答えは現場にあり!技術屋日記

「三方良しの公共事業」をモットーに、辺境の高知のそのまた辺境から、土木技術者のオジさんが泣き笑いの日々を届けます。

ちょっとnovaする

2014年05月23日 | オヤジの「ゆる~いCIM」修業

 

CIM技術検討会平成25年度報告』(CIM技術検討会)。

http://www.cals.jacic.or.jp/CIM/Contents/H25report_0519.pdf

のっけにあった「巻頭言」、熊本大学小林一郎教授の『技術者復権』という一文を読み、独りほくそ笑む。

 

技術革新と審美学という言葉がある。日本人は、これを聞いただけで、身構える。

あまりにも敷居が高く、命がけでやることのように思えるからだろう。

しかしこれは訳語の間違いだと思っている。フランス語のInnovationとEsthetiqueは、簡単に言うと「ちょっとnova(新しいこと)すること」と「きちんとエステをする(姿を整える)こと」である。

建設事業はいつでも、一品生産なのだから、どの現場も他とは違う。

「ちょっと新しいこと」や結果として立ち現れる「姿への配慮」は、我々が常に当然のこととしてやらねばならぬことである。

技術者たるものは、そのためには、あらゆる学問と道具を駆使し、みんなで知恵を絞って良いモノを造っていく必要がある。

少なくとも海外では、そのように構造物を造り出し、その結果として、尊敬されているのが土木技術者だ(戦前は我が国でも同様であった)。そうなりたいし、そうあるべきだと思う。

「ちょっと新しくて、姿のいいもの」は、私がいつも考えていることである。

 

昨年10月、『CIMに関する講演会』(土木学会)で聴いた内容だが、

文章にするとまた違った趣があり、あらためて感じ入った私。

再確認のため、当日のメモを見てみると、

 

イノヴェーションというのはInnovation

NOVAすること

ちょっと工夫すること

技術革新ではない

ICT(情報と通信)は「必要とされる現場」でやってこそ意味

必要とする現場でICTを駆使する

Cランクの業者がやれる「ゆるやかなCIM」を


と、いつもの汚い字で書きなぐっていた。

どうだろうか?


「ちょっとnovaする」


そんな品のいいフレーズでは表現できなかったが、

今までも私はそうあろうとしてきたし、これからもそうありたい。

いい言葉だと、そう思う。


 

 

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