そうなんだ。

外国語で知ったこと。

文章講座

2012-06-25 13:00:00 | 日記
エッセイ講座3回目の後半部分、 面白かったです。
前回、 提出済みの 「りんご」 をテーマとした800字以内の
エッセイを紹介しながらの講義でした。
おじいさん、 おばあさんの受講生は、 侮(あなど)れません。
紹介された彼らの作品は、 どれもお上手。

因みに私の作品は、 要約するとこんなお話です。
友人の差し入れたりんごを、 一緒に体育館で剥いた際、
携帯用まな板を使う私の隣で、手のひらの上で直接切り分ける友人は、
回りから “マシーン” だと感嘆の声が上がる程のスピードだった。 
彼女はりんご農園で育ち、 幼少より姉妹とりんごの早剥きを競う遊びをしていた。
云々・・・。

一押しは、 とうに定年を迎えているであろう男性の作品。
「近頃、 りんごはやっかいな食べ物になっている。」 で始まる文章。
家族の人数が多かった頃に契約していた宅配のりんご。 ついつい取り消し忘れ、
その季節になると、 毎年箱でりんごが届き、 老夫婦二人で痛み初めた部分を
取り除きながらも、 朝・昼・晩と食べ続けるお話。
妻は 「皮も栄養がある。」 と皮付きのまま出してくるが、 栄養摂取の為に食べている
わけではない。 自分は12歳の頃に母を亡くしている。 おぼろげな記憶の中で、  
母はいつもきれいにりんごの皮を剥いてくれていた。 
と結ばれていました。
プリントはなく、 聞き覚えている範囲なので、 大まかです。

ほのぼのとした話の中に、 くすっと笑える部分やほろっとくる部分を混ぜてある。
年齢を重ねるほど、 体験したことや感じたことが多くなるので、 レパートリーの
幅が広がるのでしょうね。

わたくしなど、 まだまだ “ひよっこ” ・・・。

感受性を研ぎ澄ませて、 今後の日々を過ごして行く所存でございます。
コメント
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