イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

知人の突然の訃報で心が揺れる時 (大人になって知る防衛機制 6/10)

2018-10-31 | 第七章「光と復活体」

 私の年になってくると、健康診断で精密検査を要請されたり、表題ではないが知人の訃報に接したりすることが多くなる。そして、ホーキンス博士の死についても死後の世界をどう考えていたかなどが報道されると、ここ一つ不安になったりもする。

 「生き甲斐の心理学」の普及事業をしていることもあり、時に死んだらどうなるか真面目にきかれることもあった。10年前には一時福祉の仕事をしていたが、死はずっと身近にあったようだった。

 この問題は100%不可知の世界の問題であり、どんな方でも人を納得させることのできる証拠を示すことはできない。それは100%いわゆる神仏の領域なのである。そして、神仏の世界に心を合わせ、納得して昇華していく道しかないと思う(唯物論的なスタンスもあるだろうが)。

 私の場合は、それゆえに100%神の愛を信じる(私はカトリック信徒だが)。パスカルの賭けという考え方は数理統計を学んだ私にとって馴染みやすいが、やはり信仰の世界はパスカルをも越えているのだろう。死後の世界は神仏の領域なのだと思う。

 さて、今週末には縄文ツアーをする予定だ。その中には多摩境にある田端遺跡にも行くが、そこは3500年前の祖先の祭儀場があり、西に丹沢山系が見渡せ最高峰のヒルガタケに冬至のときに頂上に日が沈むのが観測される場所だ。寒冷化で縄文中期には栄えた関東や中部地方は食糧難に見舞われ、低地や西日本などに新しい場所を求めて行く人が絶えなかった時に、ストーンサークルに立つ祖先はどのような祈りを捧げていたのだろうか? 

大人になって知る防衛機制 6/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。

 


置かれた環境を考えてみる (大人になって知る防衛機制 5/10)

2018-10-29 | 第一章「意識と知覚」

  自分が置かれた環境のことを普通は余り考えないように思う。ところが幼い頃であっても、転校や異文化接触などがあると、周りの環境について考えざるをえなくなるようだ。

 私も小学校2年の頃にアラスカに一年弱暮らし、そして戻った経験をした。子供なりに必死に異文化に溶け込んでいったわけだが、日本に帰ってからも溶け込む必要があり、文化の違いを大いに経験した。

 Aという文化では当たりまえのことが、Bという文化では悪いことというようなことがあった。アラスカでは褒められることが日本では叱られて目をつけられる。逆に日本では普通のことがアラスカでは異常に思われる。

 一例だが、大人になって外資系企業で海外の方々と一緒に研修を受けたりすると分かるが、質問をすることは異常という感覚が日本にはあるが(おとなしくしていることが美徳?恥の文化か)、外国では質問をしないことが異常と思われる(主張するのが美徳?)。

 成人して企業に勤め今に至るわけだが、職業や職種も独特の文化というようなものがある。医療や介護の世界で当たり前のこと、大企業で当たり前のこと、主婦で当たり前のこと・・・どれが良いか悪いかということというより、そこに置かれた人が個性や習慣との関係でどうなるかだ。ある文化では「空気を読めないやつ」といわれたり酷い目にあったりするが、ある文化では普通に評価されイキイキと仕事ができたりする。

 心理学では現実原則の問題ということになると思うが、日々の暮らしの中で旨くいかないことが多かったりするとき、自分を責めてばかりいないで、時には自分の環境にあっているかを考えることは非常に重要だと思う。変なのは自分ではなく、周りの方だったりするものだ。

 そして、昨日の三つの自問自答。①自分は何のために生きているのか?②生き甲斐は何か?③自分の身体、心(生育史)、魂(宗教や哲学の対象)を大事にしているか?をしっかりやってみて、時には変な文化から脱出するのも大切かもしれない。

 因みに縄文時代のことを研究している私だが、例えば縄文晩期にあったと思われる刺青の文化に抵抗を覚えるが、当時の人はそれが当たり前と考えてたと思うと、ちょっと変な気持ちになるが、この現実原則を考えてみると何かほっとする。 

大人になって知る防衛機制 5/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。

 


人生の岐路でどう選択するか?(大人になって知る防衛機制 4/10)

2018-10-28 | 第三章「無意識の世界」

 この3日、都内の勉強会で、久しぶりに自分の人生について考えてきたが、人生の岐路の時どうしたらよいかをいろいろ考えた。即断をしなければならないケースなどもあり、100%これしかないということではないが、決断には次の3つの自問自答がとても役立つと思う。

 ①自分は何のために生きているのか?②生き甲斐は何か?③自分の身体、心(生育史)、魂(宗教や哲学の対象)を大事にしているか?

