忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

行動こそ真実③

2019-05-05 08:50:12 | Library
5、「行動」の分解
やったことのない「行動」については、こんなことまでと思うようなところまで、細かに分解して教えなければならない。
どんな仕事でも、その仕事は数多くの「行動」から成り立っている。
できればその仕事を難なくこなしているすぐれた人の「行動」を参考にするとよい。
その「行動」を徹底的に分解し書き出していくとそれは「チェックリスト」になり「マニュアル」にもなる。
また、その「マニュアル」を改善していくとさらに成果が出てくるであろう。
細かに「行動」を分解していくと、コンパクトにまとめるのが難しい場合がある。
その場合は、そのなかにいくつものチェックシートを配置するとよい。



6、とるべき「行動」を具体的に表現する
指示があいまいだと人を動かすことはできない。
「ホウレンソウを守れ」では駄目なのだ。
「行動」を具体的に言語化する必要がある。
その際に参考になるのが、行動分析学で行動を定義するときに用いられる「MORSの法則(具体性の法則)」だ。
MORSの法則は次の4つの条件から成り立つ。
・Measured (計測できる=数値化されている)
・Observable (観察できる=誰が見てもその行動だとわかる)
・Reliable (信頼できる=客観性があり、誰がやっても同じ行動になる)
・Specific (明確化されている=誰が何をどうするかが明確である)
この4つの条件を満たしていないものは「行動」ではないというのである。
たとえばオルグ活動の「ホウレンソウ」については、「Aランクの相手先については、オルグ翌日には面接記録シートにより私に報告してくれ。
私が不在なら私のメールにシートを添付して報告してくれ」という具合だ。




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