10月6日にキリンの一番搾りの糖質0が新発売とプレスリリースされた。
10月から第三のビールの酒税が上がるので、第三のビールに多い糖分ゼロに新たな銘柄をぶつける狙いだ。
ビールは、麦芽のデンプンをアミラーゼが糖に分解し、その糖をビール酵母が食べて炭酸ガスとアルコールに分解し
それにイソアルファ酸を持つホップを加えて出来上がる。大雑把にはそんな感じだ。
つまり糖質ゼロとは、本来はビール酵母が糖を食べ尽くした状態を意味する。
が、糖を食べ尽くされたビールは不味くて飲めたものではない。
そこで飲めるように味付け材料を何か加えているわけだが、今回の一番搾りは何を加えて味を調えているのか。
いずれにしても、別の「何か」を加えていることは間違いなく、糖質がゼロだからと手放しで喜んで良いのかはわからない。
飲まない以上の対策はあり得ないし、おそらく誰もがビールの何倍もの不要な糖分を摂取しているはずで
糖質ゼロを有難がる風潮は、若干疑問だ。
そもそも普段一番搾りは殆ど飲まないが、一度は味見してみよう。