イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

無駄な努力とストレス(青春時代と気になること 7/10)

2018-09-29 | 第三章「無意識の世界」

 ストレスとはその人の持つ理想(~であるべき、~とすべき、といったこと)と現実とのギャップと考えたらどうだろうか。そして、ストレスの一因となる理想のことに想いを巡らすと、何となく生活習慣病のような理想化の癖があることにはたと気づいたりする。それは、日常の中で意識するものというより、意識することもなく生育史から惰性のように理想化するような現象だ。

 青春時代を思い出すと、何となく背伸びをするような癖に、あるときふと気づき自己嫌悪を覚えた。13歳のころ技術家庭の宿題に取り組んでいたときだったかな。自分の本当の生き甲斐につながらないような理想(~であるべき、~とすべき)をもつと、どんどん変な方向に自分を追い込んでいく。しかも、不自然な理想化は自分でも他者でも見抜けないことが多い。頑張ってるねと褒められたり、自分でも(虚しい)修行をしているつもりにもなったりだ。

 こうしたヘンな理想化は、どうも人間関係とか環境に起因することも多いようだ。あるタイプの人と一緒にいることが多いと、へんな理想化が始動するケース、逆に変な理想化を全く行わなくてすむ人間関係もあるようにも思う。そのあたりを楽しみながら自分を研究するのも良いかもしれない。

 こうしたへんな理想の問題を解決するには、まず、問題になるストレスを味わいつつ元凶の理想をあぶり出し、次にその理想を捨てて現実を受容すればよいだけだ。あるいは、努力した後に感じるむなしさ(自分の生き甲斐との齟齬)から、抱いていた理想の傾向を知ることも大事かもしれない。そして、生き甲斐が実感できる理想だけになるべく絞り込んでいく。

 ただ生きるための仕事(経済的)に関しては、現実吟味をしっかりする必要があり、簡単に理想を捨てられないこともある。

青春時代と気になること 7/10

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言葉の限界と五感・体感・DNAの凄さ (青春時代と気になること 6/10 )

2018-09-27 | 第三章「無意識の世界」

 私は7歳の時に父の仕事の関係で一年弱南西アラスカのシトカというところに暮らした経験がある。短期間であったので英語が馴れ始めたところで帰国したので、英語が得意というわけではなく逆に変なコンプレックスがあったりした。しかし、言葉は分からなくても五感・体感を通じて異国の人と、時には母国の人より心を通わせることができるということを学んだようだ。その経験からか、青春時代(13歳~22歳)のころを振り返っても、ある意味外国人(西欧人、東洋人)に物怖じすることなく心を通わせることができたようだ。

 さて、最近の遺伝子科学は急速に進歩したようで、ホモサピエンスの歴史もずいぶんはっきりしてきたようである。日本人の歴史もY遺伝子の研究で、恐らく日本語の起源にもなる祖先(ハブロタイプD?)が1~4万年?か前にホモサピエンスの起源のアフリカから日本列島に到着したことが見えてきたようだ。その後も大陸から何回かに渡り列島に到着する集団があり現在のようになったようだ。

 アフリカをホモサピエンスが出発したのは6万前前後であるので、言語や肌や文化は違っても、殆ど類似している五感・体感を通じて親しくなれるようで、例えば国際結婚も当たり前にできるようである。そして、日本列島は日本語(本来は方言でいろいろある)をベースとした文化の中にヨーロッパ全域よりも遺伝子的に多様性がある人々を受け入れてきたのだろう。

 今の世の中は、言葉で喧嘩をしたりするのがあたりまえになってきているが、言葉と五感とDNAについて想いを巡らせると、ちょっと違うのではないかと思う。

青春時代と気になること 6/10

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あることを信じると変わること (青春時代と気になること 5/10)

2018-09-26 | 第一章「意識と知覚」

 先日、災害時の準備で持ち物の点検をしたが、小型のダイヤル式のラジオで放送が入るかをやってみた。電池が切れていたりして、確認してよかったのだが、電池を替えノイズの中で周波数を合わせると、しっかり放送が聞こえた。

 さて、これと同じように「あることを信じる」と見えてくる・変わってくることがある。

 青春時代の13歳から22歳のころを考えると、親の影響から脱けだす過程で、カトリック教会に不信感を抱くようになった為か、高校生から20歳ころまでは、つまらないことに右往左往したり、大事なことは逆に適当になったりしたものだ。それが、ある方の紹介で等価変換創造理論という、当時京都で湯川秀樹氏や市川喜久弥氏等が盛んに研究していた理論を知った。これは科学や文学、宗教を巻き込んだ壮大な創造理論だったが、それを知ることで、ラジオの周波数があったかのように、勉強する目的が見えて進むべき方向が見えてきた。

 青春期は自己混乱、アイデンティティの形成、何かに対する忠誠心を考える時期だと思うが、まさしくその理論どおりだったようだ(笑)。企業に就職するまでには、この創造理論だけでなく心理学や文学、宗教など、いろいろ興味を持ち楽しんだが、理論を知ることでいろいろなことが見え、整理され、また自分の限界や課題も意識化されたようだった。

 今の世の中、かつては愛社精神とかで誰かに面倒みてもらって信じるものも用意されていたが、今は自分で自問自答し理論を選択する時代になってきているように思う。どんなことを信じたら良いか・・・私も同じ悩みを持つものであるが、古来から言われていることの一つは、メメントモリ(死を想え)という視点だ。自分が死ぬときに後悔しない、虚しくならないような理論、それを見いだすのが大事だと思う。

