7日の東京市場は34円安と小幅下落し3日続落となりました。売買
代金は6日の1兆7209億円から増えましたが、1兆9866億円と活況
の目安となる2兆円を僅かに下回り静かな一日でした。10日の雇用
統計が余程低い数字にならなければ米国の3月利上げはほぼ決ま
りというムードです。市場は既に年内の利上げペースに目が向いて
います。
6月に追加利上げが確実なら円安が一段と進むでしょうが、2回目の
利上げが9月以降になるという予想が多くなれば円相場の膠着状態
はしばらく続き円安に振れても115円止まりという可能性も出てきま
す。米国政権は貿易赤字改善を重要政策と考えているらしくドル高
は望んでいないようです。米利上げで日米金利差が拡大しても円安
に市場が反応しづらい状況です。
4月には日米経済協議が始まります。貿易赤字の半分を占める中国
が本丸との見方がありますが、日本、ドイツ、メキシコの貿易赤字国
には厳しい態度が続く可能性もあります。日米協議でどこまで米国が
納得できるような話し合いが出来るかどうかです。
まあ円安がどんどん進めば輸出企業の業績改善期待から株式市場
に取っては好都合ですが円安でエネルギー価格や食料品価格が上
昇すると国内の消費環境はさらに厳しいものとなり110~115円のレン
ジ相場が続いたほうが良いのと見方も出来ます。
1部市場の閑散と裏腹に新興市場や2部市場の活況は続いています。
IPO市場も活況を呈しています。もっとも月末にかけて公開ラッシュが
続きますから需給悪化懸念から今後は慎重さも必要になるでしょう。
小型株市場の活況は1部市場の静けさの裏返しです。
4月から5月のGWにかけて株高のアノマリーが今年も当てはまるな
ら1部市場銘柄の中で銘柄選択することも悪くはないようですが、ど
こまでアノマリーを信じるべきなのか悩ましいところです。5月のGW
を挟んでフランス大統領選挙が行われます。今年に前半でもっとも
注目されるイベントの一つです。
状況によっては主力銘柄の見送り要因となることも考えられます。
GWにかけての春の株高というアノマリーどう判断するか悩ましい
ところです。さて市場関係者の期待通り春の株高はやってくるので
しょうか。既にここ数ヶ月米国株が突っ走ってしまったことから反動
で米国発の株安という波乱の心配も拭い去れないのも事実です。
代金は6日の1兆7209億円から増えましたが、1兆9866億円と活況
の目安となる2兆円を僅かに下回り静かな一日でした。10日の雇用
統計が余程低い数字にならなければ米国の3月利上げはほぼ決ま
りというムードです。市場は既に年内の利上げペースに目が向いて
います。
6月に追加利上げが確実なら円安が一段と進むでしょうが、2回目の
利上げが9月以降になるという予想が多くなれば円相場の膠着状態
はしばらく続き円安に振れても115円止まりという可能性も出てきま
す。米国政権は貿易赤字改善を重要政策と考えているらしくドル高
は望んでいないようです。米利上げで日米金利差が拡大しても円安
に市場が反応しづらい状況です。
4月には日米経済協議が始まります。貿易赤字の半分を占める中国
が本丸との見方がありますが、日本、ドイツ、メキシコの貿易赤字国
には厳しい態度が続く可能性もあります。日米協議でどこまで米国が
納得できるような話し合いが出来るかどうかです。
まあ円安がどんどん進めば輸出企業の業績改善期待から株式市場
に取っては好都合ですが円安でエネルギー価格や食料品価格が上
昇すると国内の消費環境はさらに厳しいものとなり110~115円のレン
ジ相場が続いたほうが良いのと見方も出来ます。
1部市場の閑散と裏腹に新興市場や2部市場の活況は続いています。
IPO市場も活況を呈しています。もっとも月末にかけて公開ラッシュが
続きますから需給悪化懸念から今後は慎重さも必要になるでしょう。
小型株市場の活況は1部市場の静けさの裏返しです。
4月から5月のGWにかけて株高のアノマリーが今年も当てはまるな
ら1部市場銘柄の中で銘柄選択することも悪くはないようですが、ど
こまでアノマリーを信じるべきなのか悩ましいところです。5月のGW
を挟んでフランス大統領選挙が行われます。今年に前半でもっとも
注目されるイベントの一つです。
状況によっては主力銘柄の見送り要因となることも考えられます。
GWにかけての春の株高というアノマリーどう判断するか悩ましい
ところです。さて市場関係者の期待通り春の株高はやってくるので
しょうか。既にここ数ヶ月米国株が突っ走ってしまったことから反動
で米国発の株安という波乱の心配も拭い去れないのも事実です。
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