースを最近聞いた覚えがある人も多かろう。メキシコ湾で4月20日に発生したのだった。イギリスのBP社が石油掘削用に作った洋上基地で爆発事故が起き、それから今日まで、休むことなく、大量の石油が海を汚染し続けている。大量というのが、どれぐらいの量なのか検討もつかないが、BP社は一度、1日に5000バレルだと言い、最近では、いや本当はもっと多いと言っている。とんでもない量がすでに海にあふれ出してしまった。しかもまだまだ、おさまりそうにない。今朝の新聞で、ようやく新しい手を打つらしいことが書かれていた。
 
 例えば捕鯨船に体当たりして捕鯨反対をアピールする団体がいるが、そういう方々は、こういう事故が発生すると、どのような対応を取っているのだろうか?
 
 経済の危機に対しては、ある程度世界が歩調を合わせて対応しようという空気ができてきたように思う。戦争の危機に対しても、ぐずぐずと繰り返されてはいるが局地的なものに抑えて拡大させない努力が世界中で行われ、ぎりぎり功を奏しているように見えなくもない。
 しかし、こと自然破壊の危機に関しては、世界の対応は遅い。特にマスコミは動きが鈍い感じがする。マスコミだけをせめても仕方がないけれど。事故を起こしたのがBP社であること、アメリカの庭先であったこと、そんなことも動きを鈍くしている一因かもしれない。
 私を含め、多くの人々は知らされないことについて関心や興味を持つことができない。関心や興味の対象でない事故や事件に対しては、人の知恵が集まらない。誰の関心も引いていないなら捕鯨船に立ち向かうような勇敢な行為を見せてもおもしろくなかろう。
 マスコミはこれまで、人に取材してニュースを作ってきた。小さな自然のありさまに取材したものはニュースでなく日曜朝の紀行番組になったり、ドキュメンタリー特集になったりするだけで、日々のニュースになることはない。電波や紙面が今起きている事を今伝える力を持たないなら、市民自らが伝えようとする努力を始めるしかない。
 
 携帯端末が発達し、市民が自分の周囲の情報を気軽に発信できる状況は作られつつある。今後は、多くの人々から発信された、その地域のニュースを総合的に俯瞰できる仕組み作りが重要度を増すだろう。マスコミと市民発信の「今の様子」を伝える力が融合すれば世界はもっと距離が近くなるだろうと思う。メキシコ湾の事故が実は自分の家のすぐ近くの出来事であると感じられる情報が増えれば、世界は変わる。

 やはり恐竜の絶滅はメキシコのユカタン半島付近に落下した巨大隕石が原因だったという研究結果を日本の大学も含め12カ国の研究機関による共同研究チームが発表したのが3月5日だ。その1ヵ月後にこの事故だ。メキシコ湾周辺には、危機を誘発する何かがあるのだろうか?
 数億年後の知的生命体が、人類が絶滅した原因はいろいろ考えられてきたが、最終的な引き金はメキシコ湾の油井爆発が原因だったと研究成果を発表することにならないよう祈りたい。祈るだけでなく、常に関心を払っていようと思う。


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犬の散歩

2010-05-27 09:21:50 | 日記
 ほぼ毎朝犬の散歩をしてから出勤する。同じような時間に同じように犬を連れている人は意外と多い。犬散歩人どうしはなぜかまったく抵抗無く朝の挨拶ができる。うちの犬は犬の社会性がないため必ず吠える。うちの犬が吠えると向こうの犬も吠える。犬どうし吠えている中、「おはようございます」と言い合って頭を下げる。犬のリードを引っ張り「こら吠えるんじゃない」などと言い合う。

 吠える犬は弱い。まさにうちの犬のことだ。気弱で、内気だ。先日、リードを付けていない小さなスコッチテリアに急襲され、逃げ惑った。カプッと尻を咬まれ、キュンなどと声を上げていた。まったく抵抗もできない。テリアの飼い主は、恐縮して自分の犬をしかったり、うちの犬に謝ったり励ましたりするが、ショックで打ちひしがれてしまいしおしお状態だ。だが、うちの犬は物忘れが早い。散歩を続行しているうちに、すぐ元気になり、よその犬を見かけると吠える。

 かなりお年を召した老人夫婦に散歩の途中会うことがある。まずおじいさんのほうが声をかけてくれる。
 「おお、おお、かわいい犬だ、かわいいかわいい」
 おばあさんも後から「あら、ホント、かわいいわねぇ」
 会うたび同じだ。うちの犬も作法を覚えていて、このご夫婦に会うと、急にやさしい犬に変身する。おばあさんの言葉が終わると尻尾を振って近づいて行き、おじいさんに頭をなでてもらう。

 最近では珍しいスピッツを散歩させているご家庭の方とも出会う。このご家庭は、きちんと犬散歩の係りがローテーションで決められていて、奥さん、長女、次女、ご主人の順でお会いする。土日の夕方は、娘さんのどちらか家にいる方が散歩に出るらしい。長くこの規則性が保たれてきたが、ここ数ヶ月長女の方をお見かけしない。仕事の関係か、ご結婚でもされたのか、気にしても仕方がないが、気になる。

 同じように、犬の散歩によってわが家の事情に詳しくなってしまったご近所さんもいる。たまに家の前で洗車中のその家のご主人に会ったりすると、「この間、お宅のお兄ちゃんに久しぶりであったよ。大きくなったねぇ」などと声をかけてくれる。正月元旦にちらりと見えた遠くから、大きな声で「これは、明けましておめでとうございます」と挨拶してくれたりするのもこのご主人だ。

