木積星神社の夏祭りの宴から帰宅すると、一通のメールが届いていた。京都からである。
6月11日、京都サンダーさん主催のセミナーを聴いてくださったかたらしい。
そしてその長文の最後あたりには、
今までの中で、最高のセミナーだったと思っています。
これからは学べるところは「パクらせて」いただきます。
と書かれていた。
「どうぞどうぞドシドシと」と返信した私は、CCPMならぬTTPM(徹底的にパクって真似る)の実践者なのだし、
すべからくスタートは模倣から始まると信じている人間である。
「いったい私からパクることなどがあるのだろうか?」という疑念が頭をよぎらぬでもないが、若しあるとすれば、それは私オリジナルの知見や方法でもなんでもなく、模倣とアレンジの繰り返しの所産に他ならない。
師曰く、「述べて作らず」(※)。
「笑顔でパクれ、えぶりばでぃ」なのである。
(※)述べて作らず
内田樹さんの解釈によると、
「私は先賢がすでに語ったことを祖述しているにすぎず、ここに私のオリジナルな知見は含まれない」という、孔子自身による宣言。
(『日本辺境論』内田樹、新潮新書、より)
内田樹
新潮社
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