白石勇一の囲碁日記

囲碁棋士白石勇一です。
ブログ移転しました→https://note.com/shiraishi_igo

初心者指導と碁盤の広さ

2018年07月04日 23時53分31秒 | 仕事・指導碁・講座
皆様こんばんは。
五反田の白石囲碁教室では、入門、初心者指導も行っています。
現在通って頂いている方の1人は社会人、もう1人は5歳の子供です。
ちなみに、使っている碁盤は・・・。



左が9路盤、右が7路盤ですね。
これらをひっくり返すと・・・。



13路盤と5路盤に変わります。
滅多に使われなかった碁盤ですが、最近は活躍していますね。
子供相手の時は、飽きないように碁盤の種類を変えながら対局します。
7路盤~13路盤が基本ですが、意外と5路盤も使えます。

5路盤はある程度の棋力になると黒が必勝であり、白は全滅する運命です。
〇×ゲーム(3目並べ)と同じようなものですね。
しかし、初心者が黒を持っていると話は別で、白に生きられてしまったり、負けてしまうこともあります。
結構練習になるので、5路盤でも対局を行うことがあります。
子供も楽しそうです。
毎回石が取れるからかもしれません(笑)。

あとは11路盤も欲しいですね。
と言うのは、9路盤と13路盤では難易度の差が激しいからです。
9路盤の交点は81、13路盤の交点は169ということで、広さが倍以上になりますからね。
そして、高すぎる難易度は上達が遅れる原因になることもあります。
無理に広い碁盤で対局して、なかなか上達できない子供を沢山見てきました。

しかし、そもそも11路盤が売っていたかどうか・・・。
あまりにもマイナーですからね(笑)。
もし情報のお持ちの方がいらっしゃっいましたら、お知らせ頂ければ幸いです。
コメント
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