前田森林公園も桜が開花して・・
エゾヤマザクラとソメイヨシノ、そしてチシマザクラがきれいだね。
クリント・イーストウッドの映画がBSで放映されている。
昨日は「ミリオンダラーベイビー」をみた。
前半は貧しいマギーがボクシングで一躍スターになってゆくサクセスストーリーである。
しかし、タイトルマッチで負傷したマギーは四肢麻痺患者となって、
ついにコーチのフランキーに安楽死の幇助を懇願するやりきれないラストを迎える。
娘のようなマギーへの同情と、宗教的なタブーとのはざまで苦悩するフランキー・・
アメリカの尊厳死についてネットで調べてみたが・・
患者が別の者に「治療を打ち切ってほしい」と指示できるほど意識がはっきりしている場合、患者は病院に対し治療の停止を指示することができ、病院は必要な法的形式が保証されていることが確認できればその指示に従わなければならない。
意思のはっきりした患者に意思に反した治療をおこなうことは暴行ともみなされる。
クリント・イーストウッド監督は当然これを知っていたと思うが、
フランキーに手を下ろさせるという結末をどうして選択したのか、
それを理解できなかった。
「ミリオンダラーベイビー」はアカデミー作品賞・監督賞など４部門を受賞した。
この映画を今までに二度ほど見た記憶がありますが、哀しいかな筋を忘れています。
尊厳死の部分はストーリーの流れで、割合抵抗なく受け止めていましたが、全米では物議を醸したそうですね。
実は本日イーストウッドの「トゥルー・クライム」を見たばかりでした。
これも二度目のことなんですが、筋を結末以外はまったく覚えてはいませんでした。
桜が今咲いているんですね。
色が深くてそれでいて花は新しくて、あたりは素敵な眺めになっていますね。
「トゥルー・クライム」はわたしも見ましたが、
ほっとする結末で精神衛生上よかったのですが、
目撃者の証言というのはいかに不正確かということがよくわかります。
「１２人の怒れる男」を思い出します。