畑のパセリの葉にオンブバッタが一匹。メスです。寒くなりかけたので,動きが緩慢です。
日を浴びて気持ちよさそう。
動いてキャベツへ。隣家の人がやって来て,雑談が始まりました。雑談をしながら撮影します。
遠い景色を背負って,オンブバッタはのんびりくらしています。
ついでながらキャベツの葉は虫で穴だらけ。モンシロチョウとガのなかまが主な害虫です。ほんの少しだけオンブバッタも食しているでしょう。健康な野菜の証拠です。
畑のパセリの葉にオンブバッタが一匹。メスです。寒くなりかけたので,動きが緩慢です。
日を浴びて気持ちよさそう。
動いてキャベツへ。隣家の人がやって来て,雑談が始まりました。雑談をしながら撮影します。
遠い景色を背負って,オンブバッタはのんびりくらしています。
ついでながらキャベツの葉は虫で穴だらけ。モンシロチョウとガのなかまが主な害虫です。ほんの少しだけオンブバッタも食しているでしょう。健康な野菜の証拠です。
フジバカマで吸蜜しているアサギマダラにレンズを近づけ,頭の写真を撮りました。しかし,花が風に揺れ,加えてカメラを手持ちで操作するので,どうしてもピントが合いません。今回はこれでもやむを得ないとして,チャレンジ。
こういう写真はトリミングでごまかさないというのがわたしのスタンスです。アップしたら個眼がはっきり確認できます。複眼の縞模様がわかります。
やや前方からも。
伸びた口吻が印象的です。どの画像もそうなのです。
それだけじっくり,慌てずにしっかり吸蜜しているのです。
来年は我が家の花壇で時間をかけて撮りたいと思っています。
"魚露目8号" で写した写真はシャープではありませんが,強調したい被写体を思いっ切り強調できるおもしろさを秘めています。それは解像度さえ気にしなければとても魅力的な仕上がりになります。
なかよく並んで吸蜜しています。あちこちで見られます。下億にも一頭。
二頭だけをアップして撮りました。
マーキングされたチョウがいました。
後を追って撮りました。
アサギマダラの撮影を堪能しました。
アサギマダラの数は前と同じようにたくさん数えられました。
参道に沿ったミニ花壇なので,チョウがすぐ目に留まります。
向こうに見えるのは仁王門。翅をできるだけ大きく写し込みました。
ドアスコープから覗いている感じです。奥は山です。
空の青さがなかったら,寂しいだろうなと思います。
周りの雰囲気,環境が昆虫生態写真のおもしろさを引き立てます。
サトキマダラヒカゲの成長をざぁーっと粗いながらも追って来ました。ただ,他の記事が次から次へと出て来るものですから,どんどん後回しになっている状態です。そんなわけで,順序立ってはいませんが,最近の様子をまず書いておこうと思います。
10月17日(日)。シャーレで飼っていた終齢幼虫の一匹が前蛹になりました。容器をラップで覆っていたら,それにぶら下がっていたのです。
下を覗いてみたら……。
10月18日(月)。まだ蛹化する兆候はありません。日付が変わるとき,とりあえず見逃し防止のためにインターバル撮影をセットして寝ました。
10月19日(火)。朝7時。まだ前蛹のままです。8時。動きが見え始めました。そして,表皮に皺がはっきり見えます。いよいよ蛹化が近づいている模様です。
朝食の時間帯と重なるようにして,蛹化が始まりました。もちろん食事を後回しにします。「これは集中して撮らなければ」と,変化とにらめっこ。
脱皮が始まりました。頭部すぐ後ろの背が裂けかけました。
頭部の殻が二つに割れ,表皮全体が上へ上へと引き上げられていきます。
瑞々しいからだが現れました。
ここまでで孵化後46日が経過しています。変化を観察・撮影するのはとても魅力あることです。次回もこの続きを書きます。でも,いつになるやら。
10月14日(木)。ほとんどの卵が黒変して,中がよく見えません。これは単なる変化なのか,あるいは未受精卵の結末なのか,よくわかりません。ただ過去に,真っ黒の卵で小さな穴が開いて寄生バチが出て行ったと思われる事例に何度か出会っているので,まだ期待は持てます。
そんななか,やっぱり穴が開いた卵が一つ見つかりました。これで,まだ他の卵に寄生バチが入っている可能性が出て来ました。
