俗にいう「日本的経営システム」にあった「3種の神器」とは、「終身雇用」「年功序列」「企業別組合」であった。
市場万能主義の嵐を受けてそのうちの2種、「終身雇用」「年功序列」は、半ば消滅してしまった。
残された「企業別組合」は、それこそ企業を守るためにという名目で、不本意なリストラ策にも抵抗できずにいた。
抵抗勢力の労働組合も頼りにならないとなると、従業員は会社にいいように使われていくということになっていく。
「こんな会社、もう辞めてやる」と言って、辞表を叩きつけたいが、次の職場が見つからなければそうはいかない。
仮に転職しても、給料が下がることが分かりきっている。
実際、リストラされたり、自己都合退職したりした後、ハローワークにいくら足を運んでも、仕事が見つからず、ひきこもりになる事例も増えている。
大人の引きこもりは、今日の出口なしの状況を端的に表している。
ここまで極端ではないにしろ、置かれた深刻な状況から逃げられない人々は確かに増えている。
しかし、同じ境遇でも、誰もが逃げられない状況に追い込まれるわけではない。
逃げられない人、支配されやすい人には、大きく分けて5つのタイプがある。
①安定死守型
②トラブル回避型
③承認渇望型
④完璧主義型
⑤権威主義型
それぞれ詳しく見ていこう。
(つづく)
市場万能主義の嵐を受けてそのうちの2種、「終身雇用」「年功序列」は、半ば消滅してしまった。
残された「企業別組合」は、それこそ企業を守るためにという名目で、不本意なリストラ策にも抵抗できずにいた。
抵抗勢力の労働組合も頼りにならないとなると、従業員は会社にいいように使われていくということになっていく。
「こんな会社、もう辞めてやる」と言って、辞表を叩きつけたいが、次の職場が見つからなければそうはいかない。
仮に転職しても、給料が下がることが分かりきっている。
実際、リストラされたり、自己都合退職したりした後、ハローワークにいくら足を運んでも、仕事が見つからず、ひきこもりになる事例も増えている。
大人の引きこもりは、今日の出口なしの状況を端的に表している。
ここまで極端ではないにしろ、置かれた深刻な状況から逃げられない人々は確かに増えている。
しかし、同じ境遇でも、誰もが逃げられない状況に追い込まれるわけではない。
逃げられない人、支配されやすい人には、大きく分けて5つのタイプがある。
①安定死守型
②トラブル回避型
③承認渇望型
④完璧主義型
⑤権威主義型
それぞれ詳しく見ていこう。
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