最近、DTが始動時に豪快に白煙を吐くようになり、オイル吐出が多いのかな?と思っているところです。まあ、マフラが排オイルで詰まってきたんだと思いますが。
よく考えたら、DTを買ってからオイルポンプの吐出量をチェックしたことがありませんでしたので、チェックしてみたいと思います。
んんん~、硬い!このネジだけ、硬くて外れません。
556、ゴムハンマで、なんとか緩んでくれました。
オイルポンプの作動部が、露わになりました。
サービスマニュアルによると、一番上のワッシャみたいな部品と本体との隙間が0.20~0.25mm間であると良いと書いてあります。
なんだか、よく分かりませんね(笑)。
← の部分の隙間を測るようです。
残念ながらシックネスゲージが無いので正確なクリアランスは分かりませんでしたが、盛大にずれたりはしていない感じですが、0.3~0.4くらいはありそうな気も。ただ、分解してワッシャを調整するようなので、簡単に調整はできませんから、今すぐどうこうというわけにはいきませんが。
ところで、どういう風にオイルポンプが動作するのか知りたかったので、少しチェック。こちら、アクセルOFF時。
こちら、ハーフスロットル時で、このあたりからオイルポンプの吐出量が一気に増えるよう動作するようです。
こちらがフルスロットル時です。
上の写真がアクセルOFF時、下の写真が、ちょうどオイルポンプが一気に吐出量が増える位置のアクセルです。大体1/3開といったところで、おそらくこの位置までで走る分には、そんなにオイル過多で走ることはないのではないか、といったところです。なお、DTは同時期のヤマハ製2サイクル車のようにYPVS(電子制御排気デバイス)連動ではなく、単にスロットル動作のみでオイルポンプを動かしているようで、YPVS(電子制御排気デバイス)動作時は、このオイルポンプは微動だにしません。
DTは下からトルクがあるので、ほとんどフルスロットルで走ることはありません。というか、町中をフルスロットルなんかで走ったら、どこに吹っ飛んでいくか分からないくらいの加速をするので(笑)、そもそもオイル過多になることは無いはずなんですが、マフラの出口はしっかり燃えかすのオイルで湿っています。相当マージン取って吐出しているようです。前に乗ってた125cc版は、カラッカラだったんだけどなァ。