青春時代と気になること 5/10

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いろいろな人と出会い成長するには・・(青春時代と気になること 4/10)

2018-09-23 | 第四章「愛とゆるし」

 人生を通し、さまざまな出会いは大きな意味を持つと思うが、青春時代に出会う人はどうだろうか?深層心理学では「自分以外の他人は驚きの対象」と言われるが、さまざまな出会いは「親しみ」を感じつつも「驚き」も大きかったように思う。

 世の中にはこんな優秀な人がいるのかと、劣等感を持ったりしたこともあった。自分とかなり違う生育史を持った方と話をすると、世の中には自分と全く違う世界で、違う問題に苦しんでいたりするんだと戸惑ったこともある。私の青春時代は学園紛争の時代でもあったので、秋の期末試験が試験の最中に突然粉砕されたこともあった。試験を受ける人、粉砕する人、試験が粉砕されて喜ぶ人、悲しむ人、人それぞれの悲喜交々を見て感動したこともあった。

 ところで、世の中は<相性の合う人>、<相性の合わない人>のような価値判断を個々人が持って、日々を過ごし成り立っているように見える。<相性>とは漠然としているが、時に、それは主義主張(政治、仕事のやり方、家庭像、宗教、その他・・・)といった理想の問題であったり、性格的な問題だったりする。相手の理想や自分の理想、相手の現実認識や自分の現実認識、そんな関係の中に相手のストレスや自分のストレスが生まれるわけだが(理想と現実のギャップがストレス)、その中にあって、変え易いのは自分の理想と現実認識、落としどころもあるかもしれないが・・・そして人間観(人間に対する基本スタンス)だと思う。

 最近つくづく思うが、<自己肯定><他者肯定>の自他肯定のスタンスがとても大事だと思う。私を含めて世の中の人が、<自己肯定><他者肯定>の基本的スタンスで皆行動することができれば、平和で住みやすい世界になると思うのだが、周りは<他者否定>のスタンスをどこかに隠し、政治もビジネスも日々の生活も動いているようだ。食うか食われるかという感覚の世の中だ。さて、最近、日本神話や古代の歴史を読んでいると、弥生時代以降、平気でだましたりして目的のために人間の尊厳を無視する傾向が多くなったかなと思うことが多くなった。縄文時代はもちろんすべてとは言わないが、<自己肯定><他者肯定>の人間観が基本だったのではと思っているが、言い過ぎなのだろうか?もちろん、私自身あきれるほどそうだが、人間は不完全な存在ではあるけど。

青春時代と気になること 4/10

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心の健康が気になる (青春時代と気になること 3/10)

2018-09-21 | 第一章「意識と知覚」

 13歳~22歳の私の青春時代のことを考えると、近所に心の病を持っている方がいて、時々道で立ち話しをしたり、そんなことから心の問題を気にしはじめたのかもしれない。私の場合は親の影響もあり、進路も医者や心理療法家など本気で考えたことはなかった。その一方、中学時代の同級生や幼なじみが、どういうわけか自死をしたり、心の問題がとても気になりだした。大学生時代になって人の創造のメカニズムなどに興味を持ったり、独力でフロイトや当時のはやりのフランクルなどを読んだが何かピンとこなかった。基礎知識不足だったのだろう。身体が病むのは何となく分かるが、心を病む(心因性)とはどういうことなのか。心の病名はどういうものなのか?

 当時もそうだが今でも、心の健康に関するやくだつ情報は少なく、真剣にこころの問題を考えようとする人にとっては分かりにくい世の中だと思う。

 今はU先生の「生き甲斐の心理学」を、仕事をしながらではあるが18年学ばせていただいたこともあり、何が大事かおぼろげに分かるようになってきたようだ。

 小学校に入学して間もなく、登校時に目の前で近所の友達が車にひかれて亡くなったことがあった。それが原因だったと思うが、今考えると神経症的な症状がアラスカに暮らし始めた頃に出るようになった。当時はスクールカウンセラーなどもなく、心の問題と気づく人は皆無だった。しかし、それは時間がたつと何となく直ってしまう。そして、青春時代を過ぎて成年期になってからも神経症的な症状は、時折頭をもたげることがあった。

 今では、生き甲斐の心理学の自己分析のお蔭で、そういうことはないが、自己分析などある程度の専門知識と時間や優秀な指導者がなくてもある程度対処できる方法があると思っている(私の例だが)。それは、直面する問題(ストレス)にこころを煩わせるより、「自分は何のために生きているのか」「生き甲斐は何か」「自分の身体、心(生育史)、魂を大事にしているのか」といった自己実現の課題を思いだすことではないだろうか。アイデンティティが定まり目標が明確になると、内なる混乱は収まるように思えてならない。

 それから、もう一つは、病名を調べたりや細かい原因を探るより、心の健康に関係する要素は6つあるという知識が大切だと思う。①環境 ②老化 ③遺伝 ④自律神経 ⑤免疫 ⑥内分泌。

 6つのうち意識しても仕方がないものもあるが、例えば環境などは変えられる部分が大きい。住む場所から職場、食べ物など生活環境もあるかもしれない。

青春時代と気になること 3/10

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