10月15日(金)。朝見ると,偶然一つの卵で寄生バチがいました。なんとそれはキイロタマゴバチでした。卵の色はもちろん黒です。穴も開いています。まだ中にハチがいるようなのです。この瞬間を待っていました! コンデジを三脚にセットして撮影開始。なお,画像解像度はさっぱりです。
外のハチは複数。卵殻の上にいるもの。下を歩き回っているもの。穴からちらっと覗いて見えるもの。数はかなりのもののようです。当初の卵の姿が重なって思い浮かびます。
ハチは動きながらも,穴を覗き込んだり穴の周りを歩き回ったり。それはきょうだいたちの脱出を手助けするしぐさのように見えます。まるで社会性生活を営んでいるみたいなのです。
あるときは脱出を手伝いました。抱きかかえるようにして外に出してやります。
そうしてそのまま移動。
同じ動作が卵殻から出る度に繰り返されました。
それらのシーンはすべてふしぎだらけでした。
10月12日(火)。採取したキアゲハの卵はおよそ20個。そのうち,正常に孵化したか,あるいは孵化に向かっているか,いずれかなのはほんの2割ほどです。それだけ生き延びるうえで自然は容赦がないということです。
はじめから観察を続けている4個の様子です。
その1。なにかが詰まっていて,何事かが進行している感じがしますが……。
その2。様子はそれぞれにちがっています。
その3。なにかがごちゃごちゃして詰まっているように見えます。
その4。内部の様子が比較的わかりやすいのですが,寄生バチが育っているのか,まったくわかりません。
他の卵を見ると,これまた様子がちがっていて,先の予測がつきません。
卵を採取して、孵化を確認。それ以降、観察を続けてきたサトキマダラヒカゲが終齢幼虫期を迎えました。
その頭・顔の写真を撮ることに。昆虫を見かけたら、それが幼虫であっても顔写真を撮ろうとするスタイルがすっかり身についてきたように思います。サトキマダラヒカゲもまたそのモデルです。
からだの表面はとてもごつごつした感じです。毛がたくさん。
口はササやタケの硬い葉をらくに食べられるように発達したのでしょう。
口の下にはいくつかの器官があります。吐糸管は中央後方に見えています。
側単眼がくっきり。視覚はこの上なくたいせつな感覚。
別の場面で,吐糸管の先から糸を出し始めました。頭部を左右に振りながら出し続けました。
管先から出る意図がなんとか見えます。糸は落下防止,あるいは道しるべとしての役割を果たしているのでしょう。
まもなく蛹になり、そのまま冬を越します。今飼育しているのは6個体。前蛹と蛹化を確認しようと思っています。
久しぶりに思いっ切りの秋晴れになりました。真っ青空に真っ白な雲が浮かんでいます。その景観にはこころが圧倒されます。
「やはりアサギマダラに出会わなくちゃ。この空の青さこそ、虫の目レンズのよさをもっとも引き出せるのだから! 来年まで待ち切れない!」。そんなわけでチョウの魅力に引き寄せられ、再び撮影に向かいました。
たくさんのチョウがいました。青空のもと,気持ちよくシャッターが切れました。マーキングしたチョウが一頭。前回とは別の個体です。
上を見上げる格好で撮りました。広がりと奥行きとが出て来たように思います。
中央向こうに見える屋根は仁王門のそれ。
通りかかる参拝者がスマホを向けます。
翅を思い切り大きく入れました。太陽は翅のちょうど向こう側にあります。逆光下で撮りました。
行儀よく並んで吸蜜。
青空が写り込むとぐっと冴えます。十分満足できるひとときとなりました。
10月8日(金)。赤っぽい部分はやはり複眼ではないでしょうか。時折動きが観察できます。寄生バチが順調に育っているようです。
自然光下で撮りました。ぼんやりながら、かたちがわかる程度に写っています。
中央やや左に見えるのは触角です。はっきりした動きはありませんが、ほんのわずか動くのが確認できました。
10月9日(土)。朝。見ると,もう羽化済み!
午後。もう一つの卵で動きが盛んに。ところが,出かけなくてはならない用ができ,外出。対策としてインターバル撮影をセット。案の定,不在の時にアオムシコバチが羽化。インターバル間隔が長すぎて,穴から出る瞬間は撮れていませんでした。
穴が開き始めました。
複眼を出そうとしています。
どうやら三匹目が出終わったようです。
やはり半身を出した瞬間がいいなあと思います。その場で観察しながら撮影できたら最高なのですが。来季のたのしみにとっておきます。