 誰かとの、ほんのちょっとした交流を、犬の散歩がもたらしてくれた。気の弱い社会性にかけるやつだが、感謝しなければいけない。 


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愛着

2010-05-26 09:57:31 | 日記
 今思えばなんと汚いやつだったのだろうと思うが、高校時代3年間同じ上履きを洗いもせずに履き続けた。高校時代の上履きは、足の甲のところにゴムバンドが付いていてつま先に色つきのゴムが張ってあるタイプのものだった。色は学年で分けられていて1年先輩がエンジ、私たちが緑、1年後輩が青という具合だった。

 入学するとすぐ、上履きはかかとを踏まれスリッパ風の形態に形が固定された。そのうちかかと部分はすこしずつ擦り切れ、ジェット噴射を後ろにたなびかせているようになって行ったが気にしなかった。2年生の時にはゴムバンドが外れた。これはホチキスで留めた。
 次第にボロボロになっていく上履きだったが、新しいものが欲しいとは考えたこともなかった。最後は靴底のゴムがはずれペタペタと音がするのをガムテープで修繕して履いていた。卒業式までこの上履きで通し、学校で捨てるのもなんだか寂しく、わざわざ紙袋に入れて家に持ち帰った。で、そのあとどうしたのか、ここまで覚えておきながら、まったく記憶にない。おそらく、忘れてしまいたい出来事でもあったに違いない。

 昨年まで10数年使い続けたシャープペンシルがあった。大変なプロジェクトをいくつも一緒に乗り越え、いかなるときも私のメモはこのペンで書いて来た。ペンにあたっても仕方がないが、うまいアイデアが出ないときはそのペンをはじいたり転がしたりして頭を整理したものだ。しかし、それほど使い込んできたペンだったが昨年ふっとどこかに置き忘れた。置き忘れたことに気が付いたときはかなりパニックになったが無くなってしまったものは仕方がない。別のペンを使うしかない。これは何かのきっかけなのだろう、新しい仕事のスタイルをここらで考えてみようか、などど前向きに考えてみたものだ。しかし、どうもうまくない。困った。そして困ったまま、今に至っている。せめて無くしてしまったあのペンを、どこかで誰かが大事に使ってくれているとありがたい。

 腕時計は、中学生の頃父親のお下がりとしてもらったものを使っている。ゼンマイの自動巻きというタイプで、2日ほど腕からはずしておくと止まっている。すぐに遅れる。曜日と日付が3時の位置に出てくるのだが、日付は31日まで表示される仕組みになっていて30日で終わりの月の次の月の1日が来たときは、日付部分だけ調整しないといけない。という代物だが、まったく不便を感じない。
 たびたび夢に見る父の思い出の風景がある。土曜の午後、暑い日盛りの中を父がスイカを下げて帰ってくる、というたったそれだけの光景だ。当時住んでいたあたりは周囲が畑で、畑の中の一本道を父が歩いて仕事から帰って来たところで、私を見つけ、遠くで手をあげる、よお、と言う感じで。遠いのに満面の笑みだけははっきりわかる。あげた腕には時計が光っており、あ、これは今私が使っている時計だ、と思うのだ。


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通らない声

2010-05-25 10:51:22 | 日記
 通る声、と言うのがある。何気なく普通に話しているのに周囲の雑音をものともせず、かなり離れた人の耳まではっきり話題が届く。
 それに反し、通らない声、と言うのもある。そんなに小さな声ではないのに、話している人の口元から声が離れない。むしろ話し手の体の中に声が戻っていってしまっているのではないかと思うような話し方だ。言葉がはっきりした形にならず、宙を矢のように進むことも無くもやもやとさ迷って消えていく。何を伝えたいのか、なかなかわからない。
 書く文字と違って、話す言葉、と言うのは話し手の体から発せられる、その人の心の分身みたいなものだ、と思う。あ、いや、書く文字だって分身だ。しかし、紙の上に、または電子的に、捕らえられて動けない言葉と違い、話し言葉は命を持った小人さんみたいにあちこち自由に飛び回り、話し手の気持ちを聞き手の気持ちに届ける役目を担っている。

 はっきり間違いなく聞く人に伝えようと努力している人の言葉は、だとだどしくてもたとえ間違った言葉遣いであっても、本当に伝えたかった内容で正しく聞く人の心に届く。駅のホームでも車の多い交差点でも、そういう人の言葉は耳に入って来る。そういう人に会うと、この人は、通る声の持ち主だな、と思う。

 質問されたので社交辞令として形式的に答えている、と言うような話し言葉は、話し手が伝えたいと心から思っているわけではないので、口から出た言葉に元気がない。聞き手の耳には届くが心までは届かない。いついかなるときも、そんな話し方でしか話せない人に出会うと、この人の声は通らないな、と思う。
 
 最近通らない声だな、と思う人が多い。大きい声を出すことはできるが、通る声ではない。その人が話しをしていることはわかっていても、周囲の風景と化してしまっていて言葉が心に届かない。と言うより、むしろ自分の言葉が誰かの心に届いてしまうことを嫌がっている。耳には届いても心には届かなくていいよ、と言葉たちに伝えて、言葉たちは言われたとおり振舞っている、そんな感じだ。みんな笑顔で話しを聞き終えるが、何を話していたか思い出せない。

 逆に耳障りなほどギンギン響く声の人もいる。発せられた言葉の意味とは異なる強烈さで気持ちを圧倒する。心に気持ちよく届いているわけではない。
 
 伝えたい、という気持ちはきっと届く。通らない声の人もいつか通る声で話したいと思う時がくるだろう。通らない声で話す練習ばかりしないで、通る声で話す練習も積んでおいたほうが良い。最も重要なことは、伝えたいと思うことだ。
 
 さて何を伝えたいのか?ほら、そこから、いい練習ではないか。


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