ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

善龍院で輪番土砂加持法会、稚児行列や秘仏のご開帳も

2017年04月24日 04時52分54秒 | Weblog
         

         

         

 これ以上はないという快晴の下、加東市社の涌羅野山慈眼寺善龍院で輪番土砂加持法会並びに本堂屋根落慶報告・退山式・晋山式が行われ、小野・加東の真言宗寺院25ヶ寺の僧侶が揃い、法会を営みました。青い空と新緑がまぶしく光るなか、その光景は壮観でもありました。
 この数十年に一度という法会に華を添えたのが稚児行列でした。子供たちが華やかな衣装を身につけ、蓮の花を手に持って、家族と一緒に歩きました。隣の持寶院を出発し、社の市街を歩いて善龍院へと行列は進みました。付き添いの家族も子や孫の晴れやかな姿に笑顔がこぼれていました。
 境内では厳かに法会が営まれ、お稚児さんと家族が本堂の御本尊秘仏青面金剛像の前でご加護を願い祈りを捧げました。ご開帳はこのような特別の大きな行事のときにだけ行われます。
 善龍院の本堂は加古川の河岸段丘面にある社市街地の北辺、西端に建っており、本堂から西には涌羅野とよばれる広い平地が広がっており、見晴らしが良い所になっています。
今日もお堂から新緑の「ゆらの」が見渡せました。

 
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