大月町の中心は海から少し離れたところにありますが何しろ我が家からは５００キロほどあります。走りっぱなしでも８時間ほど。一気には今の私と軽バンではきつい。
東に向かえば東京まで行ける距離です。どうしても車中一泊しなければ。今の時期はテント泊や宿泊よりは車中泊のほうがはるかに快適で熟睡できます。
移動後の行きの車中泊場所
高知県南西部大月町の位置
近くには美しい海岸と海が沢山あります。
引き潮か？
クジラにまで会えるらしい
今回滞在を早めて帰ったのには訳があります。一つはコロナ騒ぎが影響して地元の宿に泊まれなかったこと、もう一つは高速のサービスエレアでの食事が夕方の５時で終わってしまって、朝は１１時からしかレストランが開かれなかったこと。コンビニ食ですませることが気に入らない。もう一つは宿泊の三本柱にしていたキャンプ場が閉まっていたこと。
それに車のカーナビが古くてまともにガイドできなかったことなどもありましたがこの二日間で当初の目的の下調べは出来ました。もう一つの目的であったローカル鉄道、土佐くろしお鉄道の宿毛と四万十市の往復も次回の楽しみにしておきました。
雨の中もう一泊ここでするより帰路を楽しみたいと思って帰ることにしました。帰りにも四万十市からの作りかけの無料の道路で同じ道を二度走ったりの失敗でカーナビが信用できず、うんざりしてしまいました。
帰りは瀬戸中央自動車道を通ることにして高松自動車道の豊浜SAで雨の音を子守唄にしっかり車内泊で眠り、清々しい気分で５時半に目覚めて久しぶりに積んできた野球バットで素振りを十分して身も心もシャキッとして出発、途中讃岐富士？と思われる見覚えのある山を正面に見ながら走る、どこかで見たと思ったら私がよく行く京都市内の讃岐うどんのチエーン店の絵の風景でした。写真に取りたいと思ったが駐車スペースがないまま通り過ぎてしまって残念でした。
瀬戸大橋の途中の与島SAで海を見たり朝食をと思いましたがレストランもだめで瀬戸大橋を走る列車を見られる時間表があり７時８分と７時１０分に上下ですれ違うと出ていたので待って両車両とも見ましたが
上り列車の通過
下り列車は写っていませんでした。こんな場所で上下線とも同時に見れるのはこの時間だけですね。ラッキーでした。（にわかテッチャン？）
この後駐車場にもどって素敵な出会いがありました。下の写真は自作の軽トラに積んだキャンピングカーです。
自作キャンピングカー
私が駐めたときから有ったのでまだ寝ておられるのだなーとは思っていましたが、戻ったときにトイレか何かで出て行かれたので戻られるまで待って声をかけました。
福岡県の建築屋さんでアマチュア無線（モールス信号での）をも趣味にしておられる７０歳の方でした。名刺を交換させてもらいお話を伺い中も見せてもらい写真も取らせてもらいました。
手作りとしたら立派すぎると思ったら本職なので納得しましたが、軽トラは仕事用も兼ねているので鉄パイプに乗せてスライドさせて降ろすことや、窓枠なども規制のサッシを使ってスライド式の出入り口を作ったとか、結露を防ぐ工夫とか、電気毛布と無線機用のバッテリーとかも見せてもらって興奮しました。
私も１０年若かったら無理を言っても同じものを作ってもらうのでしたが、もうこれから何年も車中泊の歳でも無いので残念でした。
またどっかでお会いする機会があればと、別れましたが良いものを見せてもらいました。この方にお会い出来たことだけで今回の遠出は成果がありました
冬の車中泊は暖房が難しく電気毛布が一番良いのですがバッテリーが使えるとなるとラッキーです。今年はあれと同じバッテリーを買うぞ。
暖房がないと車内泊中にトイレに行って体が冷えると寝付けないので電気毛布ならすぐに身体も温まるのでトイレの回数も少なくてすみます。
その後岡山から山陽自動車道から新名神に入り宝塚北SAでレストランの開店時間５分前に着き１１時からのレストランでまともな食事をとることが出来ました。
と言っても少々豪華なトンカツ定食のようなものですが。ここから新名神箕面とどろみICで出て通い慣れた池田街道を亀岡に、もう一山越えて我が家には１３時４０分着。
総行程１１４５キロ、総時間５２時間。早くコロナ騒ぎが収まって欲しいですね。 次の避寒滞在地候補は紀伊半島の南端地区です。すぐにでも出発したいのですが、１０日すぎには横浜から先日高校受験に希望校にパスして孫娘が娘と一緒に来るので「お家でキャンプ」（庭で）を体験させてやります。
２０日頃にはやはり横浜に住む次男が４日ほど来て「お家でキャンプ」サイトでキャンプと日本海に釣りに行く予定です。
紀伊半島南丹の旅は４月に入ってからお伊勢さんを詣りしてまわる予定です。早くコロナ騒ぎが収まって欲しいですね。
次の旅までには新しいカーナビが欲しいですね。出来れば前方の景色も写せるドライブレコーダーの付いたやつを、讃岐富士を前方に見ながら写せたのにと思ったからです。