 この3つである。自分の結婚や仕事の選択、時には学校の選択、今までの人生の決断の時を振り返って、今更ながら3つの自問自答はどうだったのかをシミュレーションしてみるのも、その有効性を考える上で良いかもしれない。

 普段からこのような自問自答していて、迷いはないはずなのに、それでも決められないということがあるかもしれない。あるいは、思わぬ出来事で混乱するかもしれない。重大な決断をすることとはそんなものともいえる。

 人事を尽くして天命を待つとは、そんな時に真剣に祈ることかもしれない。

大人になって知る防衛機制 4/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。

 


本能や欲望をどう考えるか (大人になって知る防衛機制 3/10 )

2018-10-26 | 第三章「無意識の世界」

 私も前期高齢者なので(笑)、時々お墓のことを考えるのだが、私たちの祖先の縄文時代の祖先のお墓を知れば知るほど、魂を巡る非常に強い想いを感じざるを得ない。かつて学校で習ったような埋葬方法とは違い、屈葬だけでなく伸展葬も廃屋葬もあり・・実に多様なのだ。当時の人の魂や死者への想いは今の私たち以上なのかもしれない。

 かつて、ネアンデルタール人の墓に花粉が大量に見つかって花が添えられたのではということで話題になったが、最近の縄文遺跡・カリンバ遺跡の本を読んだりすると、当時の祖先達の故人への思慕やあの世への強い想いが分かるようだ。

 人は本能を持っている。食欲、性欲・・こうした欲望の存在は誰でもわかり、また学校でも教えられてきたが、デジデリウムという見神欲はどうだろう。デジデリウムは西欧では19世紀くらいまでポピュラーで大学でも教えられてきた。このデジデリウムであるが、最近また見直されて研究する方もでてきたとも聴く。欲望全体を哲学し生きる上で意味づけするのは大事なことで、伝統宗教(仏教やキリスト教など)でも先人がいろいろ真面目に思索を巡らせている。

 欲望を感じることは誰でもあるが、それを抑圧することなく一旦は認めた上で、どのように解釈し行動するかは大事なところである。欲望は社会的な問題を起こすきっかけにもなるが、人の成長のきっかけともなる、本来それは神聖なものかもしれない。

大人になって知る防衛機制 3/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。

 


歌と踊りを忘れない (大人になって知る防衛機制 2/10)

2018-10-25 | 第三章「無意識の世界」

 生き甲斐の心理学を学んできて、自分の生育史をいろいろ勉強するのだが、一番恐ろしく感じたのは感情の抑圧である。私の場合は6歳の時のある事件で、ふと湧き起こった喜びの感情を抑圧したことが、何十年も影響を与えてきたように思う。しかし、今思い出すと、そうした感情の抑圧の経験にもかかわらずここまで健康に生きてきたのは、U先生のブログで気づいたのだが、歌と踊りだったかもしれない。

 青春時代を考えて見ると高校生のときは合唱祭などがあって結構クラスメートと楽しく練習した。大学の時も野球場で応援歌を歌ったのも思い出深い。踊りのほうは余りやらなかったのが悔やまれるが、今は気功・太極拳を習っており、これがどことなく踊りに通じているかもしれない。A先生から少し木蓮拳を習ったときYouTubeを紹介してくれたのだが、これを見ていると身体を動かさなくても幸せな気分になる。

 逆に、歌わず踊らずの時期は、精神的に何かやや変(感情の抑圧が強い)だったかなと思い当たるふしがある。皆様は如何?

 さて、ふと自分の結婚式のころを思い出したが、当時と比べると最近は民謡などを歌うことが激減しているように思う。西洋式でバブリーな歌や踊りも楽しいけれど、年を取ると民謡などに関心が移ってくるようだ。ところで、日本の独特のリズム、こぶしをはじめ独特な歌い方などは西洋式の音符にのらないこともあり、先日アイヌ民俗音楽の研究者の講演をお聴きしたのだが、民俗の文化を伝える言語の消滅は問題だが、それ以上に音楽文化の消滅は演奏法が独特であるほど激しいという。

 縄文文化に興味を持つ私は、今朝も奄美の踊りや民謡のYouTubeを見たりしたが、まじめに縄文語を研究する方はいるが、縄文音楽や縄文踊りを研究する方が居ればなあと妄想している。私たちまで命をつなげてきた祖先が歌った歌や踊り。それはどんなものだったか。

大人になって知る防衛機制 2/10

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 生き方へ <・応援いつも感謝しています!


大学教育ランキング

 ------------------------------------------------------------

縄文中期の関東・中部地方を中心にした愛と魂の物語です。葉書

「縄文小説 森と海と月 ~五千年前の祖先の愛と魂~」購入方法

1.紙の本の入手については・・・

  四ツ谷サンパウロさんへ 定価(1,500円+税)送料別。

  電話:03-3357-8642(書籍・視聴覚)

    住所:〒160-0004 東京都新宿区四谷1-2  

2.電子書籍版は定価(1,000円)でアマゾンさんで、

  Kindle unlimitedなどの特典で無料でも読めます。

  サンプルもあります。

縄文小説 森と海と月: 五千年前の祖先の愛と魂

森 裕行


  なお、カスタマーレビューを書いていただけると励みになります!

 尚、私の電子書籍は現在この縄文小説だけです。同姓同名の方の

 著作がありますのげご注意ください。私の著作の確認はこちら

 ------------------------------------------------------------

+++スマートフォン等のブログ表示で心理学関係の広告が掲載されることがありますが、私が推薦しているわけではありません。ご注意ください。