我が老犬の散歩をしながらCCPMのことを考えていた。
そうして気づいたことを、帰ってブログに書こうとするのだが、なかなか考えがまとまらない。
思考の断片がつながらず、文章にならないのである。
きちんと考えて、考えたことを言語化する。
それができないということは、本当の意味で理解していないということであり、考え抜けてないということ。
今さらながら、「書く」という行為の難しさを実感する日々である。
「今日は書く気がしないからやめとこう、とか思うことってないんですか?」
先日、毎日のように拙ブログを読んでくださっているという奇特な女性からそう訊かれ、
躊躇なく、「そんなもん、しょっちゅうですよ」と即答した私。
たしかにそれは「しょっちゅう」なのだが、考えてみれば、それならばまだマシなのである。
真剣に書こうとして書けない。
あるいは書く気まんまんなのに表現できない。
そんなときのほうが、「書く気」が起こらないときより辛い。
いわゆる、頭を掻きむしりたくなるという感覚である。
そうなると、どこまでつづく泥濘ぞ。
足掻けば足掻くほど深みにハマってしまうのだ。
そこで、ウンウンと悩み抜けば、このオジさんもまだカワイ気があるというものなのだが、
「今日のところはコレぐらいにしといたるわ」とギブアップ。
しばらく寝かせてみることにした。
そうしていると、いつの間にかストンとつながることもある。
たとえつながることなくお蔵入りしてしまおうと、いつか何処かで実を結ぶ。
若い人には悩み抜けと諭す私だが、オジさんはそれでいいのだ。
これが正しいオヤジの在りようなのである。
(といってムリクリ自分を納得させる ^^;)
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