kabu達人への道

マスコミで深く触れられることのない投資の裏側や
投資にあたっての疑問など赴くままに綴っていきます。

年末までには意外高も!?

2010-12-08 15:19:52 | 日記
22億減少、375億増加これは先週1週間での買い残高と売り
残高の増減です。買い残高は1兆3072億円、売り残高は7661
億円で貸借倍率は1.71倍。先週は日経平均が133円上昇しま
したが、高値警戒感から買い残高はわずかに減少、売りは
残高は大幅増加したということから個人投資家の多くは依然
慎重姿勢を崩しません。

午後も1万200円台に推移していて日経平均は高値で推移して
いますが、電機の値嵩株が日経平均を押し上げている感じ
です。大型株では日立が商いを伴って上昇しています。株価
は今年の高値425円に迫る422円まで買われました。ホンダ
ソニーと言った国際優良株もしっかりはしていますが、商い
の面から活況とは程遠い状況です。

騰落レシオ等テクニカル的な過熱感から高値警戒感が強く
だから相場は下げそうで下げないのかもしれません。10日の
SQを無事に通過すれば10250円から10500円のレンジに移行
するのでしょうか。外部環境にもよりますが、買い残高が今
年のピークから7000億円も減少していて上値を追ってもそれ
程売り物が出ないということも考えられます。

市場関係者の多くが年内の相場の高値を1万300円とか500円
とかそれ程大きく上昇すると予想を出してないこともあり
キッカケ次第で売り方の踏み上げも巻き込んで意外高がある
かもしれません。11月の初めには年内は1万円を越えるのは
難しいと言っていた市場関係者もいました。

またヘッジファンドの決算を通過した12月には買戻しも一巡
して株価は下落すると予想していたアナリストもいました。
相場は人間心理を大きく反映します。10年もの国債の利回り
が1%を割った時には当面債券相場が堅調に推移すると多く
の市場参加者が思っていました。

株式市場もひょっとしたら余り強気の見通しを出す専門家が
いないことが一番の上昇理由かもしれません。
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