響けブログ

音楽コドモから「音楽コドナ」へちょっと進化。ドラムとバイオリンと小鼓を弾く、ヒビキの音楽遍歴。

暴飲暴食、蔓餃苑日和。

2009-09-05 | 粉もの屋コレクション


投稿遅くなりました。パラダイス山元さんの蔓餃苑、昨日食べたのは
・ゼナキング入りの餃子
・海鮮餃子
・わさび菜入りの餃子
・モツアン餃子(お菓子)

とほとんどフルコースでございました。

開苑告知が9時近くで、9時半頃からのスタート。そのころまでに、夕食として
・しまあじのさしみ
・北海道さんまのさしみ
・しめさば
・いくら醤油漬け
・野菜品目多めのサラダ
などをどっかり食べたあと出かけたとはあまりに無謀、われながらさすがでございます。(笑)

しかしやはりあまり食い過ぎていると舌がにぶるらしくて、味のこまかいところはあまりにわからなかったです。そういう点よりも、具材の刻みのサイズであるとか、海鮮の場合の海鮮部と、肉と野菜を練り込んだベース部とのバランスとか、餃子のひだのたたみ方とか、そういう具体的なところにおのづと目が、舌が、いってしまうのでありました。なにしろマン盆栽の家元の手作業ですから、こういう細部がほんとうは見どころいっぱいでありまして、デザインから攻めても、料理から攻めても、びしっといきつくところをもっているのであります。とはいえあんまりそういうところばっかり見ていてもなんでございますので、やっぱり味を楽しむのがいいと思います。

あ、そのセンでいうと、私はわさび菜のが、とてもおいしく、気に入りました。私も好きな材料なんだけれども、そのやはり刻み方としゃっきりさせるための種への混ぜ加減でしょうか。ショキショキとした味わいでした。こういう新作というか季節メニューというのは、パスタのソースにも似ていて、イタリアンのシェフが好きな物ならなんでも入れたりしないのと同じで、それでもって「パスタソースになるのか?」という点を問うのと同じように、「それで餃子になるのか?」という試金石であり、あるいは餃子の再定義なわけであり、まあそこにこそ料理がアートとして成立する契機があるといってよいでしょう(餃子を食べただけにしては言い過ぎかも。)

どうも話が終わらないので、続きます!