自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

久しぶり,ルリタテハの卵(続々)

2017-09-03 | ルリタテハ

9月3日(日)。仕事は休み。

午前6時。透明感が増して,いよいよ今にも孵化しそう。ところが集落で生活排水路の清掃作業があるため,出かけなくてはなりません。葉ごとプラスチック容器に入れ,それをポケットに忍ばせて見守ることに。

 

 

作業は午前7時開始,10時終了。帰ってから見てみると,卵の天頂部分に穴が開けられている最中でした。なんとラッキーな! これでじっくり遠慮なく観察・撮影ができます。

 

 

間もなく穴は頭部が出る大きさに。

 

 

幼虫は休むことなく出始めました。

 

 

頭部がすっかり出て。

 

するするっと行動が続き,すぐに出終わりました。

 

着地した幼虫は,おどけて見えるようなしぐさをしました。誕生の喜びが伝わって来るようです。おもしろい!

 

そのしぐさはほんの一瞬でした。

 

 

幼虫はそのまま卵を離れて行きました。

 

ラッキーな機会をうまく活かし切れました。幸運でした。

                                    (つづく)