フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

クロノメーター・スモールセコンド・クラスターベルト取り付け

2019-02-20 22:52:01 | 腕時計

SWISS MADE の腕時計クロノメーター・クラスターに革ベルトをつけました

 前回、文字盤をクリーニングしたクロノメーター・クラスター、ベルト無しではかわいそうなので型押しですが牛革ベルトを取り付けました。

 薄いバネ棒外しです。バネ棒が新しければ、この薄いものが扱いやすいです。

 ラグのバネ棒はめ込み穴の位置が、枠の中心からズレていて切れてしまいそうです。

 時計のケースは銀ですが文字盤と針は金色ですので、尾錠の金色とはマッチしています。

 型押しですが、焦げ茶の色がなかなか良いベルトで、クラシックな時計とはマッチしていると思います。前回クリーニングした時計にベルトを取り付けたので、そのご報告です。

  真ん中がトカゲ(エルジン)、右がクロコ(ベンラス)です。ラグ幅は3本とも16㎜で、古い時計はみなこの大きさです。
 構造がスモールセコンドなのは、その当時3本の針を中心にまとめることが技術的に難しかったためです。秒針の細い軸を中心に持ってくるためには分針の軸を細いパイプにする必要があります。その加工が難しかったのでしょう。特に小さな腕時計では。

 スモールセコンドの手巻きクラシック腕時計、いい味出してますねぇ~と自我自賛w・・・3本とも可動、現役です。

 

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古いスモールセコンドとセイコー腕時計文字盤クリーニング

2019-02-19 10:00:00 | 腕時計

SWISS MADE のスモールセコンドとセイコーの文字盤クリーニング

 前回ご紹介した、古い手巻きのスモールセコンドとセイコーのスモールセコンド、文字盤が汚れていたので、クリーニングしました。

 

 まずクロノメーター・スモールセコンド・クラスター(CLUSTER)、ベゼルをプラ風防ごと外します。大きなシミなどはないのでカメラのレンズクリーニング液で、全体に汚れを拭き取ります。
 メーカー名など文字が書かれている箇所は、触りません。特に古い時計では、消えてしまうことがあるので。

 次に仕上用のコンパウンドを薄く綿棒の一方につけて、針を含めて全体を磨きます。茶色いヤニのような汚れが綿棒に付着して落ちてきます。ある程度汚れを拭き取ったら、反対側の乾いた綿棒でコンパウンドのかすを拭き取ると更に汚れが落ちて、艶がでてきます。

 風防をかぶせて、だいぶきれいになりました。これでもw・・・

 針は金メッキが少し落ちてしまって、地金の赤銅色が出て来ています。手で触れることはないので、改めて金色に塗装してもいいかもしれません。

 

 次にセイコーのスモールセコンドです。

 こちらもクリーニング液で、汚れの酷いリュウズの箇所を拭きとります。メッキ面が薄く腐蝕していて、黒ずんでいます。少しは落ちたのですが、腐蝕した面を磨かないと黒ずみは落ちませんね。コンパウンドで磨いて、少しはキレイになりました。こちらも金属光沢に塗料で色を出して、特に汚れの目立つ箇所は塗装した方がいいですね。針は比較的キレイなので、そのままにしておきます。

一応、こんな感じに仕上がりました。まあまあ・・・ですねw・・・

クロコダイル?風の牛革ベルトを着けました。

 

クロコの型押し?・・・古いものなので本物のクロコみたいに見えますね。

追伸:風ではなくて、表は古いクロコダイルのベルトでした。型押しだと思い込んでいたので「どう見ても本物だよな~上手く作ってあるな~」と思ってました。

 

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クロノメーター・スモールセコンド・クラスター

2019-02-17 10:00:00 | 腕時計

クロノメーター・スモールセコンド・クラスター(CLUSTER)

 SWISS MADE? のスモールセコンド、クロノメーターです。

 

