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株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

伊是名島で気づいたこの仕事の面白さ

2018年08月16日 | プライベート
夏休みが終り 
 
今日から営業再開です。 
 
私はいつものように4泊で沖縄に行って来ました。 
 
1泊目は那覇で懇親会がありましたので 
 
ホテルで宿泊しました。 
 
2泊目は実家に泊めてもらい 
 
3泊目は兄弟5人で伊是名島に行きました。 
 
この伊是名島 
 
初めて行きましたが大変良かったですね。 
 
運天港からフェリーで1時間 
 
そこには沖縄の原風景が残っていて 
 
感動しました。 
 
海は私がこれまで見た中では一番綺麗でした。 
 
しかし小さな島です。 
 
すぐに島全体を巡り終え 
 
民宿に戻って夕飯を食べて寝る事になりました。 
 
私は夜遅くまで語らいたかったのですが 
 
兄弟はもう歳をとってしまいそんな元気はありません 
 
9時には部屋に戻り床に着きました。 
 
早いですが私がずっと一人で運転していましたの 
 
疲れていますからすぐに眠りにつきました。 
 
で 
 
約1時間後 
 
突然目が覚めました 
 
理由は同じ民宿に泊まってる若い人達が 
 
大声で騒いで盛上がってるからです。 
 
あまりにもウルサイので注意しにいこうかと思いましたが 
 
良く考えれば年寄りと若者 
 
元々生活リズムが違う訳ですから 
 
であれば 
 
ここは一つ相手の事も理解して 
 
せっかくの楽しい旅行に水を差さないように 
 
って思い直してガマンしました。 
 
その後しばらく騒いでましたの眠れませんでしたが 
 
12時前には静かになりましたので 
 
まぁ私の普段の就寝時間ですから 
 
一安心です。 
 
翌朝になればまたフェリーに乗って本島に戻る訳ですから 
 
アパートの騒音問題に比べれば大した話ではありません。 
 
でその後爆睡して 
 
翌朝起きると 
 
兄弟達が騒いでいます。 
 
年寄りですから早く寝ますが 
 
目が覚めるのも早いので 
 
港に散歩に行ったそうです。 
 
その港に 
 
帰る時に乗るはずの船が止まってないのです。 
 
船が無ければ帰れませんからね 
 
大変困る事になります。 
 
兄夫婦も姉夫婦も仕事やらなんやら 
 
色んな予定が入っています。 
 
特に姉は8番目の孫の出産予定日になってますから 
 
大事です。 
 
でしばらくすると 
 
島の防災放送がありました。 
 
船は強風のために島に戻れず 
 
その日は欠航になったとの事です。 
 
がっかりです。 
 
予定が狂うだけでは無く 
 
もう見るところはありませんし 
 
1日時間をどうやって潰すか 
 
これも大問題です。 
 
が 
 
この心ならずも延びた予定 
 
これによって 
 
私は色んな事を学ぶ事になります。 
 
まず 
 
この余分な一日は 
 
それによって自分の内面が大きく変わります。 
 
具体的には 
 
それまでただ大慌てで車を走らせ 
 
海だの展望台だのと廻ってましたが 
 
見るところがないとなると 
 
それまで全く感心が無かった人に対する興味が湧いてきます。 
 
それまで民宿の主人以外とは話さなかったのに 
 
道で犬の散歩をしてる人に話しかけたり 
 
祭りの準備をしてる人に話しかけたり 
 
牛小屋で働いてる人に話しかけたり 
 
そんな風に自分の興味が観光から人間に移ります。 
 
で 
 
初めて気づきましたが 
 
どんなに綺麗な海でも 
 
すぐに見飽きますが 
 
人間は全く飽きる事はありません。 
 
これに思いが至ったら 
 
毎日色んな人に接する私達の仕事 
 
本当に恵まれてるんだって思うようになりました。 
 
で 
 
最後 
 
また日が暮れて宿に戻ったら 
 
そこには前日私の睡眠を妨害した若者達がいました。 
 
私はもう人を見れば誰でも話しかけるようになってましたから 
 
その子達ともあれこれ話し始めました 
 
すると 
 
驚いた事に 
 
その子達は 
 
私達の町内の子供達でした 
 
村は違いますがその村には私も知合いがたくさんいます。 
 
で 
 
誰を知ってるとかなんとかって話しになるのですが 
 
その子達は 
 
私が良く知ってる青年の身内でした。 
 
こうなれば 
 
もう距離は一気に縮まります 
 
しばらく話しをしましたが 
 
その子は夜釣りに行くと言って 
 
暗い海に出かけて行きました。 
 
人間は不思議な物で 
 
前日の夜は大騒ぎしてるのに腹を立てた相手ですが 
 
知合いの身内となれば 
 
今度は逆にいない事が淋しくなります。 
 
で 
 
私は床について 
 
釣りから戻って来て 
 
また賑やかになる事を期待していましたが 
 
そのまままた爆睡して 
 
翌朝目が覚めると 
 
宿のご主人が心配そうに 
 
“昨日の青年は夜釣りに行って戻ってこない” 
 
って言いました。 
 
こうなると大騒ぎですよね。 
 
でもしばらくして 
 
ご主人の携帯に電話があり 
 
朝まで海で寝てた 
 
って言ったそうで 
 
ほっと胸をなでおろしました。 
 
で 
 
すぐに港に行くと 
 
有難い事に 
 
そこには帰りの船が待ち構えて居て 
 
そのままそれに乗り 
 
私はもう東京に帰る日になってましたので 
 
少し実家に立ち寄って 
 
空港に向かった訳です。 
 
そんな感じで 
 
強風のせいで 
 
一日余分に島に閉じ込められた訳ですが 
 
色んな学びがあった訳ですが 
 
その中でも一番大きな自分に起きた変化は? 
 
このまま永遠に戻れなくてもそれはそれで良いかも・・ 
 
って感情が湧いてきた事です。 
 
今日からまた色んな事が起こりますが 
 
すべて受け入れてあたふたしない 
 
そう心に決めました。 
 
 
コメント
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