忘備録の泉

思いついたら吉日。O/PすることでI/Pできる。

無くて七癖

2017-09-20 12:50:39 | 心理
昨夜の傾聴ボランティアでの反省ごと。


改善されたと思っていたが、突然あの悪い癖が出た。

「説教ぐせ」「指導ぐせ」だ。

驕りが出たのか…とも考えたが…

意識して押さえつけていたものが、油断して飛び出た模様だ。

どうやら、ボランティアに入る前に、気持ちを落ち着けるための魔法の言葉を言い忘れたことと、

入る前に友人と軽口をたたき合ったせいらしい。


無くて七癖。
 「人は誰しも多かれ少なかれ癖がある」
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孤立

2017-08-15 08:29:11 | 心理
人間のもっとも強い欲求とは、孤立を克服し、孤独の牢獄から抜け出したいという欲求である。
この目的の達成に全面的に失敗したら、発狂するほかない。
なぜなら、完全な孤立という恐怖感を克服するには、孤立感が消えてしまうくらい徹底的に外界から引きこもるしかない。
そうすれば、外界も消えてしまうからだ。

精神分析学者エーリック・フロムの著作「愛するということ」
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心の抵抗(3)

2017-05-29 13:22:13 | 心理
「抵抗は変容を妨げるちからから生まれる」、という見方ができる。
つまり、私たちの心には「苦しみ、傷つき、矛盾を解決してもっと楽に自由になろう」とする自己治癒力があるが、それに対抗して、「本当の感情を感ずるのは怖すぎるから、抑圧したままにしよう、変化しないようにしよう」とする強い衝動がある。
すなわち抵抗の源は後者の衝動である、という見方だ。
それは個人内に抵抗をみる見地だ。

一方で、「抵抗とはクライエントがカウンセラーに向けるものである」という、対人関係に抵抗の源を求める見地もある。
それはつまり、抵抗の源を「転移現象」に見るということだ。
人間関係が重荷や苦しみになるのは、自分ではそうとは気がついていないが、過去に負ったまま癒えていないこころの傷が原因になっている。
かつて親など重要な他者に対して感じた感情、欲求、考え、態度、行動、想像などを今の誰かに置き換える現象を、「転移」と呼ぶ。
転移はとても広く、かつ奥が深く、またわたしたちのこころの痛みや苦しみを理解するために、とても大切な考え方である。
その見方では、転移現象こそが抵抗の最も重要な源であり、カウンセリングの成否は転移抵抗をいかに扱うかによって、そのほとんどが決まると言える。

人間関係の苦しみについて、エックハルト・トールは次のように述べている。
『すべての依存症は、自分の痛みに直面し痛みを通り抜けることを拒むために生ずる。
すべての依存症は痛みに始まり痛みに終わる。
依存しているものが何であれ―アルコール、食べ物、合法的・違法的薬物、ほかの誰か―あなたはあなた自身の痛みを隠すために、誰か・何かを利用している。
だからこそ親密な関係には、はじめの高揚が終わると、大きな不幸と痛みが伴う。
親密な関係が不幸と痛みを生むのではなく、親密な関係があなたの内側にもともとあった痛みを表に出すのだ。
すべての依存症は内なる痛みを表面化させる。
だからこそ、ほとんどの人はいつも「いま」から逃げて、何かの助けを未来に求める。
「いま」に集中すると、最初に感ずるのが自分の内にある痛みかもしれない。
でもそれを恐れず、「いま」につながり、「いること」のちからにつながれば、過去も痛みも解け去るだろう。』

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心の抵抗(2)

2017-05-27 12:53:15 | 心理
抵抗が働く目的は、もっとも簡潔に言うと、感じると苦しすぎて耐え難い感情を感じないようにするためだ。

・現在のことばかりを話し、過去の辛いことについては語らない
現在のことばかりを話すのは、過去の何かを思い出すことや、未来への不安を感じることを避けているから。

・過去のことばかりを話し、現在の苦しみや状況については語らない
過去のことばかり話すのは、現在の苦しさを感じることを無意識のうちに避けているから。

・自分のことばかりを話し、配偶者のことや親のことなど、重要な他者については語らない。または、語ってもごく短く表面的な話しかしない
自分のことばかりを話すのは、他の誰かについての怒りや憎しみ、依存的な甘え欲求など、何らかの感情を避けているから。

・他者のことばかりを話し、自分の感情や行動については語らない
他人のことばかりを話すのは、自分の感情をじっくり感じることを避けているから。

・自由な連想に沿って語るのではなく、順序良く正しい筋道で話そうとする。ときには、話すことを紙に書いて持参し、それに沿って話す
順序良く正しい道筋で話そうとするのは、「自由に話したらとんでもない感情、考え、空想などが出てくるかもしれない」という恐れのためかもしれない。

・沈黙がなく話し続ける
沈黙せず話し続けるのは、沈黙すると辛すぎる感情やファンタジーが湧いてきそうになるので、それを避けているため。その感情やファンタジーとはたとえば、怒り、悲しみ、または愛情を求める依存的な感情かもしれない。

・沈黙がやたらに多い
沈黙が多いのは、「カウンセラーから認められたり受け入れられたりするようなことだけを話さないといけない」という思いのために、話すことが思い浮かばないからかもしれない。

・出来事を説明するばかりで感情を表現しない
客観的な事実ばかりを話して感情を表現しないのは、感情を避ける目的のため。思考を、感情を避ける目的で使っている。

・感情が先走るばかりで、何が起きたか、誰が何を言ったかなど、具体的な事実について分かるように語らない
事実を具体的に語らないのは、何が起きたかを細かく具体的に思い出して語ると、その出来事にまつわる感情が湧きあがりそうになるので、それが怖いから。

・特定のことがらばかりにこだわって話し、話題が広がらない
特定のことがらばかりについて話すのは、話すことを避けている何か別のもっと辛いことがらがあるから。

・何に関しても詳しく話さないうちに話題が次々と変わるため、どのことがらについても詳しくは分からない
どのことがらについても詳しく話さないで内容が次々に変わるのも、深く詳しく話すと辛い感情や記憶が出てきそうになるので、それを避けているから。
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心の抵抗(1)

2017-05-26 08:07:22 | 心理
カウンセリングにおいてクライエントの心にはいつも抵抗が働いている。
それがカウンセリングの進展を妨げたり、中断の原因になる。

抵抗の表れ方
・現在のことばかりを話し、過去の辛いことについては語らない
・過去のことばかりを話し、現在の苦しみや状況については語らない
・自分のことばかりを話し、配偶者のことや親のことなど、重要な他者については語らない。または、語ってもごく短く表面的な話しかしない
・他者のことばかりを話し、自分の感情や行動については語らない
・自由な連想に沿って語るのではなく、順序良く正しい筋道で話そうとする。ときには、話すことを紙に書いて持参し、それに沿って話す
・沈黙がなく話し続ける
・沈黙がやたらに多い
・出来事を説明するばかりで感情を表現しない
・感情が先走るばかりで、何が起きたか、誰が何を言ったかなど、具体的な事実について分かるように語らない
・特定のことがらばかりにこだわって話し、話題が広がらない
・何に関しても詳しく話さないうちに話題が次々と変わるため、どのことがらについても詳しくは分からない


(つづく)
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