 ケースのメッキも剥がれていましたが、シルバーメタルの塗料で補修しました。文字盤は黄色く変色して、針のメッキも劣化して曇っています。1950年代の時計だと思います。
 風防はあまり傷もなくキレイなので、文字盤はカメラのレンズクリーナー液で、針は極細目のコンパウンドで磨けばそれなりになると思います。

 クロノメーター(精度の基準が最も厳しい)で歯車の受板が分離タイプです。精度を確保するためクロノメーターは、ほとんどこのタイプです。ケースの裏は腐蝕していますが、ムーブメントはまあまあの状態でテンプは振れています。でも、ゼンマイは巻ききっていて動きは渋いです。洗浄して様子を見ます。
 順調に動き出しましたが、1日に10分程進んでしまいます。緩急針を調整してスロー側に回しましたが、もともとけっこうスロー側にセットされていてテンプの受板の端までいっぱいに回しました。
 緩急針を回し過ぎるとテンプが止まってしまうことがありますが、大丈夫そうです。時間は、ほぼ正確に刻んでいます。

 

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エルジン(ELGIN)スモールセコンド他

2019-02-15 00:51:08 | 腕時計

エルジン(ELGIN)スモールセコンド他、腕時計いろいろ

最近手に入れたエルジンのスモールセコンド他、このところ気に入ってしている時計です。

 左から、茶色トカゲ革のスモールセコンドがエルジンです。その右はノーネームですが、ムーブメントはベンラスのスモールセコンド、その右はセイコーの古いスモールセコンド、その右はスイスMadeのスクエアー、すべて手巻きで調整して稼働しています。
 私は、スモールセコンドとスクエアーの時計が好きです。最近は、これらを取っかえ引っかえしています。手巻きなので何本もあると、巻くのが大変ですw・・・

 エルジンとノーネームは、古いものですが多分1950年代?プラ風防にも大きな傷はなく、フレームや文字盤もキレイです。SEIKOは、特にリュウズの位置に文字盤の劣化があります。どうしてもリュウズの穴から水気が入り込んできて文字盤が汚れてしまいます。SEIKOの丸型スモールセコンドは、比較的珍しいのではないかと思います。1960年代のものか・・・SEIKOの文字が小さいです。

 こちらはオメガのクォーツ、DE VILLEです。リュウズには、グリーンの石を取り付けました。

 こちらもクォーツでカルティエタンクタイプです。JAPAN MOVE とあります。

 ゴールドとシルバーのスクエアーです。2本とも17JEWELSでゴールドの方は、RUBIS INCABLOC 、天真のショックドアブソーバーつきです。

 カシオの古いGショック、Bsby-Gです。メタルのベルトの感じが気に入っています。軽くて丈夫です。何かいろいろできそうなのですが、よくわかりません。とりあえず時間合わせだけはできました。
 ROLEXのDATEJUST、自動巻きなので着けていないときは、毎日振ってゼンマイを巻いています。

玉石混交ですねw・・・

 

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ナイロンベルトのデカフェイス・クォーツ

2019-02-12 10:00:00 | 腕時計

 ナイロンベルトのデカフェイス・クォーツ

 ラバーベルトのオメガ・シーマスター、ニューモデルがでました。オメガといえば、メタルか革のベルトしかなかったと思いますが、さすが世界のオメガ、とても雰囲気があります。
 それに刺激されたわけではないのですが、ラバーベルトや布(ナイロン)ベルトの腕時計が気になって、それでいつもウロついている100均でナイロンベルトのデカフェイスウォッチを見つけて、革やメタルではないということで即購入。さすがに100円ではなくて500円でした。

 ベルトは紺色のセンターにブルーのラインが入った、ナイロンベルトです。さすがに文字盤の塗装やメッキがチープで、玩具の雰囲気ですが・・・

 フレームやベルトのメタル枠が、チープでなにかペラペラした感じです。文字盤のデザインも、やはり高級感レベルがまったく違いますねぇ・・・
 ベルトは一本ではなく時計の下で輪になっていています。
ムーブメントは日本製で水気に気を付ければ、それなりに長持ちするのでは・・・けっこう気に入っていますw・・・

 

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