ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和17年-小麦粉の配給、入れ物持参で

2016年09月09日 05時40分46秒 | Weblog
 今日も戦時中の配給に関する資料を紹介します。昭和17年当時の社町社区(現加東市社)の配給関係書類綴の中に小麦の配給通知が綴じられています。農家以外への配給、入れ物持参などが書かれています。3ヶ月分として、一戸当り0.5キログラムですから大変少ない量です。

 昭和十七年十二月二日

                社町長 合田常蔵

各区長殿

   小麦粉配給割当ノ件

九、十、十一月分小麦粉ノ割当配給有之候就ハ農家以外ノ者ニ配給スベキニ付キ左記ノ通リ割当交付候条取マトメ購入ノ上配給相成度
猶販売店ハ社岸野重吉店ニテ購入者ハ入物持参購入セシムル様御指示相成度

一、配給量 一戸当リ 約0.五キロ
二、代価  一キロ  三十二銭
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