駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

プロ野球と不動産業界

2017年03月15日 | 不動産業界

不動産の仕事が他の業界と違うのは 
 
営業成績が収入に直結する事ですね。 
 
歩合給と言うシステム 
 
私はこれが好きです。 
 
他の業界でボーナスと言うのがありますが 
 
これはいまいち私には合いません。 
 
ですから私は若い頃からこの世界で生きている訳です。 
 
ボーナスであれば 
 
個人の営業成績が良くても 
 
会社全体の業績が悪くなれば最悪ゼロ 
 
なんて事になります。 
 
会社全体の業績は経営者の責任ですからね 
 
それを結果を出した個人に押しつけるのはどうかと思いますね。 
 
不動産屋で 
 
社長が愛人に貢ぎまくって会社の業績が悪いのに 
 
ボーナスは出ませんなんて事になればやってられませんよね。 
 
歩合給は会社の業績とは関係なく個人の頑張りにリンクしてる訳ですから 
 
その意味ではモヤモヤがありません。 
 
またボーナス査定はおそらく上司の主観が入りますから 
 
嫌われれば少なくなる 
 
こんな可能性もある訳です。 
 
ですから 
 
自分の頑張りが給料にストレートに繁栄されるシステム 
 
私は大変優れてると思いますが 
 
が 
 
しかしこの世界にいていつも思いますが 
 
このシステムは成績が上がらない人には厳しいですね。 
 
何十年も働いてる人より 
 
新人の方がはるかに稼ぐ 
 
なんて事が普通に起ります。 
 
これでは自分の無能を晒されてるようで辛いですよね。 
 
まぁしかしこれが歩合給の世界です。 
 
この厳しさに耐えられない人はそもそもこの世界に来るべきではありません。 
 
不動産の世界は 
 
プロ野球の世界と同じです。 
 
能力があれば若くても稼げるし 
 
能力がなければ戦力外って訳です。 
 
しかしプロ野球の世界は 
 
実際には能力だけではないんですよね。 
 
よく引退する選手が口にするのが 
 
頑張る意欲が湧いてこない 
 
って話しです。 
 
私自身も高校の部活で練習の辛さを体験していますが 
 
しかしプロの人達の厳しさはそんな物とは比較にならないんですよね。 
 
ですから 
 
苦しい練習に耐えるには 
 
気力が無くなればとうてい無理って訳です。 
 
営業の世界も同じです。 
 
売り上げが伸びない時には 
 
大変頑張らなければいけない訳ですが 
 
実際には加齢とともに気力は萎えてきます。 
 
特に今の時代はパソコンがありますから 
 
仕事よりもヤフーのスポーツ情報ばかり見て一日終わる 
 
なんて事にもなります。 
 
昔であれば 
 
そんな弱気になった社員には 
 
鬼のような上司が怒鳴り散らかし 
 
遅くまで仕事を強いて 
 
そしてその弱気の虫を退治させた訳ですが 
 
今の時代でそれをやれば 
 
ブラック企業扱いで 
 
労働基準監督局から指導が入ります。 
 
ですから 
 
成績が上がらなくても気持ちが萎えて 
 
自分で壁を破れない人でも救う術はありません 
 
で 
 
結果は戦力外通告って事になります。 
 
自分で自分を奮い立たせられる間はこの世界で食べる事ができますが 
 
これが出来なくなれば 
 
一応この世界では終わりです。 
 
昨年求人募集して思いましたが 
 
応募してくる人の中には 
 
中高年の不動産経験者が多いですね 
 
でも 
 
一度戦力外通告を受ければ 
 
復帰は難しいですね、 
 
体力気力を失えば 
 
もう第一線で働くのは無理 
 
厳しい世界です。 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする